漸くZEVを止めて"e-power"車に変えたのだから、やはり雪を見に行こうと思うのは当然の帰結だと思うが・・・
そういう訳で、わざわざ雪があるところへ行ってみた。
天皇誕生日の三連休の中日から一泊で奥飛騨方面に向かった。
天気予報では23日(雪)で24日(晴)、25日(雪)であったので、行く前からテンション爆上がりである。
練馬の石神井から平湯温泉まで松本経由で4時間半ぐらいである。
道路の混み具合を考慮に入れると、朝5時に出発して、途中で"のらりくらり作戦"とした。
又、行き方も基本一筆書きが趣味なので、行きは中央道では無く敢えての関越利用とした。
Bikeならば途中奥秩父からの峠越えで佐久平方面に抜けるのであるが、車なので正攻法で練馬ICから埼玉県の花園ICまで高速移動をした。
5時過ぎなのにやはり関越自動車道は、車で溢れていたが渋滞はまだしていなかった。
花園ICから259号線所謂川越街道で松本を目指した。
佐久まで行くと、道の隅等に雪が残っていたが、更に松本方面に進むと徐々に雪が増えてきた。
そして和田峠付近は流石に多くの雪が残っていたが、昨年の夏に美ヶ原高原ツーリング通ったのだが、美ヶ原高原付近では19℃であった気温も、道の駅和田ステーション付近では30℃を超えていたのに、今は-1℃であった・・・
国道20号線で塩尻付近まで行くと流石に地元渋滞で車が動かない状態であったので、途中から松本を目指さずに脇道に逸れ、国道158号線への合流を試みた。
途中でガソリンを給油したのだが、やはり万が一に備えて早めの給油であるが、ああ急速充電より早く、しかも満タンになるって凄いわ!!!
多くに人が勘違いしていると思うのが、仮に満充電で300㎞走る電気自動車があったとして、まあ残り20%まで走り充電を始めると、残り60㎞と表示されていると思うでしょう?
詰まり、充電所まで240㎞走ったと・・・
とんでもない!!!
実際は200㎞走ったかどうかである。
冬は、スタッドレスタイヤを履いているために、カタログ値の6割の走行距離と見た方が良いのと、暖房もガンガンなので先ず表示通りに走れない・・・
急速充電すれば、ガソンリン車の方に満タンになると思ったら大間違い!!!!
一回の急速充電は約20分間であり、初期の急速充電器ならば20分の充電では20%から40%台へ行くのが精々である。
走行可能距離が60㎞から120㎞になるぐらいである(まあ、ならいな〜私の経験上)
私なら、充電に並んでいる人がいなければもう一回充電する・・・
詰まり、満充電したければ、200Vで一晩掛けるしかないと言うことである・・・
中央高速で調布ICから松本ICまで行くとしたら、私なら最低3回は充電していたと思う・・・
さて、無事に宿に着いたのだが、平湯温泉も道路に雪は無かった・・・
しかし、この度で二度びっくり事件が起こったのだが、その一つ目は夕飯時に来た・・・
宿屋を吟味すれば良かったのだが、何度か泊まったことがあったので、平湯の宿にしたのだが、ここの夕食がブッフェであった。
昨年のゴールデンウィーク開けのツーリングで泊まったときは、夕食ブッフェをそこそこ旨かったので今回もであったが、そこに凄いバカ一家がいた・・・
まあ、2匹のガキがうざいうざい。
1匹目は3歳ぐらいでもう1匹は1歳であろう思われるが、まあ人では無く獣であった・・・
教育とは獣のガキを人へしていくことだと思うが、犬でも無駄吠えさせない、人に噛みつかないという教育をしてから連れ出すでしょう?
それが最低限の躾けであり、ガキも"悲鳴を上げない"とチョロチョロさせないは、最低限の躾であるはずだ。
特にブッフェスタイルならば、熱いスープや味噌汁等を持っているのにそこにガキが突っ込んできたら頭から熱湯を被るでしょう?
詰まり、親がバカなのである。
バカに育てられたらバカになるの法則なのである。
赤ん坊が泣くのは仕方がないと思う。
しかし、悲鳴を上げるのは違う。
あの耳から脳天を駆け上がる不快な叫び声だ!!!
まあ、1回2回なら我慢も出来るが、10回以上ならば皆さんどうですか?
この拷問に耐えられますか?
叫び続けるならば親が獣を連れて部屋へ戻れ!!!である。
他の客からの冷たい視線すら物ともせずにというより、理解できずに、ああ騒ぎ続けた・・・
この馬鹿さ加減は子供特有では無く、ジジイ共にも言えることで、これも一昨年の四国へ行ったフェリーで何を勘違いしたかジジイ共10人が公共スペースで酒盛りを始めて大声で騒ぎ出した・・・
これはスタッフが注意すべきである。
私が言ったら殴り合いになったと思うし・・・
まあ、今回も宿側のスタッフが注意すべき事由であった筈だが、放置していた・・・
もう二度と行かないと思うが・・・
しかし、温泉は最高であった!!!
翌日、朝風呂に行くと雪が舞ってきた・・・
チェックアウト時(8:40)に、車へ行くとなんと車が雪に埋まっていた!!!
雪取り棒が大活躍してくれた!!!
これもスタッドレスタイヤと共に買ったのだが、使えて良かった!!!
そうそう、実は24日の5時に車へ行ったら、何とフロントガラスが凍っていてデフロスター全開で氷を溶かすにに時間が掛かったのだが、雪は雪を払えばフロントガラスは凍っていないのであった!!!
雪の中取りあえず下呂温泉を目指した。
その為には国道158号線で峠越えであるが、昨今トンネルが出来たのでそれほど難所ではないが、この日は道路は雪道であった!!!
雪道の峠は登り以上に怖いのが下りであるのは、皆さんもご承知だと思う。
雪道を走ったのは、私が30代のころで、スキーに行っていた時分であった。
その頃はメルセデスのGに乗っていたので、まあ怖い物知らずにガンガン走っていた・・・
今の走らないが、あの頃にGはコンソールにスイッチが3つあり、トラクションを機械式に変換する為だと訊いた。
トラクションが7:3、5:5、3:7に変えるのである。
確か雪道は7:3にした記憶がある。
そう言えば2WDと4WDの切り替えノブがギアシフターの横にあった。
4WDにするとスイッチが点灯してオンオフが出来たんだった。
まあ、結局人間がやっていたのだが、皆さん、もし雪道ガンガンしたいのならエックストレイルを最強であると思う。
エックストレイルの4WDは、各タイヤが1/10000秒で道路状態を計算している"e4orce"機能が付いているし、雪道下りはepowrのスイッチをオンにすれば、アクセルを踏めば加速、放せば減速してくれる。
まあ、時速70㎞で降りても滑ることは無かった!!!
下呂温泉付近まで来ると、それまで容赦なく降っていた雪もいつの間に雨へと変わっていた。
下呂温泉では飛騨牛専門店吉洋で食事をした。
いや〜旨かった・・・
飛騨牛を堪能できた。
帰り道だが下呂温泉からは、以外と不便なのである。
先ずは中津川を目指して南下してから、中央自動車道に乗り一気に高井戸ICである。
中央自動車道は、途中チェーン規制があって、まあほぼ全域規制であった・・・
ここで事件が起こったのだが、何と諏訪ICから小淵沢ICまで"雪のため通行止め"となり、諏訪ICで無理矢理高速道路を降ろされて甲州街道を進むことになった。
途中の峠越えになんと2時間近く掛かった・・・
反対車線の感じから推測すると、ブルの除雪車がいてそれが渋滞の原因であった・・・
峠を越えると渋滞が解消された。
そして、今まで空いていた反対車線をブル除雪車が走って行くと、その後が長蛇の列であった・・・
10㎞進むのに1時間40分かかり、平均時速11㎞であった・・・
しかし、ここでまたまたバカがいた!!!
多摩ナンバーの白い小ベンツだ!!!
このバカ、渋滞解消されたのに時速20㎞以下で走行していた!!!
後ろは長蛇の列となっていたのに、此奴らまったく後方確認していなかった!!!
バカのタイヤ痕(雪に付くでしょう?)からは「此奴、夏タイヤか!!!」と推察できた・・・
これ犯罪だから!!!
こう言う大馬鹿者がいるから事故が減らない!!!
雪道のノーマルタイヤでの走行は犯罪である。
もし、制御不能で歩行者に突っ込んだらどうする?
単独事故でそのバカが死のうが知ったことではないし、自業自得であるが、善意の第三者を巻き込むことは許されない。
警察も、飲酒運転以上に取り締まってほしいものである !!!!
左に待避所があるのにしれっとよけもせずにのろのろ運転であった。
反対車線から追い越しを掛けようにも、今度は反対車線が除雪車渋滞であった。
パッシングするかクラクションを鳴らすか迷ったが、結局左待避線から追い越した!!!
"e4orce" 凄い!!!
ブレること無く、滑ること無く難なく追い越しを掛けられたし、その後時速70㎞以上で峠を下って前の車に追いついた。
そして、トイレ休憩で道の駅白州で休憩であった。
しかし、NISSANに言いたいのは、雪の中だとプロパイロットが作動しないのだ!!!
前部のセンサーに氷のように雪が付くために、自動運転が使えない・・・
ここは改善して欲しい・・・
前部センセサーにヒーティングシステムを付けるとかさ・・・
小淵沢ICは、大渋滞で高速に乗るまでに1時間に渋滞という情報をネットで知り、次の長坂ICを目指した。
長坂ICからは甲府盆地は雨であったが、笹子トンネルを越えると大月付近は雪であった。
談合坂SAで夕食を食べてから21時頃に無事帰宅した。
初日、315.9㎞平均燃費14.1㎞/㍑z(発電機の)、2日目は、446.0㎞で平均燃費は14.1㎞/㍑の計761.9㎞の旅であった。
次は、ラーメンでも食べに又雪を探しに行くかな〜
ZEVでは出来なかったことが、実は車の真の楽しさだと気が付いた・・・
帰りは400㎞以上走っているが、もしこれがEVだったらと思うとぞっとする!!!
高速を降ろされ下道で途中までって、考えただけで罰ゲームでなく拷問である。
因みに、諏訪ICで降りてから、万が一の雪での車内閉じ込めも考えてガソリンを満タンにした!!!
転ばぬ先の杖であるが、やはりEVは都市部のみでしか利用できないと痛感した・・・