合格体験記(2016 新宿) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2016 新宿:鈴木さん)

 

私が学志舎に入塾したのは、中学2年生の秋でした。それまで、大手塾に入っていたのですが、授業は宿題の解説ばかりで単元が一向に進まず、私自身、テストの点数が下がり続けていました。そのため、転塾することを決意しました。ちょうど、友達から学志舎を薦められ、体験授業を受けさせて頂きました。その時、全員が真剣に机に向かう静かな環境に圧倒され、入塾を強く希望しました。その日から私が学んだ2つのことを書かせて頂きます。

 

 

1つ目は、「勉強をする上でのテクニック」です。私は夏期講習を終えた9月の時点で英語の文法を全く理解していませんでした。助動詞の後にing形をつけてしまうなどあり得ない間違いを連発していました。そこで、塾長から「英語だけ勉強しなさい。宿題以外は当分の間、英語だけを取り組みなさい。」というお言葉を頂き、約1か月の間、英語のテキストを何周も取り組みました。また、長文の音読回数を増やしました。塾長から頂いた「長文プリント」を黙読も含め、何度も行いました。すると、英語の文が頭に入って自然と理解することができるようになりました。また「前から訳プリント」も頂き、英文を前から、速く日本語に訳せるかどうかを確かめました。塾で配布されたテキストも繰り返し取り組みました。それは日本語の文を英文に直す問題ばかりでした。繰り返すことで文法が身についたように思います。英語ばかり勉強していたせいか、夢で英語を話していたこともありました。そのくらい熱中して取り組むことができたおかげで、8月の模試では「偏差値54」だったのが、1月の模試では「偏差値72」を取ることができました。

 

 

国語は好きな教科だったため、作文をはじめ、ほとんどの問題に抵抗を感じることはありませんでした。しかし、8月の模試では「偏差値56」でした。とても悔しかったので、塾長の解説授業で必ず行われる、「選択肢問題において、本文とどの箇所が異なるのか?また合っているのか?」ということに重点を置き、確認するようにしました。すると、どんどん正答率が上がりました。そしてついに、1月の模試では「偏差値74」まで上げることができました。

 

 

理科・社会はなかなか点数が取れず、悩みました。そんな私が大切にしたことは、塾長から紹介された勉強法の一つである、「解説を全て読み込み、知らないことが出れば、テキストに書き込む」ということです。赤ペンで書きこんだため、真っ赤になったページが増えていきました。新しく書き込む度、以前書き込んだ内容も目に入るので、より身につきやすくなりました。

 

 

数学は塾長の解説を受け、「手を動かす」ことを意識して、問題に取り組んでいくことで得意科目になりました。塾長の解説では、解く時の順番を教えて下さっていたので「考え方やアプローチ法」を身につけることができました。求めたいものはどこで、そのためには何が必要で、どのように集めていけば解いていけるのか?を常に考える訓練ができました。そして、グラフや平面図形、空間図形の問題では、塾長がおっしゃられていた「手→頭→手で考える」という言葉を大切にするようにしました。

 

5科目全体では、8月には「模試偏差値62」が1月には「偏差値70」になりました。この結果は難関クラスの上位の人と匹敵するレベルだと塾長がお話して下さいました。試験を受けるにあたり、この言葉はとても大きな自信に繋がりました。

 

 

2つ目は「気持ちの大切さ」です。私は私立高校の推薦入試を受けたのですが、不合格でした。メンタル面でとても落ち込んでしまいました。その時、塾長は「この悔しさを新宿高校にぶつけよう!」と私を奮い立たせて下さいました。それから約1か月の間、新宿高校に対する「気持ち」を強く持ち、日々過去問をはじめ、多くの問題に取り組みました。学志舎の仲間にも励まされ、また支えられたことで、私は諦めずに取り組み続けることができました。このように、学志舎には最高の仲間との出会いがあります。

 

 

中学2年生の私に、「新宿高校に合格できたよ」と伝えても、きっと信じないと思います。そのくらい、この1年で塾長や仲間からたくさんの事を学び、成長することができたと思います。学志舎という勉強に打ち込むのに最高の環境をつくり、勉強だけでなく、人間として大切なことも教えて下さった塾長や、常に良い刺激を与え、支えてくれた仲間。受験についてだけでなく、人生のアドバイスも下さった先輩方。そして、いつも私のことを気にかけ、励まし、見守り続けてくれた家族。全ての人に心から感謝致します。

 

 

この文章を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。分かりにくい文章だったと思いますが、8月の模試で偏差値50台を取った私が新宿高校に合格できたということで、少しでも勇気を与えることができたら幸いです。「忘れられない出会い」が学志舎にはあります。私にとって、学志舎との出会い、経験は一生の宝物となりました。塾長、仲間、そして家族、本当に、本当にありがとうございました。