2023年6月21日(水)
【6月16日】
朝食を終え,陸軍大将(階級は知らない)のおじさんが行きたいところへ連れて行ってくれるという好意に甘える店主。
元協力隊の活動地だった郡保健局の次は,病院へ連れて行ってもらうことにしました。
ここもまた,かつて協力隊が配属されていた場所です。
店主が初めて訪ねた18年前はまだ新しい病棟は建ってなく,先輩隊員が病院の敷地内に建てられた病院宿舎で生活されていました。
当時ເຊກອງ(セコン)で給湯器を持つ家庭はほとんどなく,先輩の部屋も同様でした。普段水でシャワーを浴びていたとのことですが,寒くて我慢できない日は,鍋で湯を沸かしていたと言います。
配属先にお願いして付けてもらえばいいのでは?と提言したことがありましたが,協力隊員だけに給湯器をつけてもらうのは気が引けるということで,がんばっておられました。自分で購入したとしても,自分だけが使うのもやはり気が引けるとのことでした。相当ご苦労なされています。
病院に着くと,見たことのあるマークを付けたSUVが停まっていました。
JICAです。嬉しくなってドライバーに話しかけると,店主が元協力隊だと知ると,ドライバーも快く話に応じてくれました。
医療専門家がここセコン病院でミーティングのために集まっているそうです。
残念ながらお会いすることはできませんでしたが,訪問予定地のປາກເຊ(パクセー)で活動されている方達だとのことで,お目にかかることができるかもしれません。
さて,荷物をまとめて次の予定地ປາກຊ່ອງ(パークソン)に行くことにします。
大将にホテルまで送ってもらい,固く握手をして別れました。また来年会いに来たいです。歩いて国境越えとか国境からヒッチハイクはしたくないけど。
弊店を訪ねてくれた女性のお姉さんの旦那さんが,やはり車を出すから連絡してねと言ってくれたので,甘え切ってホテルからバスターミナルまでお願いしました。
11時に約束したのですが,10時57分に旦那さんからメッセージが届きます。今レセプションで待っているよ。
うわ!
店主より時間にシビアじゃないですか。
ギリギリ11時にチェックアウトし,旦那さんの車に乗り込む店主。
バスターミナルまで2.1km車で4分,徒歩で25分とGoogle Mapsさまは仰いますが,店主の重装備だと2時間近くはかかるでしょう。
旦那さんに訊きました。ເຊກອງにはタクシーが走っているの?答えは,否でした。
ອັດຕະປື(アッタプー)の町同様,旅行客には厳しいです。ປາກເຊ(パクセー)のような観光都市から数日間タクシーを借り切って訪れるか,できる限り荷物を減らして身軽な格好になって気合いで歩くか。または,現地で自転車を購入という手段も考えられますね。どちらにしても,荷物は少ない方がいいと思います。毎回,身をもってそう学ぶのですが。
車だと,あっという間にバスターミナルに着きました。旦那さん,本当にお世話になりました。早く体調が良くなりますように。
ເຊກອງ編の終わりです。
さあ,次の地へ。
【お知らせ】
買い付けのため,しばらくの間休業いたします。
2023年7月7日(金)
19:00〜23:00
営業再開の予定です。
近況については,SNSで発信する予定ですので,こちらをチェックしていただけると幸いです。
皆様のお越しをお待ちしております。
【旅するラオ語会話】
6月のラオ語会話はお休みします。
7月の日程が決まり次第,連絡いたします。
日曜日 15:00〜16:00
弊店にて
お一人さま 2,000円(500円までのドリンクつき)
お申し込みまたはキャンセルは,2日前までにお願いします。