― 時間が経つにつれて、僕は他の仲間たちとは違うだけなんだと気が付き始めた

メディアはいつも「KDとウォリアーズ」というような目でみていた

ゴールデンステイトでは誰も僕を完全に受け入れていないようだった ―
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※このページは未来時間公開に設定しているので情報が遅れている可能性があります。  

涼しい夜が続くようになって、夏があっという間だった気がします。

暑苦しいときは、早く夏が終わってくれと思うのに、人間って勝手ですね笑。

 

ケビン・デュラントがアキレス腱を断裂してから3か月が過ぎました。

ブルックリン・ネッツのジャージを着て写真撮影などに応じているKDの姿がお披露目され、すっかりネッツの人になっています。

35番に別れを告げるほどの変化をしたかったKD、背番号7です!

笑顔もだんだん普通になってきたかな...

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後ろがグリーンなのでどんなCGが加えられるのが楽しみです!

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ネッツの選手達、勢ぞろいのポスターも黒で格好いいですね!

via Rundy Williams IG Story

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そして、昨日、ニューヨークからのTMZのレポートで、KDが足を引きずることなく歩いている!と。

[こちら→NO SIGNS OF LIMP...3 Month After Surgery]

8月の歩く姿は、まだ少し引きずってましたものね。

本当に医学の進歩は素晴らしい...!

辛いことが多いだろうけどリハビリも楽しみを見つけて欲しいです。

KDが回復してコートに出る頃にはウォリアーだったことは昔の歴史になるのでしょうね。。。

photo via Warriors on NBCS

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さて、

こちら...

[ケビン・デュラント、新しい心の状態(1) 大きな変化の理由、豪邸でのリハビリとあの日]

顔も洗わずに服も髪型も気にせずトレーニングに行く、というKDの生活や、

ファイナル第5戦にはママはアリーナに居なかったという事実など、

細かいことがたくさん書かれていて、やっぱり読んでよかったと思いました。

続き、行きます!
***
『ケビン・デュラントの新しいヘッドスペース』
”Kevin Durant’s New Headspace” By J.R. Moehringer
Sept. 10, 2019 8:37 am ET

(現地2019/9/10)

(1)の続き...

数日後、ワンダは自宅へ戻り、デュラントはソーホー(SoHo)のアパートに一時的に住むことになった。

そこに、彼の父が来た。

(父ウェイン・プラットは、デュラントの幼少期のほとんどで姿を現していないが、今ではデュラントの小さな家族の一員だ)

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彼らは、ベジタリアン・テイクアウトを食べ、ブラック・ゴッドファーザーを観て、バスケットボールのことは一度も話さずに二人で午後を過ごした。

フリーエージェンシーまでは数日のことだった。

 

バスケットボール界は、デュラントがどのチームを選ぶのかを知るために息を切らして待っていた。

デュラントの父も、息を切らしていた。

しかしデュラントは、自分自身への助言を続ける決心をした。

 

3年前とは大違いだ、とデュラントのマネージャー兼ビジネスパートナー兼親友のリッチ・クレイマンが言う。

2016年の夏、彼とデュラントはハンプトンズのFurther Lane にある宮殿のような賃貸物件をレンタルし、ゴールデンステイトの4人のスターを含む、様々なチームからのロビー活動の行列を歓迎した。

今回のフリーエージェンシーの開始直前に、クレイマンは、ソーホーのおしゃれなレストラン、チプリアーニ(Cipriani)でランチをするためにデュラントに会い、彼に全てのチームの概要と自分の見解全てを伝えた。

デュラントは、”うん、わかった、僕はブルックリンに行く”と簡単に言った。

 
クレイマンはあっけにとられて聞いた。
”本気で言ってるのか?”
 
デュラントは”Yes”と言って、話は終わった。


2度のフリーエージェンシーで重大な決定を下したときを振り返って、クレイマンは笑う。

”ハンプトンズとチプリアーニ、どれだけ高級かわかるよね?”

 

デュラントは、自分の意思決定のプロセスは外面と同じように内面もシンプルだと言う。
 

ブルックリンはぴったり合った;彼はそれをわかっていただけだ。

彼は自分の決断の前にネッツと話をすることさえなかった、と彼は言う。

彼はプレゼンテーションを必要としなかった。

バークレイズ・センターにビジターとして訪れた時、いつも大きな愛を感じていた、と彼は言う。

そして、ここが自分のホームチームだったらどんな感じなのかと彼は思ったのだ。

 

加えて、ネッツは彼に”リーグの無二の親友”であるカイリー・アービングに加わる機会を提供した。

 

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もちろん、デュラントはベイエリアを離れることについて葛藤していた。

 

”グループの一員になりたかった、家族の一員になりたかったから、僕がそこへ行った、そして明らかに受け入れられた。”

と彼は言う。

”しかし僕は決して彼らの仲間の一員にならないだろう。

僕はそこでドラフトされていない...

ステフィン・カリーは間違いなくそこでドラフトされた。

アンドレ・イグダーラは初のファイナルMVPを獲って、初のチャンピオンだ。

クレイ・トンプソンもドレイモンド・グリーンもそこでドラフトされた。

残りの仲間たちは、自分達のキャリアをそこでリハビリしたようなものだ。

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僕はどうかって?

Shit、どうやって僕をリハビリするというの?

僕に何を教えるというの?

僕のバスケットボール・ライフで何かを変えるにはどうすればいいの?

僕はすでにMVPになったし、得点王にもなった。”

 

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彼は介入せず、グループから距離を置いた。

それは、あらかじめ決まっていたように感じたのだ。

”時間が経つにつれて、僕は他の仲間たちとは違うだけなんだと気が付き始めた。”

とデュラントは言った。

”それは悪いことではない。

僕の状況と僕がどのようにしてリーグにやって来たかということだ。

その上、メディアはいつも「KDとウォリアーズ」というような目でみていた。

だから、そこでは誰も僕を完全に受け入れていないようだった。”

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デュラントは、昨シーズンの11月のゲーム中のグリーンとの公の言い合いが決定的だったという噂をあざ笑う。

(デュラントは自分にボールをパスしなかったグリーンを叱った。

グリーンはそれを受けてデュラントを激しく非難し、彼をbitch(≒うんち)と呼んだ。)

それは”でたらめな口論”だった、と彼は言う。

 

 

”それには何も意味はない。

絶対に何もない。

それ以前は上手く行ってた。

僕達は素晴らしかったんだ。”

 

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後になって彼は素晴らしさを主張する。

And great, he insists, after.
しかし、これもあった。

非常い競争的な戦略的観点から、デュラントはゴールデンステイトは頂点に達してしまったと恐れるようになっていた。

 

”ゴールデンステイトのモーション・オフェンスは、ある特定の範囲だけで機能する”
と彼は言う。

 

”最初の(プレーオフ)2ラウンドでは、僕達はそのシステムだけに完全に頼ることが出来る。

その後の2ラウンドでは、個々のプレーをミックスしなければならないだろう。

勝ち進むと相手チームがよりスマートになるので、僕達はそういうチームを混乱させなければならない。

 

 

だから僕は、自分のプレーで解決する必要があった。

僕にスコアをさせるオフェンスをクリエイトするだけでなく、ドリブル、アイソ、ピックアンドロールなど、自分自身でそれをクリエイトしなければならなかった。”

 

彼はレギュラーシーズンを通して、そういう臨機応変なゲームを磨くために自由でいられる場所に行きたかったのだ。

 

ベイエリアでの期間は素晴らしかったが、メディアの憶測やファンの懸念がゆえ、”想像したほど素晴らしいとは感じなかった”と彼は言う。

“it didn’t feel as great as it could have been.”
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細かいことではあるが、おそらく彼はあの6月以降、ベイエリアに戻っていない。

彼は戻るつもりもなかった。

彼のサンフランシスコのアパート(キャ:日本の”アパート”の意味とは各段に違って豪華)を彼のスタッフが掃除し、家具や、マントルピースに置かれたMVPトロフィーを含む記念品を梱包した。

いつ戻って来るのかは、彼は考えていない。

[参:ケビン・デュラント、マリブの家を売り、ニューヨークに家を買う]


】(情報元:Kevin Durant’s New Headspace)

 

#35 ケビン・デュラント
[一覧|ケビン・デュラント移籍からウォリアーズでの1年目 ]

 

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