梅雨明け度と同時に、連日の暑さ、皆さん如何お過ごしでしょうか。
先日、ハーレーのイシュタール号のドレスアップのために、田無のディラーの持っていた。
暑かったが、日焼け止めを顔と腕に塗って、上石神井の実家を出て、新青梅街道を西方向へ進んだ。
これはバイクの特権だが、渋滞していていたら車をまくって行けるので助かっている。
しかし、この日、悲劇が私を襲った!!!!
新青梅街道は、私が幼稚園に入園する前に出来た幹線道路で、当時キャベツ畑を突っ切った綺麗な路であったが、今になると何故片道3車線で作らなかった?である。
当時は、一面畑であったのだから道幅はガツンと採れたはずだが、はやり馬鹿な役所仕事としか言いようがないのか?
上り線は朝の7時からびっしり状態であるが、下り線は9時頃から混み始める。
新たに数年前に開通した"伏見通り"は、構想は関越自動車道、中央自動車道、東名高速道路にアクセスできる縦の路であるが、ここが混んでいるのだ。
私は、通常車の右側(センターラインより)から抜いて行くのだが、この日の悲劇は富士街道との合流地点からパトカーが前に入ってきたことである・・・
流石に警察官の目の前で、ぶち抜きをする勇気はなかったので、パトカーの後を法定速度&渋滞、太陽の容赦ない照りつけの洗礼を受けながらティラーに到着したが、精も根も尽き果ていた・・・
バイクを置いてタクシーを呼んで、自宅へ戻った・・・
毎日、当たらない天気予報をマスゴミは垂れ流している・・・
最近、ネットで週間予報を見ても、スッキリとした"晴れマーク🌞"は付いていない。
これって、ゲリラ豪雨こと夕立を想定していて、"外れたじゃん"と言わせないための保険か???と裏を読んでみたりする。
又、気象庁発表の気温もインチキで、奴らの馬鹿さ加減に辟易してしまう。
百葉箱の中の気温など、我々の日々の生活になんの役に立つの???と言ってやりたい。
実際、車に乗れば車外気温が表示されいるから、実際の道路の気温が、気象庁発表の気温より高いのは分かる筈だ。
20年ぐらい前の真夏に、東京の赤坂辺りを運転していたら車の外気温が40度を超えていたのを覚えている。
ハーレーで家に着いたら、BMWのパニアケースで気になったこともあって、GSA(北海道ツーリングから返ってきてからだから2週間ぶりである)でBMWの杉並のディラーに向かった。
ディラーは環8沿いにあるため、路面気温は地獄であった。
バイクに付いている外気温は36度を指していた・・・
店長との会話で「去年、余りも暑かったので、メカニックが路(環8)の路面温度を計ったら72度でしたよ」と溜息を吐いた・・・
72度で華氏か?よと私も失笑した・・・
USAの気温は華氏のため、72°F言えば清々しい気温であり、85°Fを超えると流石に「暑いな」となる。
それを訊いて、自宅に戻り去年買った非接触の体温計で車庫前の石畳の温度を測ってみた。
体温計にはbodyモードとsurfaceモードが付いているので、surfaceモードにして計ってみるとなんと55℃であった!!!!
詰まり、日中に犬の散歩などもっての外であることが分かる。
地面に近いほど熱いのである。
肉球を火傷してしまう!!!
子供も歩かせてはならない!!!
大人以上に熱中症に掛かりやすいのは、「身体が出来上がっていない」以上に、大人の感じている気温より約10℃高いと考えるべきであろう。
この気温上昇は、地球温暖化ではなく、人災であり、無策な都市開発のツケであろう。
私の実家の前は6年前まで畑であったが、今は戸建て建っていて、その奥は緑地であったが、整地して老人ホームが建つらしい・・・
これだけでもどれ程の"土"が無くなるのか?
更に"規制緩和"で、ビルやマンションを建てる際に義務となっていた"緑地"を作る義務がなくなるという・・・
これで、数年後には今より気温上昇が予測され、ゲリラ豪雨も今以上に起こるのは明白である。
何故、午後からゲリラ豪雨が降るかというと、午前中からの日照りで熱せられた空気が急激な上昇気流となって上がっていくと、上空の冷えている空気とぶつかる。
急激に冷やされた空気は、飽和状態となり激しい雨を降らし、空気同士の摩擦で雷も起こるのだ。
降った大量の雨は、本来なら土が吸収するのだが、その土も無く無機質な舗装路に降り注げば、路が"川"の役目をしてしまう。
従来大地が吸収していた雨が、そのまま河川に流れ込んだから忽ち河川氾濫になることは予想できるはずだ。
根本的対策が必要である。
それは宅地開発を禁止して、従来の物件(空き家とか)を再開発させるべきであろう・・・
話が逸れたが、この季節、海や山へ行楽で出かけると思うが、これだけ知っていれば大丈夫!!!
「暑かったのに、いきなり涼しい風が吹いてきた」これが、ゲリラ豪雨のサインである。
積乱雲は中心部は上昇気流なのだが、マイクロバーストという現象で、昇った暖かい空気は冷やされ、積乱雲の縁に沿って下降気流となるからである。
気象庁発表の気温より実際は高いし、都心は+10°と考えた方がよい。
近くに幹線道路があれば、更に気温は高い。
車のエンジンの熱や排気熱が加わるからである。
自分の身体は自分で守るしか無いのだ。
「暑さ寒さも彼岸まで」、もう少しの辛抱であろう・・・