アイリーンが毎朝瞑想する習慣があって、その時に聞こえてくる言葉を
ガイダンスと呼んでいることは以前にも書きました。
何十年にもわたって受け取ったガイダンスは膨大な数にのぼりますが
そのうちの365が1月1日から12月31日まで1ページずつに書かれて
いる本が「心の扉を開く」という題で日本語に翻訳され出版されています。

これは40ヶ国以上の言語に訳されて、世界中の人々に読まれ続けている
現代の聖書とも言われる本です。 
内容は表現は違っても繰り返し同じことが書かれています。
先ずは、自分の中にいる神を信じなさい。その声に従って生きなさい。
全ては愛です。何をするにも愛を以ってしなさい。変化を恐れずどんどん
変っていきなさい。古い殻を脱ぎ捨て新しい時代を生きなさい。
考えたり思っているだけでは何もなりません。実践が大事です。
人生を楽しみなさい。仕事をするならその仕事を好きになりましょう。
与えなさい。惜しみなく与えなさい。そうすればそれは何倍にもなって
戻ってきます。などなど、これはほんの一部に過ぎません。
出来ればどなたにも是非手にとって読んでいただきたいです。

折しも今回メーキャップ部門でアカデミー賞を受賞された辻 一弘さんが
こんなことをおっしゃっています。

「夢があるなら誰にも相談するな。親にも先生にも友達にも」

アイリーンの言う、自分の心の声に従って生きなさい、というのと相通ずる
ものがあります。
私もある時からずっとそうして生きて来ました。自分の心の声は神の声です。
それが「直観」という形で来ます。人生での大きな出来事ーー店を始める、
土地を買う、家を建てる、引越し、老年になってからの再婚など全て
考えるスキもなく、誰にも相談せず、その場で即決でしたが、全て正解でした。

(つづく)