親御様メッセージ(2016 武蔵) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

◎親御様メッセージ(2016 武蔵)

 

「私、附高には行かない」

中2の夏、娘のこの言葉から我が家の高校受験が始まりました。中学受験をして入った高校の附属中学(全員が高校に進学できるわけではありませんが)、その推薦を受けずに外部高校を受験したい。せっかく入ったのにと親の説得も効き目はありませんでした。

 

 

思えば中学受験は親主導で進めました。競争の激しい大手塾の方が娘に合うと思って入塾させましたが、最上位クラスで入塾したものの下降線を辿り、再浮上することなく受験に突入してしまいました。中学受験の失敗を踏まえ、今回は大手塾ではなく面倒見が良い塾にしたいと考え、色々探した結果出会ったのが「学志舎」でした。

 

 

連絡するとすぐに面談をセッティングして下さり、お話を聞かせて頂いたところ、教育に対する熱い想いに圧倒されました。塾長が私と同郷であることもわかり、すぐにここだと直感的に思いました。娘も学志舎でがんばりたいと言ったので即決しました。娘の場合、受験勉強を進めていく上で一番の障害は、学校の課題との向き合い方でした。普段の宿題以外に出る山のような量のレポート課題、要領の良くない娘はこれを毎回徹夜して対応。結局体調を崩し塾へ行けず、学校の中間・期末考査の勉強も進まないままテストを受け、散々な結果が出るという繰り返しでした。受験前まで頑固な娘は学校の課題をやっておりました。娘は表面上優等生に見られがちですが、変に完璧主義なところがある潜在的問題児でありましたので、塾長も苦労されたのではないかと思います。中3の夏期講習はすごく集中して学習できていたと思いますが、2学期になり学校が始まってからはまた塾の自習に行くことのできない日々が続きました。部長をしているダンス部の発表会が10月末にあり、それも全力投球した結果、11月からがラストスパートとなりました。それでもエンジンがかからない娘に面談で喝を入れて頂き、なんとか受験を乗り切ることができました。

 

 

学志舎の素晴らしいところは、「完全に勉強のことは塾長に任せられること」です。ついつい口を出してしまいそうになる私のような親でも、安心して任せられ、家で「勉強しなさい」と言う必要がなくなることは、親として精神的に大変助かりました。また受験校に対しても、塾長が一人ひとりに合った志望校をアドバイス頂けますので、心配いりません。何より塾長の人間力が素晴らしいです。中学生が接する大人は普通、親か学校の先生位しかいないと思うのですが、布施塾長は出会ったことのない圧倒的パワーを持つ大人として、子供達に与える影響は大きかったと思います。勉強以外に話して下さる話題も中学生には興味津々で、娘も「今日はこんな話をしてもらった」と嬉しそうによく話してくれました。モチベーションの上げ方も上手く、タイミングや言い方も素晴らしいと思います。難しい年頃の子供達の気持ちを掌握するのは容易ではなかったと思いますが、塾生との信頼関係も確立され、最高の対応をして頂きました。

 

 

学志舎に通うようになって親子の会話も増えました。中学受験時の塾帰りは疲れ切った状態でしたが、学志舎からの帰りは雄弁な娘になりました。「やらされている勉強」から「自主的にやっている勉強」へ。この変化は大きかったと思います。都立高校入試が終わってからも、「自己の成長のため」と学志舎に通う娘を見て、学志舎でお世話になって本当に良かったと思いました。

 

 

私立高校の推薦入試を特待生で合格した時は、私と妻は飛び上がって喜びましたが、娘は「第1志望じゃないから」と至って冷静な態度でした。完全に布施イズムが染みついていると感激しました。内申点が伸びない中での偏差値(当日点)勝負という大逆転を実現できたのも、学志舎であったからだと思います。尊敬できる先生、目標となる先輩、共に切磋琢磨する仲間達、娘の人生のターニングポイントになったのではないか、それほどの出会いが学志舎にはありました。学志舎で培った精神を忘れずに、高校生活も駆け抜けてほしいと願っています。布施先生、1年半、本当にありがとうございました。