私の最近の変化 | cafeゆりえみ

cafeゆりえみ

三重県桑名市にある発酵食品を取り入れた手作りピザランチのお店です。

完全予約制なので、小さいお子様連れもOK!貸し切りも出来ます。
ご希望で、料理教室も受け付けています。

三重県桑名市能部632-2 ☎︎090-7313-2323

川越町にある、1日1組完全予約制ピザランチのお店


「cafeゆりえみ 」の 野間百合栄ですウインク


梅雨真っ只中ですねカエル

久しぶりにのんびりとした日曜日の午後です。

ブログでもお話してたかも知れませんが

4月、コロナの影響が大きくなってきた頃

腸閉塞で入院していた実家の父を

我が家に迎え入れる事になりました。


いざ退院してみると

1ヶ月入院していたせいもあり

筋力が落ち、1人で歩く事も精一杯。

狭窄症の手術の影響からか

足の痺れと痛さも訴え、そばにいても辛く

私も暗くなりましたタラー


しかし、反対に父を迎え入れてから

私の顔が変わったとよく言われる様になり

家族が変わった様に感じました。


上手く言えないけれど、

長いトンネルから抜けた…と言う感じがしました。



私は何処かで

父を迎え入れる事が怖かったのです。

それは、嫁いだ次女である私が父の面倒を見る。

兄弟がいながら、あまり仲良くもなく


主人に申し訳ない…と言う気持ちもあり

年老いた父が弱っていくのを見るのも怖かった。



だけど、実際暮らしてみると

食事を作って届けていたより楽で

主人は、畑を庭に作って、

じいちゃんの張り合いを作ってくれ

何よりも

私が心から主人に感謝しています



主人に対して、私は対等でありたいと思っていたし

自分の弱みを出すのが

悔しい…と言う思いがあったのだと思います。


それが、父を迎えてくれた主人に

感謝しかない…とお礼を伝えました照れ



そして、父が涙を流しながら

食事時に、主人と娘に感謝している…と

急にお礼を口走り、皆で涙した時。


父の愛を感じました。

長男が居ながら、娘に頼る事になる

父としてのやりきれない思いも慮りました。


そんな愛情を

兄弟の中で、私だけが感じる事が出来たと思うと

有り難くて、とても幸せを感じました。



毎晩の湿布の交換の2人の時間。


私は実母を早くに亡くし

後妻を思春期真っ只中に迎え、

私よりも義母の機嫌をとっている様に感じた

父が嫌いで、早く家を出たかった。


早く結婚して子供が生まれると

本当に孫を可愛がってくれ

「のんべ(地名)じいちゃん」と慕っていた

その孫達に毎日会えるから嬉しいと言う。


孫達は、大人になって無邪気に話はしないけど

そばにいても違和感なくいてくれる。

じいちゃんがいるからと、特別な事はしなくても。


あ〜、自分に返ってくるんだなぁ…と思いました。

そんな特別じゃない日常が

一番有り難いのだなあ…と思います。



私も父にあったわだかまりみたいなものが

なくなった時

主人に対して

やっと心から感謝出来たのかも知れない。



昨日、6月13日の命日に

亡き母の43回忌をしました。

一年遅れでしたが、

土曜日だったので、10年くらい疎遠になっていた

弟が来てくれました。

コロナもあり、ひっそりと父と子供3人だけの法要。

亡き母と家族5人が43年目にやっと一緒に

なった気がしました。

長い間、私は実家をないがしろにした弟を

責める気持ちばかりでしたが

親の本意を慮ると

来てくれただけでも有難いと思える自分がいました。

許せない…と言う気持ちが

許す…と言うか、感謝に変わりました。

これからの事も、家族で話し合いました。

穏やかな法要になりました照れ



私は最近、主人をはじめ周りの方々に

「強くなった」と言われます(笑)


草だらけの実家の庭。さっぱりさせましたニコニコ