少しばかり遅いアップになりますが、先月下旬にグリーンポート・トラベル社さん
の主催によるスペシャルバスツアー:NRT Photoshooting Tour with Charie
Furushoに参加して来たので、その記事。
15名ほどの参加者でオープントップのバスに乗り、ツアーガイド(飛行機の運行に
結構詳しい女性)さん、バスの運転手(成田空港内の道路や撮影ポイントに詳しい
男性)さんを引き連れて、航空写真家のチャーリィ古庄先生が成田空港"内"の撮影
ポイントを案内してくれるというツアーでした。
7回目になるコラボツアーらしいのですが、今回は成田空港の制限エリア内で桜の花
と飛行機を撮影しようというもの。
昨年は桜の散った後になり、例年暖冬の影響で早まる開花時期を見据えて、今年は
3/22に前倒しで設定したらしいのですが...
ご存知の通り3月に入ってからの冷え込みが厳しく、東京都内でも4月にずれ込む
気候で、内陸部の成田空港周辺は全く桜の花が咲く気配もありませんでした。
それはそれで、切り替えて制限エリア内で与えられた条件のもと最高の撮影を
目指して出発です。
0. 集合
11:45に成田空港第2ターミナルの端にあるバス停留所に集合。
オープントップのバスに乗り込みます。
(グリーンポートトラベル社から借用)
12:00 出発。まず向かうところはヒルトン成田へ。
1. チャーリィのレクチャー&ランチ
12:15 ホテル着。そのままホテル最上階のボールルームにてチャーリィ古庄プロ
の最新の撮影写真を交えながらのレクチャーを30分ほど聴きます。
12:45- ランチ
(お弁当)
これにコーヒーがつきます。
(昼食風景)
2. ヒルトンの最上階からの撮影
食後しばらくは歓談と撮影の時間がとられます。
(ヒルトンから見える成田空港)
A滑走路:34Lの先にホテルがあります。
(600mm相当)
R3 + EF100-400mm F4.5-5.6LISII, F6.3, 1/1250, ISO640 (クロップ)
午後順光で、北風であればホテルの方向に向かって上昇してきます。
(A-380離陸上昇)
R3 + EF100-400mm F4.5-5.6LISII, F5.0, 1/1250, ISO640 (クロップ)
PLフィルターをつけるとガラス越しでもそこそこ色が出ます。
14:00過ぎまでホテルからの撮影をこなして、A380の離陸を見届けたところで
バスへの移動。いよいよバスツアーの開始です。
3. 成田空港へ移動(14:20-)
(バス車内風景)
ツアー乗客の定員は22名だそうで、各個人は2席を1名で使う配置。
座席の場所はランチ会場で抽選順に自分で選べます。
3. 成田空港制限エリア内での撮影
14:30過ぎに空港に戻り、
ツアーバス内への本人確認のセキュリティチェックなどがあり、ここからいよいよ
制限エリア内へと進入します。
カメラや携帯などを取り落とさないようにストラップをしっかりつけて、撮影に
臨みます。帽子や傘などの飛散しやすいものも取り落とすと飛行機の運行に支障
が出るので厳禁。
のちに気づきましたが、バスのそばに警備の車両が常に追従して見守っていました。
(制限エリアに進入)
R6 + EF24-70mm F2.8LII, F10, 1/1250, ISO400
この距離感です。左端に見えているのがバスのオープントップの手すり。
飛行機の周囲で作業をしている人に声をかければ十分届くような距離感です。
ある程度の広角レンズが必要になります。
ツアー中はポイントではバスを止めて撮影するところもあるのですが、空港内は
基本駐停車禁止のため、走行中扱いとなり、立ち上がることはできず。
原則シートベルトを締めた上での座席からの撮影になります。
(車内の撮影風景)
自分の座席側であれば窓ガラス越しの撮影でも良いでしょうし、この場面のように
反対側だと手を伸ばしてノーファインダーで撮影することになります。
液晶を見ながらというのも慣れた方ならできるのでしょうが、お天気が非常に
良かったこともあり液晶は見えず、私にはノーファインダーの方がマシでした。
ノーファインダー撮影を久しぶりにやりましたが意外に打率は良く、ほぼ狙った
構図通りに撮れたのは幸いでした。
(チャーリィの解説つき)
R6 + EF24-70mm F2.8LII, F5.0, 1/5000, ISO320
空港内の見どころや止まっている飛行機のポイントなり、注目点などについて
チャーリィ・プロがマイクで次々と説明してくれます。
(本日2機目のA380〜ANAのホヌ2番機のJA382A)
R6 + EF24-70mm F2.8LII, F10, 1/640, ISO320
ということで、この項続く。
(本ブログのすべての写真の著作権はカイザーに属します。一切の無断複製・
転載・二次利用を禁止します)