エルム・スタッフのアヤネです♪
シルバーウィークの四連休、
各地で色々な催しが感染対策をした上で開催された模様ですが、
名古屋のシャンソン殿堂「カフェ・コンセール・エルム」でも
“文化庁・文化芸術活動継続支援事業申請”ライブとして、
シャンソン歌手山下花那さんのトライアル公演が開催
せっかくの休日だもん、
お買い物も楽しけど、公園でまった~りも楽しいけど、
ゆっくりシャンソンの世界を堪能ってイイですよね
文化庁・文化芸術活動継続支援事業申請……
って、漢字で書くとなんかすごい仰々しい感じがしますが、
つまりは、シャンソンの素晴らしさを日本語で伝えて
文化理解を深めたい!取り組むことが大事!って気持ちで
何でもやろうとする山下さんの前向きな姿勢により実現◎
客席にはMAX定員の50%をきっちり守った大勢のお客様!
シャンソンとは何ぞやエルムって初めて来た
っていうお客様も多く、
そういう人たちにこそシャンソンの魅力を伝えたいと意気揚々に、
山下さんはしょっぱなからゴールドの服でお出迎え
でもドレスじゃなくてエプロンってとこが萌えポイント
今回は山下さんが尊敬してやまない2人の歌手=
エディット・ピアフ&シャルル・アズナヴールの作品で構成★
シャンソン好きな方には説明不要の大御所ですが、
今回のお客様には特製写真入りチラシを使って
経歴や生い立ちを話すことで曲への理解を深め、世界へ誘いながら
1曲、1曲を心を込めてお届けしました!
1曲目は、「私の回転木馬」を歌いながら登場し、
「こんなに愛している~」の歌詞の後ろに確実に「」つけて
歌ってた!!!!!(笑)
こんな歌い方されたら誰だって魅了されちゃいますよね
山下さんの普段の喋り声はカワイイ感じなのですが、
歌いだすとガラっと変わる。。。
「群衆」の歌いだしではそれが一層感じられ、さらに
「アコーディオン弾き」でもまた違う歌声となり、
アヤネ的には“場末のホールへ出かけていく”の歌い方が
超リアルで歌の世界を強く感じました!
「ミロール」はパープルの羽を羽織った瞬間に主人公へ変身
ラスト盛り上げ方はピカイチでございます
そしてエルムとも親交のあるシャルル・デュモンが作った名作
「モンデュー」は歌う様に語り、ラストは叫ぶのではなく
“すべてをかけて”の7文字にありったけの気持ちを込めて歌う…
歌は祈りなのだと感じる名唱でした
ドレス早着替えの後は「メケメケ」で再登場
おどけて弾けて滑稽で、、、、でも下品じゃなくて
山下さんならではの歌唱に拍手喝采
普段サバサバ系だけど違うタイプの女心歌いますと前置きしてからの
「私は一人片隅で」、
こうした別れもあるけれど前を見て!愛する人と出会えます様に
「SHE~愛する人へ~」、
シャルル・アズナヴールの作品の魅力を存分に伝える歌に、
客席はうっとり
エルム主催のアズナヴール追悼公演(千種文化小劇場)で歌った
帰り来ぬ青春の英語ver.「Yesterday When I was young」を
聴いていたら、アズナヴールの歌うYesterday....の映像が蘇って
来ました!あらためてアズナヴールって世界的な大歌手だったんだと心にジーンと来ました!
そしてラストは、初めて聴いた時にもう大好きになったという作品
「不滅のアーティスト」!
日本訳詩家協会主催の歌唱コンクールでも歌った思い出の歌
バシっと、ビシっとキメてステージ終了……
でも鳴りやまない拍手
アンコールにお応えして、
もちろん用意してあったとっておきの歌!!!!
コロナ禍の中で自宅時間が多くなった時に、
シャンソンの楽譜集を次から次へとピアノで弾いてみて、
特に素晴らしいって思った作品とのこと。
なんだろ?なんだろ?
ワクワク♪
「哀しみのバタクラン~祈り・願い・叫びのレクイエム~」
まさかのシャンソンじゃなかったパターン
ピアニスト加藤修滋さんがパリ同時多発テロの犠牲者追悼のため
病床で書き上げた魂の作品。
これをもってくるとは………
「平和」「絆」のテーマを取り上げる山下さんならではのアンコール曲
は、作者加藤修滋さんの思いに寄り添うように、
一つ一つの言葉をつないで平和へのメッセージを届け、
会場からは割れんばかりの拍手が起こりました
全員マスク着用で、
感動の気持ちはすべて拍手に込める一方、
お手製の「ブラボー!」カード持参で
ダイレクトに気持ちを伝えて下さるお客様の姿も!
歌でつながる、歌が癒してくれる、歌がパワーをくれる、
「音楽の力」は偉大です
もちろん世界は今後ネット社会化が進み、
非接触型のものがどんどん開発されていくと思いますが、
「生の音楽」は「生の音楽」でしか味わえないものがあります!
デジタルも生も、両方楽しみたいですね
それでは最後に山下花那さんの素敵なドレス写真を
ウエストラインのセクシーさに目が釘付け
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました