親御様メッセージ(2016 新宿) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

◎親御様メッセージ(2016 新宿)

 

「学志舎・布施先生」との私たち親子のご縁の始まりは2年半前になります。小学6年生のクラスメート(その方は三鷹1中へ進学されました。)のお母様からの情報で「熱心な先生の塾があり、今年の実績は全員第1志望合格」と聞きました。当時、小4から大手「Eゼミナール」に通っておりましたが、先生のフォローに不満をもち、成績も横ばい・・・このまま通わせていいのかしら?とふつふつとした疑問をもっておりましたが、なかなか行動に移せずいました。子供のことを“one of them”として接するのではなく、個性にあった指導をしてくれる先生の塾が良いのでは、そして、子供へ人間的な影響を与えてくれる先生がいる塾が見つかれば通わせたいと漠然と思い描いておりました。家に帰ってネットで調べてブログを読み「この塾かも!」と思い、中1生「残り3席」に俄然奮い立ち、すぐさま問い合わせ、子供の予定や気持ちなど聞かずに独断で体験を申し込みました。その時は1分1秒申し込みが遅れてしまえば「残席0」になるのではという切羽詰まった感じでした。

 

 

いざ、体験を受けたら、息子の感想は「すごいみんな問題解くのが速い。ついていけるわけない・・・」という後ろ向き発言。このまま、強引に入塾させるというやり方もありましたが、息子にも納得の上、入塾をさせないと受験の長期戦は乗り切れないと考えて、体験申込みのスピードとは一転して時期を見計いました。そういう「打てば響く」反応をしなかった私たち親子でしたが、布施先生は「待っていますから」と温かい言葉を返信してくださいました。

 

 

それから、転塾への啓蒙作戦が始まりました。学志舎の前を通れば必ず塾の話題をだし、折に触れて「こんな塾みたいだよ」と話しておりました。そして、塾の新学期である3月が勝負と思い、時間を取って話をして「塾、変わる」という言葉を引出し、転塾しました。

 

 

こうして、息子のスタートは中1の3月からとなりました。通いだしてからは定期テスト前の勉強も集中して取り組んでいるようでした。家ではあまり勉強している姿をみることはできなかったのですが、塾のシーンとした中で集中して机に向かっている光景をみていたので、家庭で勉強しない状況でも不安はありませんでした。結果、学校の成績も上がっていきました。中学に入った頃は、高校は共通問題校のどこかに受かればよい程度に考えておりました。しかし、本人が通ううちに自校作成校に挑戦したいと言うようになり、難関コースを希望しました。親としてはとにかく息子が受験したい高校を受けさせてあげようということだけでした。

 

 

中3夏期講習は、学志舎の塾生の方は皆そうですが、朝は7時半前から家を出て、帰ってくるのは夜23時頃。仕事に出かける私より、先に出て、遅く帰ってきていました。その姿をみて、自分にできることは「小言を言わないように」と「健康管理」でした。ただ、その前に解決すべきことが1点ありました。本格的な受験勉強のスタートする中3夏休みに入った頃です。息子は大のゲーム好きで、家で時間があればゲームをやる息子に業を煮やし、先生にメールでご相談しました。すぐに返信だと思っていたのに、なかなか返事がなく「この時期に、こういう事での相談内容がきっと呆れられたのかしら?」と一人落ち込んでおりました。すると翌日先生から返信があり、他の保護者の方へもヒヤリングしてくださっていたとの事でした。一人一人の相談案件に真摯に対応してくださる先生への信頼が深まりました。それから、親子で話し合いゲームは息抜き、だけど一日の時間を決めてやる、という約束だけをしてゲームは継続ということになりました。

 

 

志望校を「新宿高校」に決めたのは11月に入ってからでした。志望校をはっきり決められない息子に先生は新宿高校を薦めてくださったようです。息子の性格等を考えてくださっての事だと思っております。実技教科が苦手な息子は2学期の内申を思ったように上げられず、また1月の模擬試験でも合格判定は「C判定」志望校はこのままでよいのか悩みましたが、毎日22時半まで一生懸命勉強している本人と「志望校変える?」というネガティブなことを話し合うことにためらっておりました。どうしたものか、一人思い悩み、都立推薦の準備でお忙しことは十分に承知で、先生に思い切って志望校変更も視野に入れてのご相談をさせていただきました。先生は息子の長所とするところと弱点と現状を明確に示してくださいました。その結果、それを信じてあとは不安なく入試当日を迎えさせるように、家の中をいつも明るい雰囲気にしていくことを親である私たちができる具体的なサポートとして見守っていこうと夫と話しをしました。

 

 

無事に合格できた今、思うことは、先生と息子は迷いなく目標だけをみてすすみ、母である私はその周りをオロオロ、ハラハラしながら回っていただけようでした。いつも先生がブログや学志舎通信で仰っていること信じていれば、何も慌てたりする必要もなく『合格』だけを信じて、いつも温かい笑顔で迎える母になれたことだと思います。他の保護者の方に比べたらなんともたよりない受験生の母でした。布施先生には親子共々大変お世話になりました。これから、細く末永くつながっていってくださるようにお願いしたいと思っております。ありがとうございました。