7月20日(3連休終了) 〜ロケハン | カイザーのブログ

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本日海の日でもって、3連休も終わり。

猛暑で特にどこにも行かなかったのですが、
再来週の夏休みに向けた準備のため、本日午前中
はカジュアル・ウェアーを買うために、表参道
方面へ行き、家内は帰宅。

その後、猛暑をついて、私は来週のEOS学園の
撮影実習に備えて、ロケ地のロケハンに行って
きました。

20名もの大規模クラスで、一人のモデルを
撮るという実習。初めて参加する土屋組
(常連さんはこう呼ぶらしい)のクラスで、
勝手が分かりません。

おそらくロケハンする時間はあるのでしょうが、
私は初めての場所で、

①数分でロケーション(背景)を見極めて、
②光を読み、かつ、
③モデルさんともコミュニケーションをとりつつ、
④モデルさんの特徴を捉える

などという、4つのタスクを同時にこなす
処理能力はないので、少なくとも場所の
イメージと使えるレンズの絞り込みぐらいは
しておこうと思ってのことでした。

で、感想は、「難しい場所!!」でした。

雑然とした街中の公園です。
公園奥からの眺め


そのうえ両側はビル
両側はビル

あまりヌケの良い場所は限られている感じ。
奥に人が歩いている方向はヌケが良いですが、
背景は駐車場やビルが見え、組み立てが難しい。

ということで、H氏仕込みの背景処理5段活用
を考えますと、まず考えられそうなのは、
「ボカす」

ただボカすだけでは画になりそうにないので、
前ボケ・後ボケを使うしかないでしょう。
前ボケ後ボケ
ここはバストショットでしょうね。

実際は、柳葉を前ボケに入れて広葉樹の後ボケを
収めるか、
広葉樹(カリン)の前ボケを入れて、柳葉の風の
流れを絞っていれるか、
当日現場で考えます。

「トバす」も使えそうですが、こればっかりは
当日の光の具合次第です。

透過光を入れてボカしと色味を入れつつ、トンネル効果を
考えた構図として
トンネル効果
この場所も考えてみました。
下手側上からレフ板で起こすことになりそうです。
(レフスタンド使っていいのかな?)

ただし、モデルさんの身長やらスタイルなどで
うまく収まるのか位置を実際に見てみないと脳内
シミュレーションでは分かりませんでした。

これまたバストショット?
あるいはローアングルから透過光狙いの方が
判りやすいかもしれませんしね。

逆に晴れてしまうと「ツブす」ための陰影は
得難いような感じ。

いちおう、ツブす+額縁効果を考えて
額縁効果
このエンタシス円柱を中望遠で狙うつもり。
フルショットで引いた画と
望遠ズームでのアップショットを考えています。

さらに歩いてロケハンしていくも、階段も、
段差もない公園なので座らせること自体が難しい
という感じ。

奥に微高地を見つけました。

微高地
ここに立たせて200mmで撮るか、
座らせて85mmで撮るか。

85mmだとこんな感じです。
85mm微高地
街灯が邪魔ですね。
200mmだともっと目立つかも。

上のヨコ位置写真は24mm画角です。
24mmレンズももっていくか?
しかしパース効果が大きいのでポートレートでは
使いこなしにくいレンズですしね。

そもそも2時間の予定で、20人の受講生がいる
のだから、物理的に一人当撮影できる時間は
ごくわずか。自分でロケーションは選ばせて
もらえないのかも。

とすると、持ち込むべきレンズは望遠ズームを
中心とした構成で、利便性重視で行くべきですね。

しかし、大口径単焦点レンズも1本はほしいところ。
5D3: 950g
85mmLII:1,030g
70-200mm LISII:1,490g
ということで、これだけで3,470g。

レフ板やら虫除け・敷物・小物類を持っていくと
5-6kgになりそうで、猛暑の中、屋外ロケでは体力的に
つらくなります。

24LIIを入れると650g加算で、合計4,120g
Sigma50mmだと505gで、合計3,975g

レンズ3本だと6Million Dollarsには収まらない
ので、カバンの重量も増えて、スパイラルに
重くなっていきそう。

悩ましいところですね。

ということで。いろいろ悩みが増えてしまった
ロケハンでした。