バンジージャンプ(前に読んだ人はスルーしてね) | ꕤCIPRIAꕤ日和

ꕤCIPRIAꕤ日和

il mare
柔らかな陽ざしを受けて、きらめく海、
その海に抱かれるようにして海辺に建つ家、
家の傍らにひっそりと停む、
クラシカルな郵便受け...

diaryのつもりで書いています。

皆さん アンニョン♪


ノ サラゲハート


全国的に雪の予報ですね雪


関東も大雪みたいで、皆さん足元気をつけて下さいね。


こちらは降っていないようですが、今日は冷え込むようです。


でも、私 上下共3枚着ているので大丈夫。


節約癖は子供の頃からで、零下の北海道で もろこんなストーブで勉強してたんだよお。



C'est la vie.


南半球は今は夏、ってことでニュジーランドへ行った時のお話しです。


以前勤めていた会社でニュージーランドへ社員旅行に行きました。

お店を閉めるわけにもいかず5班ぐらいに別れて2人でペアになって行ったの。

最初は素直な気の効く後輩とペアだったが、私が大酒飲みって思われてたらしく、
同じく酒飲みの超わがままな後輩とペアになった(この時点でまずかった)

その後輩、酒癖が悪い
飲みに行ったら、閉店になってもトイレで吐いている。そして四条通りで
泥酔して、路上で寝る

男性陣はそれを見て口を開けたまま固まっている
とりあえず巨漢な彼女を引きずってタクシーの中に放り込む
そして毎度のヘルパーさ○ぽんをタクシーに乗せて、はい解散

私もタクシーに乗ってダンナちゃんの待つ我が家へ帰る不良主婦
と前置きね。

ニュージーでは1日オプショナルツアーが4種類ぐらいあった。
私はくじらが見たかった。
「私、鯨が見たいわ。ホエールウオッチングにしよー」
「え~鯨ですか?鯨なんて何処でも見れますやん(見れない見れない)」
「ねーさん、バンジーにしましょーよお」
「バンジー??イヤや。怖いもん」
「うちのお父ちゃんバンジー楽しいってゆ~てましたよ」
「一生に一回はバンジーしとかないと」
(世の中でバンジーをしないで生涯を終える人の方が多いと思う
私は鯨を見て死にたい)
「それに、ねーさん早くバンジーしとかなあ?」
(あーあ地雷踏んだね)
「そんなにバンジーしたいん?そんなら私ジェットボートだけにしとく。
バンジーは当日考えるし、一人でもバンジーしーや」
って事でジェットボートコースした。

当日は成田集合。全国の店舗、本社社員が集まる。
私「成田までのチケット金券ショップで買っておいたし」
「ああ」(すいませんでした。とかありがとうとか言えへんのか?)

当日京都駅で待ち合わせ
「ねーさん、早く着いたんや。うち、おっちゃん(彼氏)に送ってもらった」
(そりゃよかったね。私は独りできましたよ)
新幹線の中、ずーっと彼女はおっちゃんと電話してた・・・

成田到着。
「ねーさん、ここで写真撮って」
(はい、はい)
飛行機へ搭乗「ねーさん、うち窓側がいい」
(はい、はい)
で、離陸直前まで携帯で「おっちゃん、好きって言って」
「ねえ、言ってってばー、もう電源切らないとアカンし」
「好きって言うてよ」
この時点で私はブチ切れてて、ニュージーなんて行きたくもなくなった。
彼女の隣はかなり狭く感じた。

ニュージーのホテル到着
「わー綺麗やん、ねーさん見てよ」
「うち、窓側のベットで寝る」
(完璧彼女のペース)
バスルームから声がして
「ねえ、ねーさん写真撮って」
行ってみると、バスタブの中でグラビアアイドル気分でポーズっとってる。

買い物へ
彼女はまたしてもPRADAでピンヒールのサンダルを買っていた。
私がエルメスのバックを見ていたら
「ねーさんまた買うんですか?やめときー、又売るだけなんやし」
(PRADAのヒールの方が可哀想)

またホテルで
「あー灰皿がないぃ。ねーさん灰皿持ってきてってコールして」
(私だって英語堪能じゃない、しかも灰皿ってなんていうのか)
一応通じたのか、お兄さんが灰皿持ってきた。
「今の人カッコいい、ねーさんもう一回呼んで、トイレットペーパー」
お兄さんが来た「ねえ、写真一緒に撮って」
「うち化粧長いから1時間早く起きるし」
マジで化粧長い、ファンデーションに行き着くまでどんだけ基礎工事
してるんだ?
「うち矢田亜希子に似てるって言われるねんかあ」
(何度も聞いてます)

会社主催のパーティで彼女は飲みまくった。
そして部屋に戻り「ねーさん○○ちゃん部屋に呼んで」
呼んだのはいいが、彼女飲みすぎ。おっちゃんの話が終わったかと
思ったら服来たまま爆睡
股を広げて寝ているから パンティ丸見え;;おっえーーーー
私は○○ちゃんのお付き合い。

バンジー当日
バンジーのポイントまでかなりの長旅。
バンジー参加者は全員女性。7人ぐらい。
本社の男達はみんなホエールウオッチング
彼女ともう一人の女性以外まだバンジーするか決めてなかった。
バスの運転手兼ガイドさんに
「全員バンジー飛んだらオッチャンも飛んでよね」
ガイドさん「家には小さな子供もいるからまだ死ねない」

死ぬ所へ連れていくんかい??

結局、全員バンジーをする事になった。
もち私も。
1万払って同意書にサインする。なんちゃらわからん英語で
長々と書いた紙。
死んでも保障しませんという事です。
1万で命を賭ける女7人

バンジーポイント橋の上。下見たら何メートルやったかなあ。
(下の画像で見て)
ビビった。
私2番目
後輩後の方で、余裕で他の店の子と盛り上がってる。
私が飛ぶとこなんて全く見てないし。
バンジーのゴムみたいな紐にくくり付けるのは足首にマジックテープで
止める(これでいいの?)
その前に体重も計ったっけ。
空を見て飛びなさいって、下みないで。。。
でも、見てしまうわなあ?
私が飛ばないと後がつかえてるし、もういいや!!
ビビりながらも手を振る私(救助のボートのおっちゃんに)
小心者なのに 子供の頃から度胸がいいんだなあ。

C'est la vie.

「Let's Go Jump」

C'est la vie.
あ れえ~~~

C'est la vie.
気を失いそうになってきた


C'est la vie.
ロープがビヨンビヨン伸びたり縮んだり・・・


C'est la vie.
やっと止まったけど 救命ボートが来ない;;

C'est la vie.
「HELP HELP ME~~~」

おっちゃん笑ってなかなか助けてくれなかった。

生きて生還

後輩も終わって(彼女かなりビビってなかなか飛ばないんだよ 誰が先にバンジーしようっていったんや??」

C'est la vie.
涙目で はいキムチカメラ

下が川だったからまだ飛べたかも?だけど、マカオのは絶対飛びたくないです!

バンジー飛んだら人生観変わるとか言うけど、全くかわりませんでした;;

しかし 私はこの後のジェットボートの方が怖かった事を知らなかった・・・

ワガママ後輩はその後 おっちゃんに子供が出来たんだとさ。
二股か??

でも、これで終わらなかったこの後輩の恐ろしい性格はまたのちほどね・・・

因みに 次の日 私はブチ切れてたので 別行動しました。

方向音痴で英語も得意ではないのに よくもバスに乗ってアチコチ行ったもんだと思うわ。

人間やれば出来るやん。

夕食はホテルのレストランで一人で生牡蠣食べた。うま~~かった。

おしまい


C'est la vie.
©lilla