終身独裁官カエサルの競馬予想考

終身独裁官カエサルの競馬予想考

我が名はカエサル。この世にはびこる「悪徳」有料競馬予想ブロガー&有料競馬予想サイト運営者らに鉄槌を下すため、時空を超えてやってきた!競馬で勝つ方法も併せて考えてきたい。「ブルータスよ、おまえもか!?」

Amebaでブログを始めよう!

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

数少ない読者諸兄は競馬で何を目指している?

 

少なくとも馬券を買う人間は、「的中させたい」だろう。その上で「儲けたい」だろう。そしてこのブログを読んでくれる数少ない奇特な読者諸兄は「回収率100%を超えたい」と願っているはずと思う。

 

ここでは「馬券プロ」を称する方々にはまったく関わりのない話をしたいと思う。そもそも「馬券だけで生活を成り立たせていく」ということは、限りなく不可能に近いことなので、それを「できている」という方には、以下の話はまったく不要だからだ。

 

さて、「回収率100%超え」を目指す読者諸兄には、さらなる質問をしたい。

 

先に記事でも上げた通り、「自分自身の年間的中率、回収率が計算できている」という前提の質問だ。

 

「自分がもっとも高い的中率、回収率をたたき出している『レースの条件』は何か?」

 

あなたが(比較的)高い的中率・回収率をたたきだしているのは、芝なのか、ダートなのか、障害レースなのか?距離は?クラスは?東京競馬場なのか、京都競馬場なのか?

 

要するに「あなたの強みはなんなのか?」という質問である。

 

反対に、「自分がもっとも低い的中率・回収率をたたき出している『レースの条件』は何か?」

 

「あなたのウィークポイントはどこか?」という質問だ。

 

なぜこんな質問をするのか?

 

人間の常として、「得意なことは楽しい」、「楽しいことはもっとやりたい」、「もっともっとやったことは、ますます得意になる」というサイクルが働くからだ。そして「得意だと思っていること」ならば、少々の蹉跌があろうとも「次こそは!」と失敗に立ち向かっていきやすいからだ。

 

過去の記事を読んでくれている読者諸兄は、「馬券は当たらないのが当たり前」ということがわかっていると思う。ならば、その中でも何故なのかはいまのところわからないが、「成績が良かった条件」を上述のサイクルを利用してさらに上手になっていこう、ということなのである。

 

「芝の方が成績が良いなー」とか「ダートがあんがい成績が良い」とかいろいろあると思うが、そこからさらに条件の絞り込みをしていきたい。

 

例えば、「古馬ダート・500万下条件・短距離」とか「古馬芝・1000万下条件・2000m」とか。

 

この条件に合致したレースしか買わない、という選択をしてみるのだ。

 

これを1年間やってみたらどうなるだろうか?

 

おそらくあなたは「古馬ダート・500万下条件・短距離」や「古馬芝・1000万下条件・2000m」に出走してくる馬を覚えてしまうに違いない。どの馬がどんなときにどのように好走・凡走したのか記憶に残るに違いない。

 

買うのは上記の条件に絞るとしても、その前後の条件で走っている馬・レースを一切気にしないということではない。むしろ、その前後のクラスでのレースっぷりも予想段階ではしっかりチェックすることになるだろう。たとえ買わないとしても。

 

あなたの「ドル箱」になるだろう、「得意なレース・条件」を作るのだ。

 

そもそも競馬は当たらない。そして競馬を主催する側は、ことさらに当たりにくく工夫する。「当たりにくく工夫する」というのは、「高配当が狙いやすくなる」というのとリンクしている。

 

たとえば現在の中央競馬10競馬場が、半分の5つになったら配当的な妙味はずいぶんと薄れるはずだ。それぞれの競馬場で行われるレースは、たとえレースの距離やクラスが同じでも「コース形態の違い」があるため、A競馬場で勝った馬がB競馬場でも同じように勝てるわけではない。その上枠の有利不利、馬場状態の違い、ハンデなど様々な要因があるので、仮に同じメンバーで走ったからといって、同じ結果になることはほぼない。だから「高配当が出る」のだ。

 

また中央競馬では毎年5,000頭前後の競走馬の新規登録がある。こんな膨大な数の競走馬の中から、毎レース毎レース、勝馬を予想するなどというのは、できるものではない。

 

そうであるならば、積極的に「狙うレースを絞り込み、自分の強み=得意条件に特化して馬券を買う」ことは、有効な戦略になる。

 

毎週末、どれだけの資金を用意できるかにもよるが、さして豊富な資金がない競馬ファンこそ「絞り込んだレースに集中投資」するべきなのだ。

 

競馬ファンは「馬券を売ることはできない」が、以下の選択肢がある。

 

1.「そのレースを買うか」

2.そのレースを買うとして、「どの馬を買うか」

3.買う馬が決まったとして、「どの式別馬券を買うか」

4.その馬券に「いくらつぎこむか」

 

1日・1競馬場で12R。3場開催で1日36R。土日の二日間で72R。例えば全レースを買うとして、いったい1点いくらで買うのか?1Rに1点買いで100円でも7,200円。2点買えば14,400円、3点買えば21,600円・・・と用意すべき資金は膨らんでいく。これではJRA日本中央競馬会の思うつぼである。

 

全レースをあなたが買っても別に問題はないが、せっかくある3つの選択肢をフルに使ってもらいたい。

 

そもそも、まるっきり振るわない成績しかない条件のレースを買うのはバカらしい。理由は知らないが「不得意」なのだ。

 

得意な条件だけれど「どの馬」と絞れないのなら、買うのはお金をどぶに捨てるようなもの。

 

「どの式別馬券を買うか」と「いくらつぎこむ」かは、相手となる馬の選別のスキル(あなたがどれだけ相手を選別できるのかという能力)とオッズ次第(トリガミしたら意味ないし)ということになる。

 

偶然や運に頼る馬券購入で良しとするなら別だが、「なぜこのレースを選ぶのか」、「なぜこの馬を狙うのか」、「なぜこういう馬券を買うのか」を言葉にできないのなら、そういう勝負はすべきでないだろう。当たってもハズれても、「次の競馬に活かせない」からだ。

 

「設定した条件に絞って馬券を買う」ことは、その条件・クラス・距離などに適した馬を見分け、前走までの成績・走りっぷりから今走を予想し、次走以降の狙いをつけるスキルを高めてくれる、絶好のトレーニングになるのだ。ましてや「自分の得意な条件」、じっくり検討することもいやにはならない。そして次走以降の「高配当」を狙う土台になる。

 

さらに「資金の集中運用」による投資効率化も図れる。まさに一石二鳥なのである。

 

「競馬で勝つ」には、全レース買う必要などない。JRA日本中央競馬会の馬券売上向上に寄与する義理はないのだ。「自分の得意な条件で、自信のある馬を買う」、これだけで良いのである。というか、そこから始めなければ、勝つとっかかりがつかめないだろう。

 

読者諸兄は、中央競馬のすべての競馬場のすべての距離におけるコースの特性や枠順の有利不利、標準的なペース・上り、過去の出走例からの今走のメンバーからみるペース予想などを、さらっと言えるだろうか?

 

言えたらすごいが、別に「すべて言えなければ競馬に勝てないわけではない」のだ。自分の得意な条件(または「得意にしていく条件」)さえ分かっていればまずは事足りるのだ。

 

そして、「得意な条件」での失敗から、「その条件に関連する他の競馬場の別の距離・条件の特性」を把握していけば良いのである。

 

上記の「すべての特性」が言えても、それらが今走の当該条件にどのように関わってくるのかが言えなければ、単なる丸暗記にすぎない。自分の得意とする条件に関わる部分で、把握できれば十分なのである。

 

そのような意味で、読者諸兄に提案したいのは、

 

買うレースを絞れ!

 

ということである。

 

そして「その条件・クラス・コース・距離」については、誰にも負けないくらいになれ!

 

ということも提案したい。「誰にも負けない」という条件には客観的な指標はないので、「主観的な自信」で十分である。その自信はレースの結果で日々試されるものだから、決して的外れなものにはならないだろう。

 

さらに、出走してくる馬に詳しくなれ!

 

とも言いたい。どんなコース・競馬場で、どのような馬場状態のときに、どこらへんの枠で、どんなメンバーでどんなペースのときにどんな好走・凡走したのか、ぜひメモをつけていってほしいと思う。

 

競馬は馬が走ってこそ競走になる。決して「ロジック」が走っているわけではない。ロジックが馬や競馬や競争を作っているのではなく、逆に馬が当該レースの条件に応じてロジックを作っているのだ。「実在」と「説明概念」を混同してはならない。ましてや「説明概念」が「実在」を作るなどと主張するのは、端的に言って嘘八百である。

 

しっかりと自分の得意な条件を作り、コース・距離・枠順・クラスの特性と馬の能力・適性を把握し、競馬で勝っていただきたいと願う。

 

<まとめ>

○競馬ファンが持つ選択肢をフルに使おう

1.「どのレースを買うか」

2.「どの馬を買うか」

3.「どの式別馬券を買うか」

4.「いくら買うか」

○自分が得意な条件・レースを作り、そこに資金を集中運用しよう

○競馬で勝つには「全レース」買う必要など全くない

○自分の得意な条件・レースから始めて、その条件・レースに関連する他の条件・レースに対する理解を深めていこう

○当該条件に出走する馬に詳しくなろう

○当該条件に前後する条件に出走する馬・当該レースをしっかり観察しよう

○競馬は「馬が走る」、「ロジック」が走っているわけではない

○馬が当該条件・コースを走るからロジックが作られる。ロジックは競馬を作らない。

 

 

終身独裁官、カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

さて、やっとのことで当ブログの本来のテーマである「有料予想」について書くときがやってきた。

 

なぜこんな遠回りをしてきたのか、いささか弁明の機会を与えていただきたい。

 

一つには「競馬で勝つことの難しさ」を、有料予想を買ってみようかなと思われている競馬初心者を筆頭とする読者諸兄に、今一度認識してもらおうとしたからである。

 

「当てるのが難しいのは分かってるよ」という読者も多いと思われるが、競馬の難しさは単に言葉の通じない生き物である「サラブレッド」が走る競技だから、というだけではない。控除率、的中率、連敗率など競馬という一つのシステムの構造的な難しさなのだ、ということを分かってほしかったからである。

 

もう一つは、これだけ難しい競馬というものについて、「有料で買い目を教える」という行為がどんな意味を持つものなのか、読者諸兄自らが検討するベース(下地)を作ってもらいたかったからである。

 

さて、「有料予想を買う」ということについてである。

 

私、カエサルは決して有料予想を否定しない。これだけ難しい競馬なのだから、有料予想を買う、という気持ちになり実際に有料予想を買ったとしても、それはそれでOKだとも思う。

 

実際カエサルも現代に時空を超えてやってきたあとで、有料予想を買った経験がある。それは地方競馬の場立ち予想屋さんからであった。

 

<本当のプロとは?>

 

カエサルの現代における拠点は南関東なので、大井、川崎、船橋、浦和という南関4競馬場にはなじみがある。地方競馬のクラス体系は非常に細かく構成されており、クラス移動の条件も中央競馬とは異なる。加えて中央競馬に比してその情報量は少なく(現在ではネット経由でいろいろ調べられるので、垣根は低くはなっている)、非常に難解な競馬である。

 

すべてダート競馬ではあるが、各競馬場は特徴のあるコース形状とクセのある馬場を有し、天候次第でまるっきり特性の異なる馬場となることもある。そんなときに頼りにしたのは、人が二人並んで立ったらもう身動きできないくらい狭いハコの中で、赤ペンを耳に挟み、左手に紙片、右手に数字のスタンプを持って、パコンパコンと買い目を写しとっては1レース200円で予想を売る、予想屋さんたちであった。

 

南関東の場内の場立ち予想屋は徒弟制である。予想屋の総数は制限されているから、個人タクシーなどと同じで引退される予想屋がいなければ新しい「場立ち予想屋」は開業できない。そのため予想屋になろうとする人は、まずはどこかの予想屋に弟子入りし、その「株」を受け継ぐ。相撲部屋の親方株みたいなものである。

 

さらに予想屋として開業するためには、南関東の場合、「協同組合ホースレースリサーチ東京」という南関東公認競馬予想士が構成する組合に加入し、かつ試験を受け合格しなければならない。

 

さらに「予想士」は自分たちの各ブースの正面奥に、「前発表」と呼ばれる用紙が例外なく張り出されており、各レースのゲートイン直前に自身の買い目を記入し、レース確定後、どの式別の馬券でどのように的中したのかを記入している。成績は一目瞭然なのである。

 

なんとすがすがしい「プロ意識」であろうか。これぞプロである。

 

人気のある台もあり、閑古鳥が鳴いている台もあるが、予想を売りに出す前口上に耳を傾けているだけでもおもしろい。川崎競馬場などでは場たち予想はパドックに面したところにあるため、パドックを見て予想屋さんの話を聴いて、自分の買い目を考えるということが非常に楽である。移動距離が大変短いので。これが大井だとパドックに走り、予想台に走り、売り場に走り、スタンドに走ることになる。運動にはなるがヘトヘトになる。

 

それはさておき、地方競馬は平日4~5日間の開催が普通なので、先ほど出た「前発表」用紙は、前日の分も張り出されていたりする。昨日の予想成績をみながら、どの予想屋さんが当たっているのかチェックすることもできる。ここまで成績をオープンにしてくれていれば、どの予想を買うかも判断しやすい。たまには成績ではなくて「話のおもしろさ」だけで選ぶこともあるが。

 

ここには優勝劣敗の大原則が貫かれており、当たらない予想士は予想を買ってもらえず敗退し、当たる予想士はさらに予想を売ることができるという、美しい弱肉強食の世界が表れている。そのような淘汰がありうるのが、競馬予想における「プロ」の領域である。

 

<買っても良い有料予想とは?>

 

上記のような、「南関東公認競馬予想士」さんたちの有料予想は「信頼できる」。

 

信頼できるとは、「的中する」ということではない。プロとして自分の成績をオープンにし、その実績を持って予想を売る、という行為が成り立っているから、「信頼できる」のだ。

 

それに比べて、ネットでの予想屋の行動たるや「競馬予想士」には及ばない。カエサルが見知っている範囲では「netkeiba.com」は上記の条件を満たしていると思われる。予想の内容・成績は別にして「成績をオープン」にしており、かつ「事前に買い目を公表している」という2点において「信頼できる」のである。

 

整理すると、予想の内容と成績を度外視して「買っても良い有料予想」の条件は、以上の2点である。

 

条件1:事前に「買い目」を公表している、または買い目につながる情報を提供している

 

条件2:公表した買い目を基にした成績がオープンになっている

 

これが最低限の基準である。この2点が満たされていない有料予想は、「信頼できない」。すなわち「買ってはいけない有料予想」となる。

 

<ネット予想家たちが満たさなければならない基準>

 

場立ちの予想屋(予想士のみなさん)は、日々淘汰されていくし、どこの誰それと分かる指標が確実である(予想屋さんには「屋号」があり、その屋号も受け継がれていくもの。また予想屋さんとはフェイストゥフェイスの関係だから、個人として認識が可能)。

 

しかし、ネット予想家たちは個人としての認識が可能なのは、そうとう有名な人たちだけだろう。

 

そのため、競馬場場内でライブで予想を売っている「予想士」さんたちに比べて、さらに厳しい条件で、その信頼性を目に見える形で保障しなくてはならないと考えている。

 

買い目や結果情報が簡単に加工できるのはご存じのとおり。だからそんなものは信頼性確保には関係がない。もしネット配信しているネット予想家が自身の予想を「信頼性の高いもの」として売りたいならば、上記の2つの条件に加えて以下の指標を満たさなければならない。

 

条件3:会員等に配信した買い目をレース確定後、「全てではなくとも主要な部分を会員外にも公表し、成績をオープンにする」こと

 

条件4:その際、オープンにされた成績の中から「各レースの自分自身の本命馬の単勝・複勝的中率、単勝・複勝回収率」を公表すること

 

中には成績をオープンにするのが厳しいネット予想家もいるかも知れない。しかし、いつも引き合いに出す卍氏のように裁判で引っ掻き回される前に、しっかりと「営利行為と認められる態様の勝馬投票券購入行為」をし、きちんと納税することによって、ぜひとも競馬予想家が「職業」として成り立つことを身を持って証明してもらいたい。

 

そして、自分の本命馬の年間成績をもオープンにすることによって、自分自身の信頼性を高めてもらいたいと思うのである。

 

アメーバでは「競馬で食っていけることを証明するために競馬予想ブログをしている」と主張する人々がいる。

 

ならば、「これくらいの成績で馬券生活・予想生活というものは成り立つのだ」と自分の主張を裏付けて欲しいと思うのだ。

 

<買ってはいけない有料予想とは?>

 

ネットの世界で言えば、上記4つの条件を満たしていない有料予想は、すべて買ってはいけない。信頼性に薄いからである。

 

あえて、軽重をつけるとすれば条件1と条件2は必要最低限で、条件3はネット予想においては必須、条件4は自身の信頼性を高めるための要件なので、努力目標だろう。

 

各予想家たちの成績をすべてさかのぼってチェックするほど、競馬ファンはヒマではない。そこに付け込んで、いい加減な成績改ざんをする輩は、財務省ならずともいくらでもいるのがネットの世界。

 

ならば、「プロ」と自称する以上、馬券に回すべきお金をわざわざ有料予想に振り向けようという奇特な方に対して、これくらいのサービスはやってしかるべきであると考える。

 

競馬ファンはあなた方「有料予想家」の日常には一切興味がない。どこで何を食べようが、どこに泊まろうがどうでもいいのだ。誰と会おうが、誰と会いたくなかっただろうが、本当にどうでもいいのだ。

 

「ロジック」と称する中身の分からない予想理論にも全く興味がない。どのロジックが回収率が良くて、3~4本あるというそのロジックの組み合わせにも興味はないのだ。どうせ内容を公表しないのならば、「なんとかスペシャル」だの、なにかヒーローものの必殺技みたいなものには興味がないのだ。

 

興味があるのはただ一つ。あなたの予想は当たるのか?その予想通りに買ったら「回収率は100%を超えるのか」どうか、ということだけである。

 

買い目を配信しないなら、卍氏のように「卍指数」を売るなり、例えば「スピード指数」を売るなり、「オリジナル出走表」を売るなりすればよい。理論の核心部分はシークレットなのは当然だが、「ロジック」と称する理論の部分的公表でもすればよい。その場合は「予想家」を名乗るべきではないのは当然である。

 

内容のよくわからない「競馬評論家」とか「馬券評論家」とか「馬券師」とか好きなように名乗るのは自由だが、いやしくも「プロ」を自称するのならば、「買い目を公表する。公表した買い目で買うと回収率100%を超えている」という実績を示せなければならない。

 

それができない有料予想は、一切買うべきではない。

 

実のところ、「買い目を配信しないで有料情報サイトに誘導する手口」も蔓延している。このテーマではこれ以降、様々な手口を紹介することによって、悪徳・詐欺的なブログ・サイトについて注意喚起していきたい。次回以降を待て。

 

<まとめ>

○面前で予想を売り、しかもリアルタイムにその成績をその場で公表する、南関東公認競馬予想士こそ、プロ中のプロである

○予想のプロは4つの条件を満たさなければ「信頼」に値しない

○条件1:事前に「買い目」を公表している、または買い目につながる情報を提供している

○条件2:公表した買い目を基にした成績がオープンになっている

条件3:会員等に配信した買い目をレース確定後、「全てではなくとも主要な部分を会員外にも公表し、成績をオープンにする」こと

○条件4:その際、オープンにされた成績の中から「各レースの自分自身の本命馬の単勝・複勝的中率、単勝・複勝回収率」を公表すること

○4つの条件を満たさない「有料予想」は信頼に値しない

○有料予想に求めるものはただ一つ。あなたの予想は当たるのか?その予想通りに買ったら「回収率は100%を超えるのか」。これだけ

 

 

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

さて、「競馬初心者はどんな馬券種を買えばよいのか?」、ということが今回のテーマである。

 

ここまでの記事を読んでくださった読者諸兄は、カエサルが陰に陽に「単複」を前提として記事を書いていることにすでに気づかれていると思う。

 

ここアメーバにおいては、百家争鳴・百花繚乱と言ってもよいくらい様々な競馬ファン、馬券プロ(自称か他称かを問わず)が様々な買い目をアップしたりしなかったりしている。

 

その中では「初心者こそ3連単を買うべき」、「やはり馬券の基本は単複」など様々な意見が飛び交っている。また某掲示板においても「単勝が儲かるっていうなら競馬で儲けている人は単勝で勝てているの?」というスレッドが立ち、まとめられてもいる。

 

ここでは結論から言おう。

 

なんでも好きな馬券を買えばいい。ただし、今現在の時点で、回収率が100%を超えることが最も高い確率の馬券を買えばいい。である。

 

正直に言って、何を買うべきとか、何が良いのかという議論はどうでもよい。「競馬で勝つとは、回収率100%を超える」ことだから、それが達成できそうならば、何をどう買おうが好きにするのが一番だ。

 

ただ、競馬を始めたばかりの初心者や、「競馬で負けまくっていて、競馬をやめようとすら最近思う」という感じの初心者のみなさんにおすすめしたい馬券はある。

 

それはもちろん「単勝」「複勝」だ。

 

以下、理由を述べる。

 

<理由1:当てやすい>

 

前の記事でもさんざん書いたように、単勝の素の的中率は5.6%、複勝は16.7%。他の1%もないような馬券に比べれば、「比較的」的中しやすい。

 

単勝はリスクとリターンのバランスのとれた馬券である。締切間際にオッズがグン!と動くときがあるものの、払い戻し金の想定が付きやすいのも利点である。

 

また複勝はもっとも当てやすい反面、回収率を長期で100%を超えるには技術の必要な馬券だ。複勝オッズ下限で2.1倍以上つかない馬券を購入することは自殺行為である。複勝で回収率をあげようと思うなら的中率40%以上の実力を身に着け、複勝オッズ下限2.5倍以上の馬を狙いたい。

 

<理由2:資金をたくさん用意しなくてもよい>

 

比較の問題だが、的中率が素で高い馬券のほうが用意すべき資金は少なくてすむ。今までの記事を読んでくれた読者諸兄はもうわかっていると思うが、3連単・3連複と難しい馬券になるほど的中率は下がりそれと反比例して急激に、幾何級数的に「連敗確率」が上がる。

 

この連敗に耐える資金力がある読者諸兄は、迷わず己の道を歩むのは問題ないが、資金力が比較的乏しい読者はやめておいたほうが無難である。

 

「万馬券以外は馬券じゃない!」とか思われる方はわが道を進んでほしい。的中率・回収率アップを狙わない馬券購入者がある程度いると、こちらのうま味が増す。「馬券購入者の敵は、他の馬券購入者」なのだから。

 

<理由3:他の馬券購入者より有利な立場で競馬ができる>

 

当ブログで今現在トップのアクセスがあった記事「馬券を買って儲ける人、馬券を売って儲ける人」の中でも述べたが、競馬ファンは「控除」という名の天引きによって、最初から不利な立場での戦いをしなければならない。

 

実はこの「控除率」、馬券の種類によって異なる率となっている。不利なステージの中で、もっとも少ない控除率なのは言わずと知れた「単勝」「複勝」の20%。

 

JRA日本中央競馬会のサイトで確認していただくと分かるが、難しい馬券になればなるほどこの控除率は上がっていく。要は「天引き」される金額が上がっていくのだ。

 

枠連・ワイド・馬連では22.5%、馬単・3連複では25%、3連単に至っては27.5%である。この最大7.5%の差異を小さいと見るか大きいと見るかで結論は変わる。

 

控除率が高ければ高いほど、払い戻しの時のオッズが高くなるように馬券を購入しなければ回収率を高めに維持できないことは明らかである。

 

高配当オッズを狙うということは、当然その分的中率は下がるのでさらに資金を用意すべきだという結論に至る。また、その分手広く馬を拾って馬券を買うことになり、限られた資金の中での買い目ごとの強弱をつけなければならない。

 

元AKB小島陽菜さんの3連単5頭Box馬券をご紹介した際の的中率を覚えておられるだろうか?馬券上手な小島さんですら、2016年全重賞3,000点購入中の12点的中、的中率0.4%である。

 

不利な戦いを挑む以上、いかに自分自身を有利な立場に置くか、というのは兵法の常識と思われる。

 

<理由4:のちのちの馬券戦略の基礎になる>

 

主張が矛盾しているように響くかもしれないが、「競馬で勝つこと」=「年間回収率100%を超える」ことであるとした場合、別段「単勝」、「複勝」にこだわる必要などまったくない。

 

要は自分自身の的中率と連敗確率に基づいて資金運用し、回収率100%超えを達成すればよいのだから、何をどう買ってもよいのだ。

 

しかし、このブログで想定している競馬初心者諸君が今現在、単勝も複勝も当てられないとしたら、他の馬券を買って回収率100%を超えることが可能だろうか?

 

こう考えて欲しい。

 

「単勝を買うことは、馬単、3連単のアタマを選んでいることと同義である」(単勝=馬単1頭軸総流し馬券、3連単1頭軸総流し馬券)

 

「複勝を買うことは、ワイド、馬連、3連複の軸馬を選んでいることと同義である」(複勝=ワイド1頭軸総流し馬券、馬連1頭軸総流し馬券、3連複1頭軸総流し馬券)

 

つまり、単勝的中率20%を達成するということは、同時に馬単・3連単のアタマを20%的中させられるということ。

 

複勝的中率40~50%を達成するということは、同時にワイド・馬連・3連複の軸馬を40~50%的中させられるということ。

 

単勝・複勝以外は「相手のある馬券」なので、他の馬のセレクトを間違えてしまえばそれまでだが、単勝・複勝の精度を上げることは他の馬券種の的中率を上げていくことにつながることは明白である。

 

単勝・複勝で回収率100%超えを達成できる実力は、他の券種でも応用可能なのである。

 

単に資金力にモノを言わせて投網のように当たり馬券を「ひっかける」のと、限られた資金を運用しながら「一本釣り」に近い形で勝ち馬を狙い打つのでは、その結論に至るまでの過程が異なる。

 

単勝・複勝は難しい馬券である。その難しさは3連複・3連単とはまた違った難しさなのだ。競馬初心者は回り道をせず、メインストリートを通って当たりの山に直進したほうが良い。あとで、違う難しさを持つ馬券もある程度の的中率を維持しつつ挑戦できるのであれば、なおさらである。

 

また、このアメーバブログでも3連複、3連単馬券は隆盛を極めており、現実の競馬においても3連複、3連単はすでに主流と言っても過言ではないほど、売上の多い馬券種である。JRAはきっとホクホクしているに違いない。

 

その状況下で本来メインストリートである単勝・複勝は、ありがたいことに「裏道」に等しい扱いを受けている。ここがねらい目である。誰も見向きもしないような馬を狙うから穴馬券が取れる。誰も見向きもしないような馬券種だから、うま味がある。それは小島陽菜さんの3連単Box馬券をもし、勝ち馬の単勝買いにしたらどうなるか?という記事で示したとおりである。

 

競馬で勝てるのは少数派、なのである。

 

<まとめ>

○回収率100%を超えられるなら、競馬初心者だろうが好きな馬券を好きなだけ買えばよい

○現在、回収率100%を超えられていないのならば、様々に有利な「単勝」「複勝」をお勧めしたい

○また資金力が不足し、ハズれてもハズれても自分の予想理論を曲げずに賭け続ける精神力にも不足しているのならば、「単勝」「複勝」をお勧めしたい

○単勝・複勝で回収率100%超えを達成できれば、他の馬券種への応用は容易である

○競馬で勝てるのは少数派

 

「どうでもいいけど」な追記

 

このアメーバブログで「○○の3連単馬券術」と題する自称「プロ」のブログがタイトル変更された。現在では「○○の単勝馬券術」というタイトルになっている。

 

別段どう変えようがなんだろうが構わないのだが、そのブログでは「競馬初心者は3連単馬券を買うべきだ」というタイトルとともに、何の根拠もない主張がなされていた。今ではその記事はきれいさっぱり削除され、すっかり「単勝馬券」のブログに模様替えが完了したようだ。

 

自分のブログで自称「プロ」としてなされた発言には、ぜひとも責任を持ってもらいたいものである。

 

今後、アメーバ等に跋扈する「自称プロ」たちの行状をレポートしていきたいと思う。その際、「自称プロ」や「当たる!」などとブログを書いているみなさまの「見分け方」を書いていきたい。次回以降を待て。

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

さて、「的中率と連敗確率から導き出す資金配分法」である。

 

以前までの記事を熟読してくれた読者諸兄にとってはジリジリするところだが、的中率・回収率を上げる馬券術もしくは予想理論を云々する前に、まずは「資金配分法」である。

 

ここでは、自分自身の馬券の的中率と同時に「連敗確率」もしっかり把握していることを前提としている。「今の自分」を分かっている人だけが有効活用できる「資金配分法」だと考えていただきたい。

 

まだ、自分自身の的中率を把握していない読者諸兄は、とりあえず手元にある分でよいから直近の的中率を計算しておいていただきたい。

 

ここで紹介しようと考えている「資金配分法」は、ちまたに飛び交う「ココモ法」だとか「倍掛け法」だとか、そういったたぐいの資金配分法とはまったく趣を異にする。

 

予想はからっきしなのに、「資金配分だけで勝ち組になれる!」などと宣伝するのは、基本的に「詐欺・悪徳」だとまず、認識していただきたい。

 

「ココモ法」、「倍掛け法」は資金配分法の皮を被っているが、百害あって一利なしの「破産への一里塚」に過ぎない。たんにコマの上げ下げでもって回収率をあげようというさもしい手法なのである。

 

読者諸兄には、もしかしたら競馬で「資金配分」なんてやったこともない、という方もいるかも知れない。よほど上手か、気づいたらオケラになっているかどちらかだと思うが。

 

ではさっそく、破産を出来る限り避けながら手元資金を増やしていく資金配分法「資金分割複利コロガシ法」について解説していく。

 

<的中率20%の予想理論で資金12万円の場合>

 

まずは、的中率20%の予想理論を読者諸兄がお持ちであるとの前提で、資金を12万円用意できた場合の資金配分法について、実例を述べる。

 

手順1:全資金を4分割する

 

これは8日間(土日開催の場合の1か月間の日数)ある1か月の開催を週ごとに分けただけ。土日の馬券購入の総額となる。

 

ここでは総資金を12万円としているので、週当たりの資金は12万円÷4=3万円となる。

 

手順2:手順1で分割した資金を的中率に伴う「連敗確率」で10%を切る境目の連敗数でさらに分割する。

 

的中率20%の読者諸兄の「連敗確率」が10%を切るのは、「11連敗目」の8.5%。「10連敗」の確率は10.737%なので、この「10連敗」の数で分割する。

 

3万円÷10回=3,000円となる。これが「1レースあたりの賭け金の上限」となる。

 

手順3:資金回収目標額を定める

 

総資金の10%~25%あたりに目標金額を定めるのが現実的である。ここで欲張って「50%」とかやってはいけない。なぜやってはいけないのかは、手順4で詳しく述べる。ここでは総資金の10%として、「12,000円」を目標額とする。馬券を購入して純益で12,000円儲ければ手順3は終了である。

 

手順4:手順3の目標額を達成した時点で再度手順1にもどり、資金を再配分する。

 

この「資金分割複利コロガシ法」の眼目がここだ。手順3までに目標額である「12,000円」が回収できた読者諸兄のその時点での総資金額は、「132,000円」になっているはずだ。

 

ここで手順1にもどって再配分する。

 

132,000円÷4=33,000円

33,000円÷10=3,300円

 

となり、1レースにつき「300円」増額した金額で馬券を購入する。

 

ここで読者諸兄の「ショボッ!」という怒声が聞こえてくるようだ。「もっとガツンと突っ込もうぜ!」というせせら笑いも聞こえてくる。

だがしかし、待ってほしい。「連敗率」を忘れていないか?

 

的中率20%の予想理論で買い続けられるのは「馬券上手」である。エクセレント!すごい!上手!と褒め称えられて当然の人である。10分割した資金のうちおそらく的中するのは、「うまくいっても5回に1回、つまり2回」なのだ。

 

そして、総資金「132,000円」となった読者諸兄の次の回収目標金額は、「13,200円」となる。

 

これが達成できた場合、総資金額は「145,200円」となっており、

 

145,200円÷4=36,300円

36,300円÷10=3,630円(ここでは切り捨てで3,600円にしておこう)

資金回収目標金額=14,520円(14,500円、同上)

 

となって、1レース毎の馬券購入額の上限は3,600円となる。要は少しづつ総資金量を増やしながら、かつ、馬券購入額も増やしリターンを上げていこうという作戦なのである。

 

土日の開催期間中に目標金額を達成するたびに、再計算して購入額をちょっとづつ増やし、「複利」を狙っていこうという資金配分法なのである。

 

あなたが運よく5回に1回の的中率を超えて的中させ、目標金額を達成できたならば、どんどん再計算して1レースあたりの購入額を増やしてさらにもうけを出していけば良いのである。

 

その際、勝ったからといっていきなり購入金額を倍にしたりしてはいけない。そこをこらえることができなければ、破産への道まっしぐらである。

 

馬券を当てて儲けたいという欲があるからこそ競馬をやるのだが、皮肉なことに「もっと儲けたい」という欲こそが、「競馬で勝つこと」を妨げる一番の要因となるのだ。

 

土日開催で10連敗を喫することもあるはずである。競馬はそれほど「当たらない」ものである。その時は、残った資金9万円で再出発する。手順1~手順4に則って、次の土日もがんばればよいのである。

 

ここでさらに負けていくようならば、「的中率20%の予想理論」そのものを見直していきたい。さすがに20連敗はすでに「確率の範囲」ではないからだ。予想理論そのものに何か問題があると考える方が良い。

 

「ココモ法」や「倍掛け法」と一番異なるのはこの点だ。ココモ法や倍掛け法では、破産してからでないと「予想理論の見直し」につながらない。お金が無くなってから「あれ、考え方がちょっと違うかも知れない」と気づいても後の祭りなのである。

 

また、この資金配分法においては1回的中した払い戻し額を全額次のレースにぶち込むようなことは控えたい。いわゆる「コロガシ」をしてはいけない。あくまでも5回に1回しか当たらないことを念頭に置きつつ、すなわり10回中8回は当然のようにハズれることを「当たり前」としながら、チャンスを狙っていく資金配分なのだから、その連敗確率を無視しての無茶な「コロガシ」は厳禁である。

 

そして、上記の例でいけば土日の開催で予算とした3万円が溶けて流れたら、そこで損切りをしていきたい。熱くなって「もう1レース!次のレースで今日の負けを全部取り戻す!資金はまだあるんだ!」というJRAの射幸心をあおる番組編成に負けてはいけない。3万円が溶けたら、その時点で今週の競馬は店じまいとしたい。

 

目の前に最終レースがちらついているころに負けていると、「最終レースを買って取り戻したい!」という気持ちがフツフツと湧いてくると思うが、ここでガマンできるかどうかが、長期にわたって今後競馬で勝っていくことができるかどうかの分かれ道である。運よく取り戻せれば良いが、ここで負けたらまず来週の分の資金も使い果たしているだろう。さらに次週にまた「取り戻す!」となると1レースあたりの購入金額も必然的に増額していくことになる。これでは「倍掛け法」などと変わらなくなる。

 

あくまでも「今の自分の的中率=連敗確率」を冷静に把握し、一定程度「負けることを想定して」、淡々と馬券を購入することが大切なのである。

 

ここで上げた金額はあくまでも一例である。今までの購入歴に沿って5連敗はあっても10連敗はしていないという「実績」があるならば、10分割した資金を5分割で抑えても良いだろう。その際の1レース毎の購入金額は6,000円だ。ただし、目標金額は変わらない。

 

もっと目標金額をあげたらもっと儲かるんじゃないか?という読者がいるかも知れない。しかし、計算すると分かるが実は目標金額は低めに設定するほうが有利である。

 

上記例では最初の資金回収目標金額を12,000円としたが、目標達成が容易な分、次に「複利」を上乗せして購入金額を増やすタイミングが速くなる。倍の24,000円を目標金額としたときには、その目標が達成できるまで、ずっと1レース3,000円で勝負することになる。それよりも目標金額を低めに設定し、その分3,300円、3,600円、4,000円と早く購入単価を上げていったほうが、資金回収のスピードは速くなる。

 

無理に1回分の回収率を上げなくても、低めの目標設定により資金回収のスピードを上げることによって回収率・回収額をあげていけるのである。そう、ここでも「競馬で勝つことを妨げるのは自分の『欲』」なのだ。

 

なんども引き合いに出して恐縮だが、「馬券裁判男卍氏」の追い下げ法という資金配分方法に似ているかも知れない。卍氏の場合は、資金総額から一定の比率で払い戻し予定額を算出し、その払い戻し予定額になるように各式別馬券への資金配分をその都度計算していくので、もっと細かい計算(1レースごと)になっている。

 

今回はそこまでではないものの、出来る限り破産を防ぎ、かつ資金回収のスピードを上げて資金増を図る「資金配分法」をご紹介した。

 

いつもいつも土日が終わると財布が空になっていたり、月に何度もPAT残金を確認しては入金を繰り返す、という読者がおられたらお試しいただきたい。単なる均等配分ではなく、勝てば勝っただけ、負けたら負けただけ、資金を配分する方法になっているはずだ。

 

<まとめ>

○「ココモ法」「倍掛け法」などは資金配分法ではない。むしろ「どうして負けるのか⇒予想理論の見直し」という検討を遅らせ、検討が必要だと気づくときには破産しているという恐ろしいもの

○「資金配分複利コロガシ法」は、破産を出来る限り避けつつ、複利を上乗せして資金増を狙う現実的な資金配分法

○低めの目標を設定し、その分資金配分を再計算することによって1レース毎の購入金額を複利分「コロガシ」、資金回収のスピードを上げることを狙っているのが「資金配分複利コロガシ法」

○「今の自分=的中率と連敗確率」を知ることが大前提!

○負けてもおかしくない回数をこなしつつ、的中して資金総額を増額できて初めて、「1レース毎の購入金額」を上げる

○負けたら「損切り」をする。柔軟に「1レース毎の購入金額」を上げ下げする

○「全額コロガシ」や「最終レースで取り戻す!」は厳禁

○破産せずにレースを狙い続ける「資金体制」を作ることが一番大事

○「競馬で勝つことを妨げる最大の要因は、実は自分の『欲』である」ことを知る

 

 

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

今回は3連単馬券と単勝馬券における「的中率と回収率」について、しっかり理解していただきたいと考えている。

 

やみくもに的中率だけを上げようとすることは、破滅への道に通じる。もちろん反対に回収率だけを上げようとすることも同様である。

 

良くある誤解として、「単複は儲からない・勝てない」、「ハイリターンを望むなら3連単だ!」などというものがある。これは端的に言って間違いである。3連単がローリターンになることもあり、単勝で勝てる・儲かることもある。どんな馬券を買おうが「回収率100%を超える結果」が出さえすれば良い。

 

これまでの記事を注意深く読んでくれた読者はすでにお気づきのことと思うが、競馬で回収率100%を超えるには、「自分の現状から、的中率に見合ったオッズの馬を選び、利益が最大値に近づくような式別馬券を購入する」ことが必要である。

 

これが達成できるなら、どんな買い方をしようが良いわけだ。しかし、式別ごとの確率上の的中率を見ていただいたとおり、確率上の的中率5.6%の単勝馬券を的中率20%で年間キープできるレベルが相当上手だと評価できるなら、それ以下の式別ではもっと的中率が低くなる、ということも当然の理屈である。そしてその式別選びに際しては、自己資金の総量を勘案し、決定すべきであることは読者にとって自明のことになったと思う。

 

ここで、カエサルの独断で「対極にあると思われる馬券の買い方」を対比させてみたい。

 

<ケース1:元AKB小島陽菜さんの「3連単5頭Box馬券」>

 

「3連単5頭Boxでだいたいあたる~」で一世を風靡した(?)元AKB小島陽菜さん。今年2018年も予想は公表していくようで、一部掲示板では「後出し的中馬券」なども取り上げられ、話題に事欠かない模様。

 

ここは、プラス収支となった彼女の2016年の予想結果を見ていこう。

 

3連単5頭Boxということは点数は60点。1点100円でも毎レース6,000円の投資ということになる。小島さんは年収億単位の方なので、ここは敬意を表して1点1,000円、毎レース60,000円の投資とする。

 

重賞のグレードごとに紹介していく。赤は的中・回収率100%超え、青は回収率100%未満、ハズレである。

 

<G1レース>

 

有馬記念 ハズレ

朝日杯フォーチュリティステークス ハズレ

阪神ジュベナイルフィリーズ 的中!

払い戻し 42.5倍(配当金額42,500円)

◎はリスグラシュー

チャンピオンズカップ ハズレ

ジャパンカップ ハズレ

マイルCS ハズレ

エリザベス女王杯 ハズレ

天皇賞・秋 ハズレ

菊花賞 ハズレ

秋華賞 ハズレ

凱旋門賞 ハズレ

スプリンターズステークス ハズレ

宝塚記念 的中!

払い戻し 260.5倍(配当金額260,500円)

◎はドゥラメンテ

安田記念 的中!

払い戻し 1535.6倍(配当金額1,535,600円)

◎はモーリス

日本ダービー ハズレ

オークス 的中!

払い戻し 57.9倍(配当金額57,900円)

◎はシンハライト

ヴィクトリアマイル ハズレ

NHKマイルカップ ハズレ

天皇賞・春 ハズレ

皐月賞 ハズレ

桜花賞 ハズレ

高松宮記念 ハズレ

フェブラリーステークス ハズレ

 

<G2レース>

アルゼンチン共和国杯 ハズレ

毎日王冠 ハズレ

神戸新聞杯 的中!

払い戻し 80.1倍(配当金額80,100円)

◎はサトノダイヤモンド

セントライト記念 ハズレ

セントウルステークス ハズレ

札幌記念 的中!

払い戻し 220.6倍(配当金額220,600円)

◎はモーリス

フローラステークス ハズレ

産経大阪杯 ハズレ

スプリングステークス 的中!

払い戻し 193.8倍(193,800円)

◎はマイネルハニー

弥生賞 ハズレ

中山記念 ハズレ

AJCC 的中!

払い戻し 305.4倍(305,400円)

◎はマイネルフロスト

 

<G3レース>

新潟記念 ハズレ

新潟2歳ステークス ハズレ

関屋記念 的中!

払い戻し 340.4倍(配当金額340,400円)

◎はヤングマンパワー

レパードステークス 番組お休みのため予想なし

アイビスサマーダッシュ ハズレ

函館2歳ステークス 番組お休みのため予想なし

函館記念 ハズレ

七夕賞 ハズレ

ラジオNIKKEI賞 ハズレ

ユニコーンステークス 的中!

払い戻し 15.6倍(配当金額15,600円)

◎はグレンツェント

エプソムカップ ハズレ

中山牝馬ステークス ハズレ

共同通信杯 ハズレ

きさらぎ賞 的中!

払い戻し 15.7倍(15,700円)

◎はサトノダイヤモンド

根岸ステークス 的中!

払い戻し 344倍(344,000円)

◎はプロトコル

京成杯 ハズレ

シンザン記念 ハズレ

 

50戦12勝と的中率は24%でハイレベル。総購入金額3百万円に対して払い戻しは、3,454,600円、回収率は115%ちょっと。回収金額は年間で454,600円。

 

<ケース2:もし元AKB小島陽菜さんが「単勝1点勝負!」だったら>

 

小島さんは◎をハズしていることもあるが、ここはさらに敬意を表して的中したレースは1着が◎であったと仮定して、単勝1点60,000円の勝負をしたとして、計算してみる。「小島陽菜、女の単勝1点勝負!」である。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ 1着 ソウルスターリング 2.8倍

配当金額 168,000円

宝塚記念 1着 マリアライト 25.1倍

配当金額 1,506,000円

安田記念 1着 ロゴタイプ 36.9倍

配当金額 2,214,000円

オークス 1着 シンハライト 2.0倍

配当金額 120,000円

神戸新聞杯 1着 サトノダイヤモンド 1.2倍

配当金額 72,000円

札幌記念 1着 ネオリアリズム 17.2倍

配当金額 1,032,000円

スプリングステークス 1着 マウントロブソン 8.0倍

配当金額 480,000円

AJCC 1着 ディサイファ 5.0倍

配当金額 300,000円

関屋記念 1着 ヤングマンパワー 6.1倍

配当金額 366,000円

ユニコーンステークス 1着 ゴールドドリーム 2.9倍

配当金額 174,000円

きさらぎ賞 1着 サトノダイヤモンド 1.2倍

配当金額 72,000円

根岸ステークス 1着 モーニン 2.2倍

配当金額 132,000円

 

払い戻し総額は、6,636,000円となり、回収率は221.2%、回収金額は3,636,000円となる。このくらい勝てたらいわゆる「馬券生活者」の出発点に立てるだろうと思われる数字だ。

 

<ケース1>で「50戦12勝で的中率は24%」と書いたが厳密には正しくない。<ケース2>は正真正銘の的中率24%。<ケース1>の真の的中率は50戦×60点=3,000点中、12点の的中だから「的中率0.4%」ということになる。

 

「的中率0.4%」は低く見えるかも知れないがそうではない。

単純計算したときの3連単馬券的中率を思い出してほしい。

 

<3連単 1/4896=0.020424%>

この素の的中確率よりも20倍も優れた数字なのだ。小島陽菜さんがどういう過程で予想しているにせよ、かなり上手なのは間違いない。

 

しかし、<ケース2>の数字を見て、読者諸兄はどう思われたであろうか?これらのレースのうち、サトノダイヤモンド1.2倍とかソウルスターリング、シンハライト、モーニン、ゴールドドリームをなどを蹴って別の馬の単勝を買っていたとしても回収率はほぼ変わらない。的中率は下がるが、もっと「実力に比べて適正な評価を受けていない馬」を選ぶという選択も正解だし、試行回数は減るが「評価が適正で波乱の余地がないレースを見送る」かしていたら、もっと回収率が上がったかも知れない。

 

単勝1点勝負は当たれば天国ハズれて地獄、である。単勝を複数点買うという戦略ももちろんある(小島さんはそれも実践されているようだ)。オッズと的中したときの払い戻し金額を天秤にかけて、トリガミにならないように買うこともできる。

 

読者諸兄の頭の中では以下のような図式が存在していなかっただろうか?

 

3連単=ハイリスクーハイリターン

 

単勝=ローリスクーローリターン

 

「3連単のほうが儲かる!(当たればな)」、「3連単で万馬券とったぜ!(単勝1点で買ってたらいくら儲かってた?)」

 

上記、小島さんを勝手に題材にした結果で認識を改めていただけたであろうか?

 

3連単=ハイリスクーローリターン

 

単勝=ハイリスクーハイリターン

 

60点も買えば当たるように思える。しかしそれは小島さんの通常より20倍も高い的中率を誇る馬券術によるものであり、何らかの方法論を持たない限り、その域に達することはできない。

 

しかしたとえ1点勝負であったとしても、ある程度の的中率を確保する方法論さえ持てれば、<ケース2>に届くような「ハイリターン」を得られることも確かなのだ。

 

私、カエサルは「単複は簡単な馬券だ」とは決して言わない。むしろ難しい馬券である。3連単も単勝もどちらも難しい馬券である。

 

どちらを選ぶかは、読者諸兄の総資金量と連敗に耐えながら的中を信じて買い続けることが、どこまでできるか?に依存する。

 

しかし、上記のように同じ総資金量を持ちながら、リターンがこれほど違ってくると、想像できた人はおそらく少ないのではあるまいか?

 

くりかえすが、競馬で勝てる人は「少数派」の人である。「常識」や「なんとなくそういわれているからそうなんだろう」という他人の意見や憶測に流されている「多数派」は勝てないようになっている。

 

総資金量100万円から始め、「馬券裁判男」として有名になった「卍(まんじ)氏」のサイトを見ると、興味深い事実が浮かび上がる。

 

卍氏は、様々なファクターについて期待値の重みをつけ、複数個のファクターの組み合わせで、期待値の高い馬かつそれらの期待値の高い馬同士の組み合わせを自動化して購入しているらしい。

 

毎週ごとにその結果が公表されているので、一部引用する。

 

とある日の買い目数である。

単勝 3点 的中0

複勝 6点 的中2 回収率205%

馬連 180点 的中0

ワイド 36点 的中1 回収率116%

馬単 191点 的中1 回収率56%

3連複 149点 的中0

3連単 1201点 的中1 回収率37%

 

ある1日だけを取り上げた数字なので低い結果になっているが、卍氏は「追い下げ」という資金配分の考え方を基本にし、各式別でどの馬券が当たっても総資金量のとある割合になるよう計算されているとのことなので、オッズの低い式別には賭け金は高額で、オッズが高い式別には低額で投資している。

 

ここで注目してほしいのは、「ある日の投資総額は、最低単位の1点100円だとしても、1,766点×100円=176,600円である」ということ。最低でも17万円で、上記のように各買い目に傾斜配分していると思われるので、17万円という数字を大幅に上回ると思われる。

 

このように幅広い式別の馬券で、期待値を中心としてファクターを組み合わせる馬券購入の方法は、潤沢な資金が前提となる。卍氏のような買い方をするには、卍氏と同じように「最初の資金:100万円」を用意するところから始めなければならない。それはそれで楽しそうではある。

 

しかし、これだけ話題になっていたとしてもやはり「卍氏」は少数派なのだ。私は、卍氏が著書の中で勧めているように、資金100万円をまず用意して卍指数を利用している人はそう多くないように思う。資金100万円がまず高いハードルだからだ。したがって、相変わらず卍氏は少数派でいられるのである。私、カエサルはそのような方法論で競馬をやりたいとは思わないので、このくらいにしておこう。

 

ただし、競馬で馬券を買い続け資金を増やしていこうと考えるならば、100万円と言わずとも、ある程度の資金は必要である。その準備すべき資金量は、読者諸兄が「どれくらいのリターンを目指しているか」が決定する。

 

ここまでを踏まえた上で、やっと「的中率を上げるには?」や「回収率を上げるには?」という話に進める。ここまでは大前提なのである。

 

私、カエサルは今迷っている。読者諸兄を「千仞之谿(せんじんのたに)」に突き落とすべきか否か。だが、まずは用意すべき資金量についての考え方を整理するところから始めねばなるまい。次回を待て。

 

<まとめ>

○3連単馬券を3,000点買って、12点を的中させる小島陽菜さんは馬券上手

○そんな小島陽菜さんがさらに研究を進め、3連単と同じレベルで単勝を買い続けたら、「馬券生活者」になれる

○単勝は「ローリスクーローリターン」という考えは単なる多数意見・憶測・ドグマに過ぎない

○単勝は実は「ハイリスクーハイリターン」な馬券である

○単勝も3連単も難しい馬券

○どの式別の馬券で勝負していくかは、自分自身の総資金量に依存する。

○競馬で勝てるのは「少数派」の人々

 

 

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

さて、今回は競馬予想を続けて馬券を買う際の前提となる、「今の自分を知る」ということについて書いていく。

 

結論から言う。

 

競馬予想において、「今の自分を知る」とは以下の諸点を自分自身で把握していることだ。

 

①「一年間を通じた自分の本命馬の、単勝的中率・複勝的中率を知る」

②「一年間を通じた自分の本命馬の、単勝回収率・複勝回収率を知る」

 

この2つである。

 

この二つを常に記録し、見返し、次の自分の行動指針にできる、ということが「今の自分を知る」ということである。

 

当たり前のことである。しかし、どれだけの諸君がこれらを通年で記録しているだろうか?

 

ここまで読んで、もうこのブログを閉じたくなった読者諸兄がおられるだろうと思う。しかし、もうしばらくおつきあいいただきたい。

 

もし読者諸兄にそこそこ投資に回せる可処分所得があると仮定しよう。その資金量は株式やFXなどいわゆる「金融商品」に回せるくらい潤沢だとしよう。

 

ご自分の購入した金融商品の価値の上下動をチェックしない人がいるだろうか?極端な人は、ディスプレイの前に釘づけでチェックすることすら辞さないのではなかろうか?

 

競馬予想は「スキル」である。継続した実践の積み重ねの上で、身に着けていくものである。ならば、スキルを身に着ける本体である「自分自身」がどのくらいの価値を生み出すことができるのかをチェックするのは、しごく当然のことなのである。

 

競馬初心者の読者は、今、呆れ果てているだろう。

 

「どうやったら当たるのかすらわからないのに、的中率だの回収率だのなんてどうでもいいじゃないか?」

 

私、カエサルはこう反論しよう。

 

「今の自分の実力もわからない人間が、これからどうしたら良いのかすら自分で判断できるわけがなかろう」と。

 

絶対的中する馬券の買い方は、馬券の式別によらず「全通り購入」だと前に述べた。そしてそれでは「絶対に勝てない」とも述べた。

 

一番問題なのは、「当てる」ことよりも「勝つ」ことなのである。しかし馬券は「当たらなければ勝てない」のである。

 

競馬において「勝つための方法」については、おそらくどんな異論もあり得ない。「人気馬が飛び、人気薄の馬を狙えるレースで最大利益が見込める買い方をしろ」。これだけである。

 

そしてカエサルは、今あなたが「勝てていない」のならば、その記録をしなければどうしたら良いのかを自分で判断できない、と述べているにすぎない。

 

今の自分がどういう馬を狙い、どういう馬券の買い方をし、当たったりハズれたりしつつ、どのくらいのリターンを得ているのか。この現状認識を明確に持たない限り、競馬では長期にわたって継続して「勝てない」。

 

読者諸兄の反論が聞こえてきそうだ。

 

「なんだよ、競馬ぐらいでそんな記録をつけてまでガリガリやんなきゃならないのかよ?勉強じゃないんだからそこまでやらなくてもいいだろうが!」

 

私、カエサルはこう反論しよう。

 

「なにごとであれ大きなリターンを望むなら、それ相当の努力をせずに成果が得られると思うのは大きな間違いだ。予想という行為があり得ない宝くじですら、みな日本一の売り上げを誇る売り場に長時間並ぶという努力をする。競馬ではなおさらだ。自分を知り、馬を知り、コースを知るという努力を継続せずに、競馬で勝とうなんて思ってはいけない。リターンとしてお金を得られることに見合う努力をせずに、儲けようなんて思う方がどうかしている」と。

 

思うに、馬券が100円で買えるのは良い面と悪い面があるのだろう。手軽な金額で馬券を楽しむことができる反面、あまりにも手軽に過ぎるので「手軽に儲けられる」という誤解も生むのだろう。

 

胴元JRAの思惑どおりである。手軽に買えて手軽に楽しみ、手軽にリターンが手に入る。そんなイメージ戦略で馬券売り上げ増をもくろんでいるに違いない。JRAの至上命令は、「馬の幸福」でもなければ「ファンへの利便提供」でもない。「馬券売り上げの向上」なのだから。

 

競馬ファンとしては、競馬というもので儲けようと考える以上、「今の自分を知り」、今の自分の方法論を見直すきっかけにしながら、一定程度の的中率の維持と、回収率の最大化を図るしかない。

 

その大前提が、「年間の的中率・回収率を把握する」ということなのだ。

 

もちろん週単位、月単位、開催単位での記録でもかまわない。競馬に触れて日の浅いファンは「年間の記録」など持ってはいないだろうから。

 

また、年季の入ったファンでもおそらく「年間の記録」を付けている人は少数派だろう。

 

しかしこれだけは言っておく。競馬で勝っているのは「少数派」なのだ。おおよその人間が言うことに従っていたら、鵜呑みにしていたら「負ける」のだ。他の競馬ファンがやらないことをやり、普通の競馬ファンが買わない馬を買い、普通の競馬ファンがやらないレースを狙うくらいの少数派でなければ、年間で継続して勝ち続けることなどできないと考えるべきなのだ。競馬は真剣な「賭け事」なのである。

 

ここまで読んでも賛同できない方はお好きなようにとしか、かける言葉はない。実を言うと大多数の人々は賛同できないだろうとも思っている。

 

私、カエサルはその状況をも「喜ばしい」とすら思う。そのような「その他大勢」のみなさんのおかげで、継続して勝ち続けることができるからだ。あなたは少数派になりたいか?それとも多数派として競馬を続けていくか?

 

少数派になろうと決意した読者諸兄には、おそらくどうしたら的中できるのか?ということがまずは大きな課題だろう。しかしその前に「的中率と回収率の関係」についての理解が不可欠だ。次回を待て。

 

<まとめ>

○「今の自分を知る」=「自分の本命馬の年間的中率・回収率を知ること」

○競馬予想は「スキル」。スキルを身に着けるのは自分自身。「今の自分を知る」ことは今の「自分の価値」を知ることと同義

○「今の自分=今の自分の価値」を知ることを通して、今の自分に何が足りないのか、何を身につければよいのかを判断する

○大きなリターンを望むなら、そのリターンに見合った努力をするのは当然

○競馬で勝つのは「少数派」

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

さて前回「馬券を買って儲ける人、馬券を売って儲ける人」という記事を書いた。今回は、新たにそこで触れた「的中率」と「連敗率」の関係について書いてみたい。また、的中率と連敗率をしっかりと把握することによって、馬券の式別を選択する考え方を書いていこう。

 

芝レースのフルゲート18頭を前提とすると(以下、すべて18頭立てのレースを前提としてお話ししたい)、単勝(1着馬を当てる馬券)を1点買った場合の的中率は、約5.6%だった。

 

そして単勝的中率20%の人(単勝オッズ5倍以上の購入を前提とする)は、エクセレント!上手!すごい!と評価されるべき実力の持ち主であるということについて書いた。

 

通常の競馬ブログはここで、「的中率を上げるには?」とか「回収率を上げるには?」とかというある意味「喰いつきやすい」テーマにもっていくものなのだが、カエサルのブログではその主目的に鑑み、「この的中率ならば、統計上普通に在りうる『連敗率』はどれくらいなのか?」という点に触れていく。

 

<ケース1:単勝的中率5.6%の場合>

 

小学生の算数なのだが、的中率が「5.6%」であるということは、最初の1回は「100%-5.6%=94.4%」ハズれるということをご理解いただきたい。あくまでも確率である。この数字、「普通にハズれて当たり前」と言えるような数字である。

 

連敗する確率を求めるには2回目以降について、それぞれハズれる確率を回数分だけ掛け算をすればよい。計算の便宜上、的中確率を6%としてやってみよう。例えば<ケース1>の2連敗する確率は、「94%×94%=89%」となる。この先小数点以下は分かりやすい数字にしよう。

 

3連敗の確率は、「94%×94%×94%=84%」、4連敗なら「94%×94%×94%×94%=79%」となる。以下、計算を続けていくと連敗確率50%を割るのは、実に「13連敗」となる47%となる。どうだろう、かなり高い数字に思えないだろうか?

 

この調子で計算を続けて言って連敗率が10%を割るのは、実に40連敗目の9.9%。統計上無視しても良いだろうと思われる1%を下回るのは、なんと「80連敗目」である。なんらかの的中率をあげていくための方法論を持たないで馬券を購入することは、これらのリスクを負う行為なのである。

 

<ケース2:単勝的中率20%の場合>

 

以下、同様の計算となる。最初の1回目をハズす確率は80%。2連敗は64%、3連敗は51%、4連敗は40%。連敗率10%を切るのは、11連敗目の8.5%。統計上無視しても良いだろう1%を下回るのは、21連敗目の0.922%である。

 

的中率20%を誇る馬券上手も、確率的には「20連敗くらいしても別に驚けない」のである。10連敗の確率は10.737%くらいあるからここらへんまでは連敗するかもしれないという覚悟が必要となる。

 

ついでに複勝を50%の的中率で当てられる猛者は、1%を切るのが7連敗の0.781%。2連敗確率は25%、3連敗は12.5%、4連敗は6.25%。3~4連敗くらいは普通にあると見てよいだろう。

 

数字ばかり並べたが、単なる数字ではない。これは「連敗確率」である。<ケース1>の単勝的中率約6%という数字が、もうこれは負けることが必然に思えてきただろうか?

 

<ケース2>の単勝連敗確率にしても10連敗くらいは覚悟しておくべき、ということがおわかりだろうか?上手な人でもこれくらいは、「単勝で」連敗する確率が高いのである。

 

競馬に限らずギャンブルにおける確率というものは悩ましく、机上の計算では「これくらいだろう」という見通しを持てたとしても、「ハマリ」という現象がある。試行回数にもよるが、事象が惹起するときの「偏り」があり、俗に「3ハマリ」とか「5ハマリ」などと呼んでいるのを良く聞く。主にパチンコ・パチスロだろうか。

 

要するに、もっともっと「連敗するときはする」のである。もちろん逆に連勝するときもあるわけだが。

 

さて、ここで馬券の買い方には様々な種類があることに思いを致してほしい。今までは例として「単勝(1着馬を当てる)」、「複勝(1~3着のいずれかになる馬を当てる」を挙げてきたが、これは計算が楽だから。

 

この世には、馬連(1着馬と2着馬の組み合わせ、順番はどうでも良い)、ワイド(1着馬、2着馬、3着馬のうち2頭の組み合わせ。順番はどうでも良い。複勝と同様「当たり」が3つある)、馬単(1着馬と2着馬の組み合わせを「順番通り」に当てる)、3連複(1着馬、2着馬、3着馬の組み合わせ。順番はどうでも良い)、3連単(1着馬、2着馬、3着馬の組み合わせを「順番通り」に当てる)などがある。このほか枠連や、WIN5など様々な馬券があるがJRAホームページでお調べいただきたい。

 

問題はそれらの式別とその的中率、連敗率である。

単勝・複勝は前の記事に書いたので繰り返さない。

 

枠連  1/36=2.7777・・・%

馬連  1/153=0.65359%

ワイド 3/153=1.96078%

馬単  1/306=0.3267%

3連複 1/816=0.122549%

3連単 1/4896=0.020424%

 

当然だが組み合わせの種類が多い馬券ほど、単純計算の的中確率は低くなる。ということは、当然、「連敗率も高くなる」わけだ。

 

それぞれの式別に応じて、的中率を上げていければそれに越したことはないが、「上手になる前に、相当数の連敗を覚悟しなくてはならない」わけだ。

 

競馬初心者にとっては大変高い壁である。もちろんビギナーズラックという確率の偏りがあるから、初めての馬券で3連単1点買いで15,000円台の万馬券を獲るということもある(1~3番人気あたりが先頭でなく、その他そこそこの人気の馬がはいったときは普通にこれくらいのオッズになる)。

 

しかしそのあとは?連敗確率を考えていますか?

 

上記の的中率や連敗率は、その式別ごとに「1点だけ買う」ということを前提にしているので、組み合わせを増やすと変化する。一番最初の記事で書いた「全通りを買う」というやつだ。「全通り」買えば、的中率だけは100%である。

 

しかしこの方法は絶対勝てない。前に述べたとおりである。

 

この的中率と連敗率を頭に置いて、特に競馬初心者を自覚している諸君は「買うべき馬券を選んでほしい」。

 

カエサルは、別段他人が何を買おうが気にしない。自分のお金を使うのだから、好きに買えばよい。ただ、自分自身の今の的中率=連敗率を考えて欲しいと思うのだ。

 

連敗率が高いということは、当たるまでに時間がかかるということだ。時間がかかるということは、お金をその分たくさん使うということだ。何しろ馬券は「買わなければ当たらない」。

 

自分が準備できる元手=資金の総量と相談しながら、どの式別の馬券をどれくらいの金額で買うべきかを考えて欲しい、というのがカエサルの見解である。

 

難しい馬券ほどリターンは大きい。当たり前である。「当たらないから」だ。何をどう買ってもあなたのお好きなように、としか言えないが、破産を避けるためには、自分が買おうとしている馬券の式別に応じた「資金」が必要なのだ。

 

ここで馬券上手な「単勝的中率20%、複勝的中率50%の人」について、付帯条件をつけたい。

 

①自分の本命馬についてのそれぞれの的中率であること。

②単勝については年間平均単勝的中オッズが5.1倍以上、同じく複勝的中オッズが2.1倍以上であること。

 

①については、「これが来る!」という馬を当てないとしょうもないので当たり前だ。②については、「回収率100%超え」のための最低条件である。

 

もし、読者諸兄が仮に「単勝的中率10%」だったとしよう、この的中率を自分の本命馬で維持できていると仮定しよう。

 

回収率100%を超えるためには、「どのくらいのオッズの馬を狙えばよいだろうか?」

 

答えは、「単勝オッズ10.1倍以上の馬を狙う」である。的中率が低ければ、オッズの高い馬を狙えばいいのである。このオッズの馬を狙い続け、かつ年間的中率10%を維持できるなら、必ず年間で「勝てる」。

 

自分の本命馬を10回に1回当てることができる人は、「単勝オッズ10.1倍以上の馬を買い続け」れば、勝てるのである。ただし、連敗率を考えて資金を用意しなければならない。

 

単勝と複勝は1頭の馬に賭けるので計算は単純だが、2頭以上の組み合わせを買う式別の馬券は、ここから先が複雑になる。

 

たとえ、「自分の本命馬を10回に1回当てられても、それ以外の馬がこなかったら馬券はハズれる=負ける」からである。

 

「自分は3連単で勝てている」、「3連複が得意だ」、「単複なんてかったるくて買えない」という方がおられたら、どうぞブログをそっと閉じて欲しい。あなた方にはこのブログはまず、役に立たない。

 

この世には、「博才を持っている人」という方がおられるのは知っている。その方はすでにブイブイ勝っておられるだろうから、このブログを読む必要性がそもそもないだろう。

 

私、カエサルは2016年6月26日、稍重の阪神11R芝2200mの宝塚記念の3連単馬券で、アタマ(1着)に8番人気のマリアライトに来られてハズした時点で、自分がいかに博才がないかということを思い知らされた。

 

以来、一度たりとも3連単馬券を買いたいと思ったことはない。せいぜい3連複あたりまで、それも年に1回あるかないかといったレベルである。

 

あなたが低い的中率に耐えられるだけの豊富な資金、揺るがない心、負けがこんで破産の崖っぷちに立たされても買い続ける強靭な意思をお持ちなら、どうぞ3連単馬券でぶちかましてほしい。博才を存分に発揮して勝ちまくってほしい。

 

しかし、現在低いままでいる的中率、回収率をどうにかしたい、負けが込むとガックリ落ち込んでしまう、競馬なんてもうやめようか、と思っている方がおられたら、「的中率と連敗率の関係」をよくよく吟味し、どの式別の馬券で勝負することが、「今の自分にとって最適解なのか?」ということに思考を向けていただきたい。

 

では、「今の自分を知るには、どうしたらよいか?」。次回を待て。

 

<まとめ>

○なんらかの的中率向上のための方法論を持たない「単勝買い」は、30~40連敗くらい当たり前

○たとえ単勝的中率20%であっても10連敗くらいは普通

○難しい馬券(3連単・3連複)はリターンも大きいが、連敗率も当然高い

○どの式別の馬券を買うべきかは、どれくらい連敗が許される資金を持っているか?ということに左右される

○さらに、どの式別の馬券を買うべきかは、資金と併せて「今の自分を知る」ことがなければ、最適解を求めることはできない

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

思えば在りし日のローマにも「戦車競走」なるものがあった。人間の営みは今も昔も変わらないな。賭け事は日常を忘れさせ、興奮と熱狂の中で日常を超越する。運命をねじ伏せるため、自身の分身たる「お金」を投機する行為が(昔は文字通り「自分自身」を投機してしまった者もいたが)、バクチなのだ。

 

それはさておき。タイトルの「馬券を買って儲ける人、馬券を売って儲ける人」である。

 

馬券を買って儲ける人または『儲けたい人』は分かるが、「馬券を売って儲ける人」って誰?とか「そんな人いるの?」とか思った読者諸兄がおられたら猛反省していただきたい。

 

我々競馬ファンは、馬券を買うか買わないかという選択肢はあるが、「馬券を売る」という選択肢はない。なかには「予想を売る」、「情報を売る」という「業者」もいるがそれは別の機会に話したいと思う。

 

さて、「馬券を売って儲ける人」とは誰か?ここでは広く「馬券が売られている」という事実に基づいて儲けている人たちの中で我々競馬ファンを除いた人々を確認しておく。

 

筆頭は、当然、「競馬の胴元」たるJRA日本中央競馬会である。テレビCMもぶちかまして、これでもかと馬券売り上げに邁進されている。

 

そして公然たるお金持ちとしての「馬主」さんたち。馬の優勝賞金・入着賞金などなどを儲けたり、預託料を払ったりと動かす金額は大きいが、この方々も「馬券を売って儲ける人」たちの範疇にはいる。

 

そして生産牧場、育成牧場など、競走馬の生産・育成に携わる人々。馬主を兼ねているということもある。

 

競走馬を預かり調教をつけ、競馬に出す厩舎関係者。いまは外厩などというものもあり、生産者・馬主と密な関係をもつ人々もいる。

 

そして騎手。馬に乗って手当や賞金の配分をもらっている。

 

これらのみなさんはすべて「馬券を売って儲ける人」たちである。

 

この人たちがメシを食っているのは、すべて我々競馬ファンあってのことだ。

 

馬券購入されたお金は、馬券の式別に応じた「控除」という洗礼にさらされる。要するに「天引き」である。

 

例えば単勝・複勝の控除率は20%。単勝なら単勝だけ、複勝なら複勝だけに賭けられた全金額から、まずは胴元JRAが「控除=天引き」する。馬券が当たろうがハズれようがそんなことは関係ない。とにかく賭けられたお金がまずは2割も胴元に引かれるわけである。

 

例えば単勝馬券を100円買ったとしよう。その時点で額面上は100円だが、実質80円の馬券になるわけだ。

 

残りの20円はどうなる?もちろん上にあげた「馬券を売って儲ける人」のふところにそのまま入る。厳密に言うとこの時点ではJRAのふところだが。レース確定後、この20円は上記のみなさんで分け合うことになる。馬主・牧場・厩舎・騎手などへ分配され、その残りがJRAの利益になる。そして国にも上納されて国庫を潤している。

 

ということは、出発地点から我々競馬ファンは不利な勝負をしかけられているわけだ。年間コツコツと馬券を買うと(ここでは単勝馬券としよう)、購入回数が増えれば増えるほど、特に馬券で当てる方法を研究しておらず当てずっぽうで買っていたら、「大数の法則」により確率的に回収率は80%になる。つまり負ける。

 

なぜか?我々競馬ファンは残りの80%を巡って熾烈な取り合いをしなくてはならないからだ。我々競馬ファンの敵は、我々自身なのである。残されたおおよそ7~8割のお金をファン同士でとりあっているのだから、一歩抜きんでるには他のファンより回収率ベースで20%を超えて優れていなければならないわけだ。

 

たかが20%なのだが、これが存外「高い壁」なのだ。

 

例えば5倍のオッズがついた単勝馬券100円を買い続けていくとして、回収率100%超えにするには、どのくらいの的中率があればよいか?

 

馬券の最少単位金額はJRAにおいては100円なので、5倍のオッズの単勝馬券を買い続けて回収率100%超えを達成するには、的中率は20%あればよい。

 

5倍オッズの単勝馬券で回収率100%を超えるには、5回に1回当たればよい。つまり的中率20%ちょい超えていればよい、ということになる。

 

ところで読者諸兄は単勝の的中確率をご存じだろうか?

 

芝レースのフルゲートは18頭。これをベースにすると、単勝は1着馬を当てる馬券だから、単純計算して的中確率は1/18=5.55555・・・%。たったの約5.6%。

 

これが1~3着馬を当てる複勝ならば、的中確率は3/18=16.66666・・・%。約16.7%だ。複勝馬券で5倍つくというのは穴馬券に近いから、もう少し現実的な複勝オッズ2倍の馬券を買い続けて回収率100%を超えるための的中率はどのくらいか?

 

50%超である。2回に1回はあたらないといけないのである。

 

人気サイド寄りではあるが、そこそこ来そうな単勝オッズ5倍、複勝オッズ2倍の馬を単勝・複勝で買って回収率を100%超えにしようとすると、単勝の場合、5回に1回、複勝の場合、2回に1回は的中しないといけないのである。

 

「高い壁」だと言った理由がお分かりいただけただろうか?

 

単勝的中率20%、複勝的中率50%というのは、これはもう優秀!エクセレント!すごい!という領域だ。年間を通してこの的中率をキープできる人は、馬券で生活できなくとも、馬券の儲けで次の馬券も買え、勝負どころなどを間違えなければ元手を減らすことなく年間での勝ちが見込めるレベル。

 

逆に言うとそれらの年間的中率の相場を超えて、単勝的中率50%だとか複勝的中率80%だとか宣伝しているのは眉唾ものだということが分かるだろう。

 

人気のある馬(=オッズの低い馬)ばかりを買って、「勝とうとする(=回収率100%を超えようとする)」のは、大変難しいことだと分かっていただけただろうか?

 

競馬は単なる「確率」でもなければ「統計」でもない。単勝1.2倍の馬は負ける時は負けるし、単勝100倍以上の馬だって勝つときもある。

 

しかし、少なくとも年間を通じて馬券を買い続けていく人間は、上記の的中率を超えない以上、単勝1倍台の馬を単勝で買い続けるのは大変危険な行為なのだ。

 

買い方(=式別)を選ぶことによって、単勝1倍台の馬を絡めても勝てる場合もあるが、その場合はかなりの人気薄の馬が馬券に絡まない限り、回収率100%を超えることは難しい。

 

競馬初心者にありがちな人気馬を買うというやり方は、短期的には勝てるかも知れないが(G1しか買わないとか)、長期的には負ける確率が高くなるということを忘れないでほしい。

 

ただし、単勝1番人気の馬は年間を通じて、おおむね勝率(=単勝的中率)約30%、連対率約50%、複勝率約64%となっていて、馬券には絡む。つまり「当たる」。しかし「勝てるわけではない」ことも併せて覚えておいてほしい。単勝・複勝馬券以外の式別の馬券で勝負したい人は覚えていて損のない数字である。

 

ではどうしたらよいのか?次回を待て。

 

<まとめ>

○競馬においては「馬券を買って儲ける人・儲けたい人」と「馬券を売って儲ける人」がいる。

○我々競馬ファンは我々自身が敵。

○敵に勝つには回収率ベースで他人よりも20%を超えて優れていなければならない。

○単勝的中率20%、複勝的中率50%を年間通じて維持できる人はスゴイ!上手!エクセレント!という評価にふさわしい実力を持っている人

○上記の的中率を大幅に超える数字を宣伝しているブログ・サイトは基本的に眉唾もの

○単勝1番人気または単勝オッズ1倍台の馬を年間を通じて買い続けることは負ける確率を高めること

○それでも単勝1番人気の馬は馬券に絡むことが多い。それでも勝率は年間30%前後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終身独裁官カエサルである。時空を超えてやってきた。

 

その主目的はプロフィールに書いたとおり。「悪徳」有料競馬予想ブログ・サイトを撲滅することを最優先順位としているが、もう一つは「競馬で勝つ方法」を考えようということも目的としている。

 

「悪徳」有料競馬予想ブログ・サイトに引っかかって、大切なお金を「他人の予想を買う」ことに使っている人々に、まず尋ねたい。

 

「競馬で勝つ」ってどういうことだと思う?

 

ここで「競馬はスポーツ」だとか、「馬が好き」だとか、とにかく馬券を買わないまたは買っても『当たっても当たらなくても良い』とお考えの諸兄は、このブログをそっと閉じて欲しい。

また、「競馬で勝つ、とはなにかなんてとっくの昔にわかってるよ!」という猛者にもこのブログをそっと閉じて欲しい。おそらくあなた方にはこのブログは無益だろうから。

 

なんとなれば「競馬で勝つ」とは、「馬券を当てて回収率100%を超えること」と私は考えるからだ。

 

競馬は要するに「バクチ」である。「ギャンブル」である。不確定の事柄に大切なお金を投じて、どうなるか分からない結果を甘受するというなんとも理不尽な行為なのである。

 

まずは「馬券を当てる」こと。馬券が当たらなければ配当もない。的中率0%=回収率0%である。

 

次は「回収率100%を超えること」。的中率が5%だろうが90%だろうが、そんなことは関係ない(ま、関係はあるけども)。どんな的中率であろうと、「回収率100%を超え」ていればOKである。

 

ここで回収率というのが分かりにくい読者もいるかも知れない。宝くじで考えてみよう(回収率=配当(当たった金額)÷投資金額×100)。

 

あなたがいつも9,000円で宝くじを買っているとする。うまいことサマージャンボ大当たりで6億円ゲットしたとしよう。9,000円で6億円を回収したのだから、回収率は6,666,666.6666・・・%というすごい数字になる。

 

逆にあなたがいつも9,000円出して買っている宝くじで、たまたま100円当たったとしよう。回収率は1.11111・・・%というしょぼい数字になる。

 

競馬でも同じことが起こる。俗に言う「トリガミ」というやつである。

 

馬券が的中しても、そのリターンとしての払戻金が馬券購入金額より少額であれば、回収率は100%を超えることはない。それを避けて馬券を購入しなければならないのだ。

 

ここで「絶対当たる方法」がある。それは馬券を「全通り」買うことだ。馬券には「賭け方」に応じて様々な種類がある。「1着馬を当てる単勝」から「5つのレースの1着馬すべてを当てるWIN5」や「1着・2着・3着の馬をその順番通りに当てる3連単」とかである。どの式別(賭け方)でもかまわないから、「全通り」の馬の組み合わせを買えば、「絶対当たる」。

 

しかし宝くじ1000万枚をすべて買って1等+前後賞6億円を当てても、24億円の赤字になってしまうように(購入金額30億円)、競馬で「全通り」買えば、これは確実に赤字になる。

 

たまには10万円馬券とか100万円馬券が出て、一時的に黒字になるかも知れない。そこで競馬そのものをやめてしまえば「生涯回収率100%超え」は確定である。しかし年間を通じてある程度の回数、馬券を買う人は、「全通り作戦」は破滅への道、ということになろう。

 

では、「どうしたらよいのか?」。次回を待て。

 

<まとめ>

○「競馬で勝つ」とは、「馬券を当てて、回収率100%を超えること」

○まず、馬券を的中させなければ、回収率も0%。

○的中させようと「全通り」買っても、年間で馬券を買う人は確実に負ける。