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In My Life■無印良品の家

建築士の視点から見た「無印良品の家」(木の家)の紹介を中心に、
インテリア・音楽・食べ物・旅行・日々の出来事を自由に書いています。

この転職報告を参考にする人がどれだけいるかは疑わしいですが、

備忘録的な意味合いと、応援してくださる方への感謝の気持ちを込めて、

時々現況報告をしていきます。


とりあえず今回は、手続き関連のお話。メモ




実際に転職する方は、ご自分で調べてくださいね。

「退職」「手続き」等で検索すると、

いろんなサイトで注意事項などが公開されています。


ここで紹介するのは、僕の場合の経験談と感想です。





さて、転職経験のある友達の1人から、

「空白期間があるとちょっと面倒あせる」という話を聞いていました。



空白期間とはつまり、失業と再就職の間の、無職の期間のことです。



僕の場合、

退職(2011年12月31日付)再就職(2012年4月1日付) 予定までの

3ヵ月は、無職の期間です。




仕事始めの1月4日に、さっそく区役所で手続きしました。


■年金保険

第3号保険者(会社員等)から、第1号保険者(無職・自営業者等)への

変更が必要です。


退職時に会社から受け取った「年金手帳」と、退職を示す書類があればOK。

数週間後に、無職の期間の保険料の請求が来るそうです。




■健康保険
退職時に、「健康保険証」は会社に返却しました。

ということは、手元に保険証がない状態。

そこで、国民健康保険に加入する手続きが必要です。


「社会保険・厚生年金保険 被保険者資格 喪失証明書」
を会社から受け取っていたのでスムーズに。


ほんのちょっと厚手の紙でできた、ペラペラの健康保険証がもらえます。

転職までの数ヵ月間ですからね。



ここまでは、全く問題なし。

役所の対応もしっかりしているし、とってもスムーズ♪




■雇用保険
手怖いのが、これなんですよね。


「雇用保険被保険者証」を退職時に会社から受け取っていたのですが、

1月4日の時点ではまだ「離職票」を受け取っていません。


それもそのはず、退職後に会社側からもらうにも、まだ仕事始めですから。



先日それが届き、昨日さっそくハローワークの方へ手続きに行きました。

とりあえず無事に済んだのですが、自己都合退職なので90日間は待機期間


ということは、4月1日で働き始めたら実質的に失業給付はされないみたいです。

ただ、再就職手当金は多少もらえるみたいです。¥


そのためには、今後も説明会に参加だのちょいちょい行くことになりそうです。




「雇用保険受給資格者のしおり」をもらいましたが…


失業給付ってややこしい!ヽ(`Д´)ノ

まぁ違法な受給者もいるので、細かく規定せざるを得ないのはわかるんですけど。



ハローワークには人があふれていました。

僕が行った時、手続きに35人待ちガーン

たっぷり2時間寝ました待ちました。


職員の方は、丁寧で一生懸命でしたよ。

でも、規定が多く、手続きが複雑。


会場の壁にはそこら中に注意書きがあり、

なんとういうか、すごく前近代的・非効率的な業務空間でした。





その他の手続き。


■医療保険

会社で団体割引をしていたので、個人の契約として継続。

書類をちゃちゃっと書いて送るだけでOK




■住民税

退職を決めてすぐに、本社の方から「住民税どうする?」

という連絡がありました。


5月分まで一括して払うか、自分で月々払っていくか。

一括して払ってしまったので特に問題なし。




■所得税

ちょっと不安なのがコレ。

2011年1月に新築したので、今回は確定申告なんです。


ただでさえ初めての経験なのに、それにこの退職が

重なったので、すんなりいくかどうか。


源泉徴収票ももらったし、大丈夫だと思うのですが…。

しかもタイミングが出産直後のバタバタの時期なんですよね。

まぁ早めに進めればなんとなかなるでしょう。



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いろいろ面倒に見えますが、要はこういうことなんですね。


「給料から天引き(控除)してた金の支払いは自分でやれ。」


そのための諸手続きです。




雇用保険関連以外は、それほど面倒なことは今のところありませんでした。


勤めていた会社からの書類等も過不足なく、

ちゃんとした対応をしてくれたおかげでもあります。



きちんと辞めることって大事ですね。


「おれはもう会社なんてやってらんねぇ!」って辞表を叩きつけるような

辞め方だけは、しないようにしましょう。

少し前に、湯たんぽを買いました。


デザインとかメーカーとか、特にこだわりを持って

探したりはしていません。




無印良品の湯たんぽ(大)です。

In My Life■無印良品の家-湯たんぽ

お湯の容量は、2.0L1.1L0.47Lです。



使い方も何も、お湯を入れるだけ。

で、寝る少し前に布団に突っ込めばそれでOK



これだけで、寝る時は暖房がいらなくなります。

湯たんぽでぬくぬくに温まった布団に入ると、とっても幸せ音譜



既に実行している人も多いと思いますが、お勧めですよニコニコ

ウッドデッキを敷地内に造った方には、

たぶんメンテナンスの参考になる記事です。



注文住宅か建売住宅か、またどのハウスメーカーで

建てたかどうかも関係ありません。


ただ、「無印良品の家」以外の方が参考にする場合は、

材質をよく確認されることをお勧めします。





■「無印良品の家」のウッドデッキ

この記事を書くきっかけは、今日(2012年1月9日)付の

無印良品の家 MUJI新宿家センター モデルハウスブログ 」です。

(↑リンク有)



「無印良品の家」の『木の家』で建てた方の多くは、

ウッドデッキを採用していると思います。

In My Life■無印良品の家-木の家
画像は「無印良品の家」HPから拝借。


『窓の家』や『朝の家』で採用している方もいるかもしれません。



また、ウッドデッキは標準仕様ではなく、オプション仕様ですし、ざっくり言えば

数十万円しますから、都心部などでは採用していないケースもあります。



安くはありません。¥



その理由は、材料だと思います。

イペ材という高品質の木材を使用しています。



横浜港の大桟橋に使用されているのも、イペ材です。

In My Life■無印良品の家-横浜大桟橋

コンペ物件だったので、建築業界でも2002年頃に話題になりました。

写真はネット上で拾ってきました。





■ウッドデッキに対する苦情

実を言うと、僕は新築して半年ほど経った頃に、

やんわりと苦情を言ったことがあります。


退色が早過ぎる!と。




外構の記事 (2011年10月28日付)で紹介しましたが、

我が家は、庭らしい庭がない狭い敷地です。(←リンク有)


1本のシンボルツリーのみ。


どちらかと言えばデザイン上の理由で、アプローチ部分に

狭いながらもウッドデッキを採用しました。




横浜港の大桟橋の写真でもそうなんですが、

下の写真を見れば「退色」の意味がすぐお分かりでしょう。


●新築して1ヵ月後の写真(2011年2月26日)
In My Life■無印良品の家-新築時のウッドデッキ

      ↓

●新築して8ヵ月後の写真(2011年9月24日)

In My Life■無印良品の家-8ヵ月後のウッドデッキ


定期的なメンテナンスが必要という話はあったけれど、

こんなにグレーっぽくなるとは思っていませんでした。




ところが…





「退色」ではなかった(っぽい)

先に「モデルハウスブログ」を読んだ方は既にお分かりの通り、

高圧洗浄によって元の色に近いぐらいまで復活したそうです。


In My Life■無印良品の家-ウッドデッキ高圧洗浄
画像は上記で紹介した「モデルハウスブログ」の記事から拝借。


どうやら木からでるアクのようなんですね。



春になって暖かくなったら、塗料を買って自分で塗り直そうと

思っていたところ、この記事の情報を見てびっくり。


もちろん、「上から塗る」というのもメンテナンス方法の1つとしては

決して間違っていないと思います。



しかし高圧洗浄でこれだけ元の素材の色が戻るなら、そうしたい。

上から塗ったものは、いつかまたはげてしまうのだし。


というわけで、とっても嬉しいメンテナンス情報でした。ニコニコ




なお、ウッドデッキにもいろいろあり、安い物は質が悪く、

5年程度で木が腐るものもあると聞いたことがあります。

(横浜港の通り、イペ材はそんなことはないでしょう。)


木材に適したメンテナンス方法があると思いますので、

なんでもかんでも高圧洗浄すれば良いわけではない、

ということも覚えておいてください。



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■(補足)本当の家作り

思うに、まだ歴史の浅い「無印良品の家」。

スタッフも全てを把握しきれていない可能性があります。


実際、建てた当初にウッドデッキのメンテナンス方法として、

「高圧洗浄すれば良い」というアドバイスは、ありませんでした。




でも、建ってからが本当の家作りだと僕は思っています。

決して擁護しているわけではなくて、僕自身のに対する考え方として。




建売住宅でも同じです。


一見すると「完成した物を買う」ように見えるけれど、

塗り直したり、貼り直したり、壁を取ったり作ったり、

編集しながら住み続けるのが、本来の家のあるべき姿だと思います。

(構造体は取っちゃダメよ。NG



昔の日本家屋もしかり。

無印良品の家もしかり。



「編集しやすさ」というのは、永く住む家に求められる大事な性能の1つです。

永く使える、変えられる。



改めて、家作りの理想形を示した良いコンセプトだと思います。