AutoCAD2006新機能
今までのAutoCADは、ズームも1操作とカウントされ、
ズームや画面移動を繰り返した後で元の状態に戻すには、
UNDOコマンドを繰り返さなければなりませんでした。
AutoCAD2006より、連続したズーム操作および
画面移動操作を1つのグループとして扱うことができます。
設定方法は以下の通りです。
1.メニュー>ツール>オプションを実行します。
2.基本設定タブの「ズームと画面移動コマンドをグループ化」の
チェックを入れます。
文字の高さを変更できなくなってしまった
1.形式>文字スタイル管理を実行します。
2.フォントの高さに0以外の値が指定されている場合は、
指定された文字高さで固定になります。
文字により高さを変えたい場合は、「0」にして下さい。
文字の高さを変更できなくなってしまった
1.補助>形式>文字スタイル>文字スタイル管理を実行します。
2.フォントの高さに0以外の値が指定されている場合は、
指定された文字高さで固定になります。
文字により高さを変えたい場合は、「0」にして下さい。
寸法許容差のマイナス値を「-0」と表示したいが「0」となってしまう
寸法のオブジェクトプロパティ管理で、
文字>寸法値上書きの内容を編集します。
例)寸法値10 許容差+0.1 -0 の場合
<>{}{\H0.71x;\C3;\S+0.1^ 0;}
の赤字で書かれている0の前に「-」を入れます。
<>{}{\H0.71x;\C3;\S+0.1^ -0;}
外部参照しているオブジェクトを編集する時に、それ以外のオブジェクトも一緒に選択されてしまう。
外部参照を編集ダイアログボックス
(外部参照しているオブジェクトをダブルクリックすると表示)
の設定タブで、
「作業セットにないオブジェクトをロック」のチェックを入れます。
図面をコピーしてWordなどに貼り付ける場合の背景について
システム変数「WMFBKGND」でコントロールできます。
1.コマンドラインより「WMFBKGND」を実行します。
2.値を設定します。
「0」の場合:背景色は透明になります。
「1」の場合:AutoCADの現在の背景色になります。
※このシステム変数には保存先がありませんので、
AutoCADを終了すると規定値に戻ります。

