2023年1月27日(金)
【1月18日】
ウドムサイの町を離れて2時間弱。バスはお昼休憩に入ります。
小川が合流する地点で,景観のいいお土産コーナー併設のレストランでした。
なんだかいい感じ。川がもっときれいだったらいうことなしですけど。
村があるということは,生活排水が流れ混むため,仕方のないことなんでしょうね。お金があれば,浄化設備を設けて自然環境を保護したいものです。
小腹の空いてきた店主。まずは,飲むヨーグルトで小手馴し。どれが一番甘くないの?とお店のお姉さんに聞き,うーん,これがいいんじゃない?と勧められたドリンクは,店主好みの甘酸っぱさでした。思わずお代わりしてしまうくらい。
もうちょっと入りそう。お腹の調子も,今朝からは問題なくなっています。
ここは,ເຟີ(フゥー)で勝負に出てみました。お腹が痛くなったら,もう無理矢理にでも停めてもらい,携帯ウォシュレットのお世話になる覚悟です。念の為に,日本から持参したトイレットペーパーも手荷物の中に入れてあります。
唐辛子系の薬味は無しにしておきました。そのおかげもあってか,もうお腹の心配は要らないようです。復活,バンザイ!
お土産コーナーに並ぶペットボトルに入った緑色の液体は,ラオスポンサリー県が誇るເຫລົ້າຂຽວ(ラオキァゥ; 緑のお酒)。アルコール度数70%にもなるこのお酒,昔ルアンナムターで見つけて,買ったことがあります。仲のいい大家の娘婿と二人で500mlを飲んだんですけど,30分で二人とも撃沈。最凶部類のお酒の一つです。店用に一つ購入しました。
さて,お昼休憩が終わり,バスは再び走り始めます。
ここで,このバス旅はクライマックスを迎えます。
バスのお兄ちゃんが,バス代を払うよう言います。よっしゃ。すでに調べてありますからね,300,000キープです。それを渡そうとすると,お兄ちゃん,違う違う,と言います。
え?なんぼなん?
なんと,お兄ちゃんは600,000キープ請求してきます。
なにィ?
もはや翼くんどころではありません。猛り狂った日向くんのお出ましです。
待て待て待て待て待て待て待てィ!
店主は,写真に撮っておいたバスの料金表を見せます。
首がもげるかと思うくらい否定して,お兄ちゃん,それは3年前の料金だと言います。運転手にも何か言っています。こいつら,300,000キープしか払わないと言っている!と伝えたのでしょうか。
オーストラリア人のカップルが不安そうにこちらを見ているので,説明します。
西洋人の交渉力を期待したのですが,お兄ちゃん,悲しそうな顔をしてどうしたらいいのか分からないようです。ラオ語で交渉している店主に任せようと思っているのかもしれません。
店主としての反省点は,バスターミナルの窓口のお姉さんに料金を確認しておかなかったこと。いや,あれだけ堂々と料金表を掲げていたら,普通は疑う余地はないですよね。しかし,ここは東南アジア。謙虚に反省点とします。
ここで店主の取った行動は,ナムターに住む友達に助けを求めることでした。
現在ビエンチャンに向かっている彼女ですが,メッセンジャーでやり取りは可能です。
ラオ人の持つ幅広い人脈に期待して,バス会社に勤める友人がいれば、お兄ちゃんの請求する金額が適正なものかどうか教えてほしい,と連絡しました。
程なくして,彼女から連絡が来ました。
300,000キープは以前の料金で,バスのお兄ちゃんの請求する金額が適正だと。ラオスの貨幣価値が下がっている。
確かに,今の円安が進んだ状況でも,円-キープの為替は,店主がいた18年前と比べてもまだ円の方が高いくらいでです。それだけ,キープの価値が下がっています。
納得した店主,オーストラリア人のカップルにも説明し,お兄ちゃんに謝ります。ごめん,君が正しかった。600,000キープ払うよ。
するとお兄ちゃん,500,000キープでいいよと言います。
なあ,本当にぼったくってないのかい?
Sun 8:00-14:00
Mon Closed
年明けの営業は、2023年1月28日(土)19時~を予定しております。
また、Erica先生のサウジアラビア出張からの帰国に合わせ、『身体のセルフケア』も開催を予定しております。
2023年2月4日(土)、3月11日(土) 16:30~18:30(予定)