2023年1月9日(月)
【1月7日】
ホテルを出て重い荷物を持ってボーダーを目指して歩いていると,2分としないうちにバイクタクシーのおじさんが声をかけてきました。狙い通りです。
いくら?と訊くと,50,000ドンだと答えます。え、昨日のおじさんは20,000ドンで行くぞと言ったのに。
大袈裟に驚いた顔をしてみせ、さらに歩いていくと,すぐに値引きが始まりました。20,000ドンだ。
交渉成立です。
バイク一台にこの荷物と店主が載るの?といつも思うのですが,毎度なんとかしてくれます。苦労して荷物と共に後部座席に乗ると,昨日のおじさんがやってきました。どうやら,大荷物の店主のことを覚えてくれていたようです。
本当はおじさんのバイクに乗りたかったのですが,交渉が成立した以上,乗り換えるわけにはいきません。おじさん,ごめんね。
イミグレーションの施設の門で,怖そうなお兄さんがSaxケースを指差し,なんだそれは?と尋ねます。Saxだよと答えると,今度はパスポートを見せろ,とここまで固い雰囲気を崩しません。恐る恐るイミグレーションの写真を撮ってもいい?と尋ねると,もちろんさとばかりに軽く応じてくれました。実は優しい人だったんですね。
くそ重い荷物を背負って転がして,ちんちくりんな男がイミグレーションに向かいます。それにしても不便です。窓口がいくつかあるのですが,どこへ向かえばいいのか分かりません。ほとんどが,ベトナム語のみの表記なのです。
ほとんど日本語表記しかなかった頃の日本にやってきた外国人観光客は,このような失望感を抱いていたんでしょうね。やはり複数言語での表示は大事です。
あ...!
弊店の看板は,日本語表示されていなかった😅
こっちだ,あっちだとあちこちたらい回しにされた割に,さほど大きな混乱もなく,出国することができました。スタッフ以上に,周りにいた人たちが,おい,あっちだぞ,そのまま行け行け!と優しく導いてくれたからです。
ララァ,私を導いてくれ。
いよいよ,国境を越えます。
遠目に怖そうなおじさんたちがたむろしてましたが(失礼!),写真を撮っておきます。昔,ここの写真を撮ったことがあることからも,許されているはずです。万が一怒られたとしても,これだけ離れていれば,即座に取り押さえられる心配はありません。まずは言葉での警告で済むはずです。
強面のおじさんたちに近づくと,おい,それはなんだ?とSaxケースを指差します。銃に見えなくもないですからね。
おじさんがラオ語を話したので,ホッとした店主。これならそれなりに意思疎通ができます。
Saxだよと答えると,隣の少し若手のおじさんが,おお!Saxだよ,ほら!と,尋ねたおじさんに説明します。
ボーダーの壁面には,ラオスの伝統楽器ケーンのモニュメントが設置されています。撮影していると,先ほどの若いおじさんがサービス精神旺盛に言います。
おい,こっちにもあるぞ!撮っとけよ。
こちらは恐竜の絵のモニュメントが設置されています。
なぜここで恐竜かというと,サワナケーットで恐竜の化石が発見されたからです。福井県のようなものですね。
ついにラオスへやって来ました。そして,言葉が分かるということは,これほどありがたいのとしみじみ思うのでした。
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年明けの営業は、2023年1月28日(土)19時~を予定しております。
また、Erica先生のサウジアラビア出張からの帰国に合わせ、『身体のセルフケア』も開催を予定しております。
2023年2月4日(土)、3月11日(土) 16:30~18:30(予定)