リリー里親さま決まりました | 保護猫&ドッグラン 『 さばいでぃ』

保護猫&ドッグラン 『 さばいでぃ』

犬猫の殺処分0を目指し、人と行き場のない動物たちの新たな出逢いのきっかけを作りたい。



ボランティアのコンです。

およそ2年間のハウスでの生活を経て11歳の『リリー🐱』が譲渡されました。






[保護当時のブログ]
1匹での生活をしていても、若い猫ならば他の仲間たちの真似をしたりして環境を受け入れられることが多いのですが、

9歳くらいまでずっと1匹で暮らしてきたリリーには、100匹以上がひしめき合うハウスは、なかなか順応出来る環境ではありませんでした。

集団から離れたい、1人になりたくてキッチンに入りたいとせがみ、ダメだよと出されると、近づいてきた仲間に猛烈に八つ当たりをしていました。

やっと環境にも慣れ、優しい仲間猫たちのそばで寝る様になったのは、ハウスに来て1年半ほど経ってからだったでしょうか。
本当は一人でゆっくり安心できる場所で眠りたい、でも仕方ないんだ…。
リリーの姿を見てそんな風に感じることが多々ありました。







里親になってくださった江部乙のM様ご夫婦は、初めてハウスに見学にいらしてお会いしたとき、先住猫を13歳で糖尿病でなくされた事、もっと早くに気づいてあげられて居たらと辛い思いを打ち明けてくださいました。

1度目の見学で気になったハウスの猫たちは皆、仲の良い仲間や兄弟がおり、1匹での譲渡を希望されたM様にご紹介させて頂いたのが、リリーです。

Mさまはリリーに会いに2回目の見学の時、おトイレやケージのお掃除を手伝いたいとエプロンを付けて来てくださいました。




リリーも優しいMさまに珍しく自分から近づいてご挨拶します。









そして3度目の見学で正式にリリーの譲渡を希望されました✨

シニアの域に入っているリリーを安心して里親様に託せるように、念のため譲渡前に健康診断をしたところ、酷い貧血がみつかりました。
低体重で2キロほどしかなかったため、入院治療となりましたが、本人はそれほど調子が悪い訳ではないようで元気で食欲もあり、看護師さんに鳴いて甘えるほと入院生活を謳歌しておりました(笑)。
貧血の数値は改善されてきましたが、2週間の入院で体重は100gしか増えず、3週間の入院を経てやっと貧血も体重も何とか退院できるくらいになり、譲渡日を迎える事となりました。

その間、里親様とは毎日のように病院から送られてくるリリーの様子を写真にて報告させて頂き、約1ヶ月に及ぶ入院期間をずっと待って下さいました。





よく晴れた春の日、ハウスを後にしてM様のお家に向かいます。
暖かく迎えて下さったご夫婦はリリーの到着を心待ちにされておりました。


















早速家じゅうを探検すると、専用の食器でお水をペロペロ。
譲渡の説明、逃走防止のこと、災害時の備えについて…大事なお話中も関係なく、好きな時にみんなに甘えてくるリリー。☺️
しっぽが上がって、とってもご機嫌な様子です。


















滞在中に新しいトイレでオシッコもちゃんと出来る安心ぷりにはこちらも驚いてしまいました。

これからも貧血の治療のため通院は必要となりますが、ご機嫌に甘える様子を見ていたら、嬉しくて泣けてきました。





















M様これからも通院のため、お邪魔させて頂きますがお困りの際はいつでもご相談ください。
リリーが来ることをずっと待ってくださってありがとうございます🙇‍♀️


************

医療費のご支援をお願いいたします。

【ご支援お振込み口座】

北海道銀行 滝川支店

普通 0975468

サバイディ コボリマミ


************

保護猫たちのゴハンのご支援をお願いいたします。

Amazon欲しいものリスト】




『さばいでぃ』の活動を知って頂きたくてSNSをやっております🐱🐶


【フェイスブック】



【インスタグラム】