合格体験記(2019 西9:今村くん) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

============================

・無料体験授業、実施中!

http://mitaka.gakushisha.jp/

 

◆2019年 都立高校入試結果
・日比谷 3名
・西 12名
・国立 6名
・青山 1名
・新宿 6名
・駒場 3名
・武蔵野北 4名
・豊多摩 5名など
 
◆2019年 都立中入試結果
・武蔵 1名
・三鷹 2名
============================
 

☆合格体験記(2019 西9:今村くん)

私が学志舎に入塾したのは、中学1年生の12月でした。当時私は塾に通っておらず、通信教育を受講していました。しかし、提出するべきものしかやらず、日々の勉強は殆どしていませんでした。中学校の三者面談で担任の先生から「塾に入らないと手遅れになる。」とアドバイスをいただき、このような勉強への姿勢に危機感を抱き始め、真剣に塾を探し始めました。SNSや口コミなどから学志舎の存在を知り、両親に相談して体験授業に行かせていただきました。当時の3年生が黙々と勉強に打ち込む姿に圧倒され、なかなか塾の扉を開けることが出来なかったことを今でも覚えています。そして、実際に授業を受けてみると、雑談をする塾生がおらず、布施塾長の解説のみが聞こえる授業の様子に衝撃を受け、私はその場で入塾を決意しました。

 

「学志舎に入塾して何が変わったか?」と聞かれれば、私はまず、定期テストにおける勉強方法を挙げると思います。入塾する前のテスト勉強では、学校のテスト準備期間が始まってからワークの1周目をはじめ、テスト当日までに、それが終われば上出来でした。しかし、学志舎に入塾してからは勉強方法が劇的に変化しました。布施塾長がよく仰っている「その日授業でやったことは、その日のうちにやる。そうすれば、テスト準備期間に入った頃にはテスト範囲が1周終わった状態になっている。」という言葉を日々実践するようにしました。またもう一つの塾長の言葉である「テストの結果は、席に座った瞬間にはもう決まっている。」を常に意識し、自分の取り組みに自信がもてるようになるまで勉強しました。

 

布施塾長と村岡先生のアドバイスを元に、私が行っていた取り組みを紹介します。具体的な取り組みとしては、先ずは前回のテストの分析から始まります。よほど意地悪な先生でない限り、テスト問題の出題元には一定の傾向があります。その傾向をしっかりと見極めることが、テスト勉強の一番の肝といっても過言ではありません。私が教えていただいていた学校の先生方を例に挙げると、国語なら授業中に板書したノート、社会や理科ならいただいたワークでした。次は、自分へのテストです。分かりやすく言えば演習なのですが、「テスト範囲を完璧に理解しているか?」を自分に問い続けることです。先ほどの例で言えば、「ノートの内容を完璧に覚えられたか?」や、「ワークの問題を見ただけで瞬時に答えが思いつくか?」です。私は、これを5~6周程度繰り返しました。こうすることで、自分の取り組みに自信を持つことが出来ました。

 

最後は、人に教えることが出来るか?です。自分の頭の中に入っている知識も、テストの本番で出すことが出来なければ意味がありません。そのためには、一度知識を出してみる必要があります。家で保護者の方に教えてみることが一番簡単な方法です。しかし私は、同級生に教えることが一番良いと思います。学志舎に通っている皆さんなら、クラスでも出来る存在だと思います。そんな皆さんに「勉強を教えてほしい!!」という人は多いのではないでしょうか。そんな時はチャンスです。自分の知識を「いかに分かりやすく教えるか」ということを意識していると、自然に力がついていきます。まさに一石二鳥です。このようにインプットアウトプットを繰り返すことが、テストにおいて点数を上げるコツです。私は、このような取り組みをコツコツと続けていった結果、入塾してからは継続して学年で上位の点数を取ることが出来ました。また、内申においては入塾時の41から44まで+3upさせることが出来ました。

 

また、勉強以外では当たり前レベルを向上させることが出来ました。当たり前レベルといわれても何のことか分からない人もいると思いますが、私なりの解釈を分かりやすくすると、自分のやるべきことの最低基準のことです。学志舎では他の塾とは比べ物にならないほどの勉強量をこなします。私の場合、過去問は「●●(※部外秘)」を解き、「●●(※部外秘)」は5周以上、「●●(※部外秘)」は6周以上繰り返しました。つまり、頑張ることが当たり前となっていたのです。(私の中ではこれが当たり前となっていたため、学校でクラスメイトと話していると、若干引かれることもありました)私は、このように当たり前レベルを向上させることが出来た理由に、「学志舎の環境」があると思います。

 

その1つ目が、「周囲の仲間の存在」です。自分と同じ志を持った仲間と毎日6時間以上同じ空間で勉強することが出来ます。つらい時には励ましあったり、模試の結果を見せ合ってお互いに一喜一憂したりと学志舎での濃密な時間を共に過ごした仲間との間には、一言では語ることが出来ない強い絆と熱い友情が生まれます。そんな仲間が黙々と机に向かう環境で勉強していると、自然と勉強に対する意欲が湧いてきます。

 

2つ目は、「とてもアツい指導をしてくれる先生方」です。先生が、自分の人生における失敗や成功を語ってくれる塾は他にないと思います。それらの経験から、私たち塾生が志望校に合格するために必要なことを厳選して教えていただくことで、私たちのやる気がより一層引き立ちます。そして先生方は、私たちのやる気を引き出すコツを押さえています。私は、この当たり前レベルについて村岡先生からいただいた言葉がとても印象に残っています。推薦入試の前日に「今村くんは、自分がやろうとしたことをすぐに実践に移して、自分の行動に組み込むことが出来る。そこが今村くんのいいところだと思う。」と言っていただいたことを覚えています。私はこの言葉を聞いた瞬間、これまでの自分の努力が報われたような気がしました。推薦に落ちてからの1か月は、この言葉を胸に勉強することでモチベーションを保ちました。このように、学志舎にはやる気が引き立つポイントがたくさんあり、自分の成長を実感出来るとともに、当たり前レベルを向上させることが出来ます。

 

しかし、このような環境で他とは違う努力をしていても、なかなか成果が出ないこともあります。それが推薦入試での不合格でした。学志舎では2週間、推薦入試の対策をします。この2週間は、他の塾では出来ないようなことを体験し、とても濃密な時間を過ごすことが出来ました。私は、この濃密な時間を過ごすことが出来たこともあり、不合格と分かった瞬間、とても落ち込んでしまいました。しかし、すぐに気持ちを切り替えることが出来ました。その時、「これまでの努力が無駄になるようなことはしたくない!」と思いました。そして、次に思ったことは「推薦で合格した人よりも、3回も多く、入学前に西高へ行ける!しかも、もっと長い時間、西高の椅子に座っていられる!!」ということでした。「やばい」と思う人もおられると思いますが(実際に学校のクラスメイトには引かれました)、西高のような難関校に入るためには、このくらいの「志望校への想いがないと合格出来ない」と先生方はいつも仰っていました。この切り替えが、一般入試に向けて良い再スタートを切ることが出来た理由だと思います。それからの1か月はあっという間に過ぎました。この時期になると、布施塾長はいつも「明日入試でも大丈夫か?」と仰います。そのため私は、その日、解いた過去問で露呈した修正点を、その日のうちに修正し続けました。以前からそうでしたが、この1か月は特に、「村岡先生の作文と英作文の添削の効果」を更に実感しました。村岡先生の添削では、「英語の微妙なニュアンスの違い」や「日本語のより自然な表現」といった細かい部分までもチェックしていただき、「作文におけるミスを少なくする術」を教えていただきました。そのような添削を受けていた効果もあり、一般入試直前に解いた過去問では平均点を大幅に超え、高得点を取ることが出来ました。

 

このように普通の人とは違う努力をしていても、本番には出来ない問題がいくつもあります。しかし、私は塾長が一般入試直前に仰っていた、次の言葉を思い出して頑張りました。「君たちが出来なかったら、隣の人はもっと出来ない。君たち以上にやった人はいないのだから。」そして、これまでの自分の努力を信じ、自分が西高に入学した姿を頭の片隅で想像しながら問題を解きました。5時限目の理科が終わったあと、試験監督の西高の先生に「お疲れ様。」と言っていただいたとき、私の西高への想いが最高値に達しました。

 

そして、合格発表の日。自分の受験番号を掲示板に見つけた時の喜びは、推薦入試で不合格だったこともあり、これまで一度も味わったことがないほどの大きな喜びでした。

 

この2年間、布施塾長や村岡先生、先輩方から受け取ったものは数えきれないほどあります。先生方からは、高校入試だけでなく今後の人生においても役に立つことなどを、先輩方からは、リアルな高校での生活の様子などを伝えていただきました。そして、仲間と両親の支えがないと、ここまで頑張ることが出来ませんでした。学志舎で出会った素晴らしい仲間のことは一生忘れないでしょう。両親は、私の体調面についていつも気遣ってくれました。先生方や先輩方、仲間、両親には感謝をしてもしきれないほどたくさんのことをしてもらいました。本当にありがとうございました。

 

<後輩へ>
伝えたいことはいくつもありますが、先ずは基本のです。自分の体には細心の注意を払って下さい。私は、模試に向かう途中に自転車で転んでしまい、利き手である右手首の骨が折れた状態で模試を受けました。骨折をしてしまった私だから言えることです。けがや体調不良はないことがベストです。自分は受験生で、様々な人の期待を背負っているという自覚をもって、日々の体調管理に気を付けてほしいと思います。布施塾長は、いつも「ここまでやったら、当日全力を出せなくても合格出来る実力はついている。」と仰います。私が骨折した状態で受けた模試での志望校の合格率は80%以上でした。このように、到底全力が出せないような状態でも、学志舎でやってきた頑張りが自分を裏切ることはありません(体調管理が出来ていないことを美化するわけではありませんが)。入試当日に自分の本来の実力が出せなくても、これまでの自分の頑張りや、布施塾長や村岡先生にかけていただいた言葉を思い出して頑張って下さい。来年の今頃、皆さんの笑顔が様々な高校でみられることを願っています。

 

若輩者の拙い文章ではありますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。いつか学志舎が、東京中のだれもが知る存在になる日が来ることを願っています。本当にありがとうございました。