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自分がデブだと気が付き、血と汗と涙のダイエット日記

先週の日曜日、Harley仲間のカズちんと奥多摩ツーリングへ出かけた。

 

その前日、カズちんは大学時代の友人等と飲み会であったので、「早めに切り上げてるよ」と私にLINEをしてきた。

12月から3月までは、奥多摩や秩父を含む山岳違いへのツーリングは気を遣う。

夏場のように"朝5時出発"にすると現地到着が7時前になると、路面凍結の恐れがあるからである。

凍結だけは、自分自身では成すべき事が無く万が一の場合は、"ただ祈るのみ"なのだ。

だからこそ、そうならない算段が大切なのである。

 

そう、日が出て暖かくなった頃に現地に着く時間に出発することである。

しかし、それは車の渋滞に巻き込まれるリスクを意味するのだ。

 

この日は、朝7時に集合地点のファミリーマートを出発した。

上石神井から奥多摩だと、通常は新青梅街道を永遠と西進するのである。

詰まり、上石神井〜青梅まではつまらない道と言うことである。

 

奥多摩で最初の休憩所は、大麦代駐車場である。

通常は売店が開く前に行くため、物好きなライダーや旧車のような車がまばらであるが、この日は売店も開店していたし、変な車の旧車でごった返しており、カオス状態であったので、トイレ休憩のみで直ぐに出発した。

じっくり休むのは、"道の駅こすげ"と決めた。

 

奥多摩はライダーの聖地であり、多くは奥多摩周遊道に入り"都民の森"へ出るのだが、物好きはここから再度周遊道路を戻っていくのだ。

周遊銅を数往復してから帰るのであるが、ここにトロイ車が迷い込むとさあ大変!!!

速い車でも二輪の敵では無いのだ・・・

ここの事故喚起看板は"ここで事故を起こすと近くの病院まで2時間!!!”であり、事実この看板を掲げてから事故が減ったという・・・

そのまま下れば、JRの武蔵五日市駅にで(昔は田舎であったのに、最近は立派になった)て、そのまま圏央道のあきる野ICを目指すのが一般的かもしれない。

それか、途中の"上川乗"の信号を右折して、神奈川県の上野原を目指すのも気持ちの良い道である。

又、国道411号線をそのまま突き進むと、柳沢峠を越えて甲州入りであるが、柳沢峠付近は、気温が下がるのでまだ道路氷結の危険度が高いのだ。

今回のコースは、小菅村を過ぎて大月方面を目指す国道139号線を進んだ。

 

道の駅こすげは、温泉施設もあるが、8:40では空いているはずもなく、ただトイレのみと言う寂しい感じであるが、環境は素晴らしい。

とても東京都は思えないのだ。

 

所々に残雪があり、同じ東京でも人でごった返してる場所との違いを感じた。

道の駅こすげを後にして、国道139を南進した。

松姫トンネルを過ぎると甲州であるが、今ではダムが出来ていて走りやすい道であるが、整体の先生と小菅のことを話したら「砂利道で山の中をくねくね行くんだよね〜」との話に「今はトンネルで山を越えますよ」と話すと「・・・」となった。

「ああ、もう20年以上前に走ったきりだ・・・、よし、今度走ってみよう」と意気揚々となっていた。

先生は御年72歳で、昔は趣味で山登りをしていたらしいし、例のギネス世界一登山家が死んでいる谷川岳にも、そのヤバいコースを登ったこともあると言っていた・・・

国道は葛野川にそって走っているのだが、途中数カ所の集落を通るのだが、人が住んでいることに驚かされる・・・

 

国道は"田無瀬バス停"付近でY字に分岐するのだが、それを左の県道505へと進む。

そのままY字を右へ行くと、国道139は桂川を渡って大月駅付近で甲州街道にぶつかる。

甲州街道を右折して大月市街を抜けると中央自動車道の大月ICがあるが、左折すれば、結局は猿橋付近をとおり今回我々が進んだコースと合流するのだ。

 

猿橋という名を聞くのは、渋滞情報で「中央自動車道は猿橋バス停を先頭に20キロ渋滞・・・」であると思うが、実際には驚くべきテクノロジーで出来ている橋である。

この橋の右側を甲州街道が、左側を県道505が走っていて、橋の奥で甲州街道と合流しているが、江戸時代以前は、県道505が甲州街道で、この橋を渡って大月へ至っていたという。

 

甲州街道を進むと何時も給油するGSがある。

アポロステーションとりさわであるが、なんとここに奴がいた!!!

「R2、ティアマト号のチェックお願い」である!!!

 

カズちんもガス欠にならないようにしている。まあ社会人としては当然の義務であるが、この日の朝「カズちん、ガソリンは満タンか?」とインカムで聞くと「満タンだよ」と言いながらその後の付け足して「今、3/4ぐらいある〜」と帰ってくるのだが、おいおい、それは満タンじゃないだろ!!!である。

満タンとは、燃料計が振り切っていることだろ!!!

まあ、重装備のザクだと燃費は12㎞/㍑であるから、大体240㎞は走れる計算であるが、私のジオングは何故か排気量も大きいのに20㎞/㍑走れるから、カズちんのザクより航続距離が長いが、複数人のツーリングのお約束は、一番走れないバイクに合わせることで、カズちんが給油するときに自分も給油することを心掛けるとこである。

同じハーレーでも、なんちゃってHarleyだとガソリンタンクの容量が違うので、その場合は合わせる必要はない。

現行モデルは6gallonであるが、旧ザクだと5gallonもあるので、1gallonの差が出るのだ。

ザクと旧ザクだと45㎞の差が出てしまうのだ・・・

旧ザクとは、Harleyのエンジン形式TWIN CAMの初期モデルで、ザクはカズちんのTWIN CAM後期モデルである。

それ以前のエボリューションは、HONDA様設計であるから問題ないが、ジョベルエンジンはゴミ、パンヘッド、ナックルヘッドは骨董品である以上に、私に言わせればジョークである。

因みに現行モデルはミルオーキ8であり、私のジオングはそれを更に進化させ、排気量1980ccで可変バルブである。

ここで問題なのは、Harleyの技術力で大丈夫???は心配・・・

まあ、ジオングはHarleyではない!!!

BMWと思うような加速である!!!

これかと思ったぐらいだった・・・

 

話をガソリンに戻すと、Harley仲間のH氏がいたのだが、彼らと北海道ツーリングへ行ったことがある。

平成18年の9月に北海道ツーリングへ5人の旅でいったが、その日の宿に行く前に女性が給油したいといったので、私も念のために給油した。

H氏に「給油しないの?」と尋ねると彼は黒革の手帖を出してページをめくり「しなくて大丈夫、燃費計算によると宿屋について明日給油で良いよ」であった。

他のメンバーに訊いたが「ホテルまでもう直ぐだから明日だね」と言う答え・・・

此奴らはその後の地獄を未だ知らなかった・・・

一行は足寄の方から然別湖の温泉ホテルを目指していた。

当時はカーナビは未だ普及しておらず、バイク用ナビなどはなく、バイク用地図が主流であった。

国道273号線を進んでいたのだが、糠平湖(ぬかびら)付近で道を間違えてそのまま国道を60㎞進んでしまい、途中で気が付き作戦会議。

皆どうするどうするであったが、私が「戻れよ」と言うまで先に進むことしか考えていなかったようだ・・・

"道を間違えたらその場所まで戻る"は鉄則でしょう?

ああ、此奴らに任せていたら遭難すると思った。

更に、北海道だから道を間違えたに気が付くまでにすでに60㎞も走っていた・・・

辺りは薄暗くなっていたのだ・・・

まあ、来た道を戻ったのだが、ここで其奴らは「ガソリンがヤバい」ことに気が付いたのだ!!!

田舎のGSは17時で締まってしまう。

そう、人の忠告を聞かなかった奴らの末路はガス欠である。

次々にガス欠で倒れていった・・・

 

幸いH氏はガソリン給油ポンプ(石油ポンプの小さい奴)を持っていたので、我々のから分けてやったのだ。

どうにかこうにか、ホテルに着いたがもうタンクは空である。

結局近くのガソリンスタンドにロードサービスでガソリンを持ってきて貰ったのだが、何とリッター1000円上払ったようだ・・・

どうにかこうにか翌日、近場のGSまでは自走できたが・・・

 

H氏曰く「俺がポンプを持っていたから大丈夫だったんだよ」と言っていたのだが「俺が給油を進めたときに入れていれば、そもそもガス欠しなかったろ!?」に二の句が無かったことは書いておかないと・・・

 

この話をカズちんが好きで直ぐに「やべえ、余裕を持っての給油、Hになっちゃう!!!」と今でも言っている・・・

「Hにならないように、給油しよういぜ」である。

 

先日Hとランチ氏のだが、相変わらず車でも燃料ギリギリらしい・・・

三つ子の魂百までとは良く言ったもので、82歳になってもギリギリガールズなのである・・・

 

さて、燃料をいれ終わったら、20号を東京方面に進むのだが、最近のお気に入りのコーズは、途中から旧甲州街道で談合坂SAのスマートICから中央自動車道に乗ることである。

甲州街道犬目宿を抜けると道が三又になっている。

左は旧旧甲州街道で山の中に行ってしまい、真ん中に導かれるが、ここは敢えての右なのだ。

大きく右に下る道であるし、狭い・・・

暫く走ると、談合坂SAが見えてくるのだ。

 

結局、早めのランチはいつも通り談合坂SAなのだ。

ほうとうラーメンであったが、味は今一、残念!!!

麺をほうとうでなく、ラーメンの麺をほうとう風にしたら旨いと思うが・・・

談合坂を後に、それなりに渋滞していた中央自動車道をすり抜けして、自宅に帰ったのは11:30であった・・・

270㎞のツーリングであった。

 

皆さんのツーリング、ドライブの役に立てれば幸いです。