エルム・スタッフのアヤネです★
2021年昼下がりの音楽会SPRINGの最終回が
7月5日(月)エルムで開催されました(*^。^*)
ラスト・ステージを締めくくったのは……
松坂屋シャンソン教室から池田昌弘さん★
シュヴァリエ教室から西藤陽子さん★
教室の垣根を越えて、
初の男女ペアで、
どんな関係と興味津々な皆様の視線は軽やかにスルーして(笑)
超真面目な二人による、超真面目なステージは、
バンドさんも大絶賛(≧▽≦)
(ピアノ加藤修滋さん、シンセ片桐一篤さん、カフォン大岩よしおさん)
お二人に共通することは、
声を張ろうと無理をしないところ
自然と口からこぼれる音をそのままメロディーに乗せる感じ(*^。^*)
あと、歌っている時の柔らかい表情も一緒
衣装は「黒」で統一しているとこも一緒
シンプルに思いを届ける、その飾らない感じの美しさがありつつ、
でも楽しませようとする気持ちはいっぱいで、
ステージにかける意気込みをひしひしと感じる熱いライブに
足元が悪い中たくさんのお客様がお出かけ下さいました♪♪♪
ご挨拶ソングは「パリ祭」
静かに始まる二人のパリ祭…ソーシャルディスタンスを保ちつつ、
交わす眼差しで暖かい雰囲気を作りだします
“私、おしゃべりは苦手で…”と遠慮する西藤さんに代わって、
てきぱきと司会進行を務める池田さん★
なかなか良いコンビ(^o^)/
それぞれのレポ、スタートです♪♪
西藤陽子さん★
新調したソファーに腰かける姿がなんと絵になること
このまま印刷して額縁に入れておこうかな
最初は20年前に出会ったシャンソン「夜の通行人に捧ぐ」から。
バンドが奏でるリズムに身を任せ、物悲しさを漂させて歌う西藤さん。
それでもひとつまっすぐなものを感じるのは、ぶれない視線の効果
でしょうか。。。。この歌を大切に歌い続けたいという気持ちが伝わってきました◎
アズナヴールの名曲「帰り来ぬ青春」は、ビブラートをかけている
わけでもないのに、すっごく深みのある声で歌い上げます!
なんて魅力的な低音「愚かな20才の日々…」の一節には
鳥肌が立ちました(@_@) こりゃ、CD化希望ですッ
お喋りが苦手といいつつも、七夕のお話をはさんで客席を和ませる
西藤さんの笑顔が可愛い(/ω\) 願い事は「健康」と「平和」。
「ヒロシマ」では、おしとやかな西藤さんの力強さのこもった歌声に驚きつつも引き込まれました
まさに、『3分間の祈り』を見た!という気持ちです☆彡
大切なスカーフを巻いて登場し歌うは「スカーフ」。
声の響きや強弱のテクニックではなく、息つぎや間の取り方で
こんなにも世界を表現できるなんて、、、、すごいなぁ。すごいなぁ。
後半の「あなたなしで」は、ちょっとかすれ気味な声が
歌に良く合っていました★ジャクリーヌ・ダノの映像とかを見たのかな?強弱とか、歌いだしとか、アヤネ的に共通するものを感じる瞬間が
幾度もありました
そしてラストは雰囲気をガラっと変えてきます(≧▽≦)
パトリック・ブリュエルの「悦楽のカフェにて」
それまでは、母音を強調したり音を伸ばしたりということを全然しない歌い方でしたが、
今度は語尾を強めて歌い、でもそれを大げさじゃなくて
自然な感じでしちゃうからエキゾチックさが倍・倍増
前奏の横顔シルエットがこれまた美しくて、見とれちゃうワ( *´艸`)
一見イメージと違うって思う歌をラストにチョイスするのがにくい~
加藤修滋さんのコーラス、片桐さんの勢いあるシンセが加わり、
最後はめっちゃかっこよくフィニッシュ
いや、多才すぎるっしょ
いつも控えめにしている西藤さんですが、
実はめっちゃ引き出し多いって実感するステージでした(●´ω`●)
池田昌弘さん★
歌に対してめっちゃめちゃ真面目に向き合う池田さんの
プログラムから進行からマイク運びから小道具から、
全てにおいて計算しつくされたステージ♪♪♪
選曲も、意外なレパートリーを持ってきて盛り上げ隊長もされました!
まずは仲代圭吾詞でムスタキの「Il est trop tard」=「遠い日々」。
昔を思う眼差しと詞を嚙みしめながら歌う姿が印象的
でも歌い終わりの手のしぐさがなんだか可愛くてツボったアヤネ
そこからガラッと顔つきが変わり、「枯葉」の朗読へと入ります。
そして、歌への移行という瞬間の、歌・バンドの一体感が
でらかっこよしなんですけどッ
こんな難しいことをやれちゃう池田さんに拍手(^o^)/
それにしても、シンセの口笛みたいな音がいいなぁ~♪
1曲の間に見どころがいくつもある、てんこ盛りステージでした
そして、“雨”をテーマにした2曲が登場
タイトルをとても丁寧に言うから素敵だなって思った「小雨降る径」。
タンゴのリズムに乗って、ダンディームッシュが魅せます
続いては「ワン・レイニー・ナイト・イン東京」♪
最初の歌い出しで、この日この歌が聴けるとは思っていなかった
お客様達のざわめきが……池田さんはしてやったり顔です
懐かしの歌謡曲独特の哀愁を感じるひとときでした◎
なんか、最近は急な雨とかどんより雲のジメジメで、
テンションもダダさがりだったけど、
池田さんの雨特集でこの雨さえも演出なのでは!?と思わせてくれるような雰囲気の中、とてもほっこりした気分になりました(*^_^*)
後半は菅原洋一さんのCDのお話をされ、「恋の町札幌」を歌唱
池田さんがね、タイトルをなかなか言わないんですよ
ーで、裏話をたくさんする中でもう聞いている側は「何の曲だろう?」って興味津々になるわけでして
ワクワクさせてかーらーの、タイトルコールという運びが上手いなぁ★
ラストは、急死した親友との思い出を語り、彼のお店を思いながら
「小さなシャンソンの店の片隅で」を歌唱。
ひとつひとつの場面を噛みしめながら語り歌い、池田さんの見ている景色をお客様も共有しているかのよう…そんな静かな時が流れます。
多くは語らず、でも溢れる気持ちを歌に込めて届けるこの歌を
最後に持ってきた池田さんの、熱い気持ちを感じました!
池田さんが歌い終わり、「勝手にアンコールを歌います」と言った瞬間にもう横に出てきている西藤さんの図が笑える(≧▽≦)
はやッッッ
そして、段取りを忘れてぜんぶすっ飛ばす西藤さんを
池田さんが慌てて止める→笑ってごまかすうっかりさん
そんな微笑ましい光景にクスクスと客席からは笑みがこぼれます★
温かいムードのままに「バラ色の人生」を歌い、
なんてほっこりとしたエンディング( *´艸`) このお二人じゃないと
成立しないとても愛に満ちたひとときでした
バンドの皆さんも、ビッグプレーヤートリオの紹介にちょっと照れつつ
マスクの下で笑顔になってみえるのがよく分かりました(^o^)/
ここだけの話、終演後にバンドさん達がお二人を絶賛されていて
特にリズム感の良さがピカ一だと
あの大岩さんと、あの片桐さんに、
“いやはや、すごいですねぇ~”って言ってもらえて、
もうアヤネも自分の事のように嬉しくって嬉しくって(●´ω`●)
なんてステキな昼下がりの音楽会締めくくり♪♪
2021昼下がりの音楽会SPRINGに出演して頂いたバンドの皆様、AFJCシャンソン教室生徒の皆様、
そしてご来場いただきましたお客様、
ありがとうございましたッッッ
池田さんもトークの合間にお話されていましたが、
豪華バンド・トリオの伴奏で歌えるのは<昼下がりの音楽会>だけ
秋の開催ももう決定しています
ぜひ、この贅沢ステージに挑戦してみたいという方は、
アヤネまでご連絡下さいませ
秋ステージもこうご期待です★★★