19(金)は中3生を早く帰しました。
授業終了後の14:50には解散。
休養(自分の好きなことやプールなど)を楽しむよう申し伝えました。
理由は3つです。(3つ目は半分冗談です)
・6か月先の入試に向けて、例年以上のペースで進行しているため
・夏期講習の山場を迎え、疲れがたまっているため
(速読、長文読解の授業では重たい空気を感じました。毎日が合宿のような勉強を続けていま
すので無理もありません)
・塾長が植村直己さんの「北極圏1万2千キロ」を読み、ある気づきがあったから
ところがある男子がこんな申し出をしてきました。
「本来、勉強できる時間(~17:00)を勉強しないことで落ちこぼれたりしないでしょうか?不安なので勉強していいですか?」
この塾生は学年250人中、3位以内に常に入っており、都立最難関校(日比谷、西、国立のいずれか)への合格率が80%以上あるような子です。ただこのようにトップを取っている子ほど、いつも大きな危機感と飽くなき向上心を持ち併せているものです。だからこそ、そのような成績を残しているとも言えます。
そんな素晴らしい塾生にかけた私の言葉は、
「○○くん。よくわかった。でも今日はプールだ!君の6時間目はプールだ!こんな時こそ、プールで気分転換だ!夏を楽しもう!近くのコミセンに友達と行きなさい!プール代100円渡すから行ってきなさい!これは強制だ!楽しんでこい!」でした。
※中学生はプール代が1人50円です。
こんな言葉をかけている塾長はいないかもしれませんが、冗談ではなく、本心で言っています。物事にはメリハリが大切です。勉強する時はする。遊ぶ時は遊ぶです。中3生の皆がいい気分転換ができていることを期待しています。
※それにしても強制帰宅の際の中3生はいい顔をしていました。一般的な塾であれば、授業終了=帰宅なのですが、学志舎の場合は授業終了=自習スタート(難関クラスは授業4.5時間+自習7.5時間)なので、早く帰ることができる時はサプライズプレゼントをもらった気分なのでしょう。それは一途に物事に打ち込んでいる人にしかわからない小さな喜びです。