生命保険と医療保険の違い
もともと日本国内の保険は、非常に規制の多い市場でした。それが近年だんだんと見直され、かつては海外の保険会社しか発売することのできなかった医療保険やがん保険、傷害保険なども、今では国内の会社を含め、多数の選択肢から選ぶことができるようになっています。
さて、実は生命保険と医療保険の違いがわかりにくい理由の1つはここにあります。
規制が緩和される以前は、各保険会社が「生命保険」の特約として「医療保障」をつけているケースが多かったからです。
現在でも生命保険のほとんどが医療保障を任意でつけられるようになっていますが、医療保障の部分を主契約にした保険である「医療保険」も、多くの人に選ばれています。
では、具体的に生命保険と医療保険の違いをみていきましょう。
生命保険とは、主に生命に関わる事態、つまり「死亡」時に保険金が支払われる保険をいいます。
実際には、死亡時だけでなく、高度障害と認定された際にも同額の保険金が支払われる契約になっているのが一般的です。
対して医療保険とは、「病気や怪我による入院や通院、薬代」の保障をする保険をいいます。
医療保険ついては、国民保険などといった形で、公的医療保険への加入が日本では義務づけられていますが、保険の話題で「医療保険」という言葉がでてきた時には、公的医療保険以外の保険である、民間の医療保険のことを指している場合が多いです。
民間の医療保険では主に「入院時や手術時の費用」を保障しています。
「がん保険」は、医療保険のうちの1つということになり、がんでの入院や治療費、手術代等を中心に保障します。
医療保険には他に、通院時の補償や死亡時の補償が含まれていたり、先進医療を受けた際の医療費を補償する特約をつけられたり、と補償範囲をカスタマイズできる範囲が広く、これもまた生命保険との違いを考える上で混乱のもとになりますが、基本的には、生命保険が死亡保障、医療保険が病気や怪我の保障、と考えておけばよいでしょう。
以上のことからわかるように、生命保険でも医療保障をプラスした商品はあり、医療保険でも死亡時の保障が得られるものある、ということがわかります。
医療保険については先に触れたように公的医療保険もありますから、自分の現在の状況、それからこの先どのような保障が必要になるのか、を検討し、生命保険にするのか医療保険にするのか、もしくは両方入るのか、といったことを選んでいくことになります。一本道クーポン
また、生命保険も医療保険も、貯蓄性のあるものとないもの、一生涯の保障があるものと一定期間のみのものがあります。
貯蓄性のあるものや終身タイプのものはいずれも保険料が高めになり、一定期間のみ保障が行なわれるタイプは保険料の負担は低めに抑えられます。
が、最終的に払い込む合計金額となると逆転する場合もあります。
生命保険にせよ医療保険にせよ、先々の安心のためとはいえ、保険料の負担は現在の生活にかかってきます。
必要な保障が万が一の事態で得られないのも困りますが、保障のために生活が逼迫されるのも問題ですから、選択の際には十分に検討してみてください。
学資保険の代わりとして生命保険に加入するという選択
例えば満期金が200万で、子供が18歳になった時に満期金を一括で受け取れる学資保険に加入した場合、保険会社や付加する特約によって還元率は異なりますが、多くが200万円以下の保険料を積み立てることで満期に200万円を受け取ることができます。また保険料の払込免除特約を付加すると、契約者が死亡・高度障害になった場合その後の保険料を支払うこと無く、子供が18歳になると満期金を受け取ることができます。
このように200万円の満期金の積立の為に加入するのが学資保険です。
生命保険の終身保険の解約返戻金を利用することによって、終身保険を学資保険の代わりに利用する事ができます。
例えば、300万の終身保険に加入するとします。
保険料の払込期間は15年から20年で設定します。
300万の死亡保険金に対しての保険料の払込金額は300万未満です。
終身保険は保険料の払込が終わると解約返戻金の額が少しずつ右肩上がりに上がっていきます。
その為、払い込んだ保険料よりも多い解約返戻金を受け取ることができます。
解約の時期は自由に選ぶことが出来るので、18歳にこだわらず、子供に費用がかかる年齢の時に解約することで解約返戻金を費用に割り当てることができます。
また契約者が死亡、高度要害になった時は保険金額の300万円が受け取れますので、契約者に万が一の事があった場合は学資保険よりも手厚い保障を受け取ることができます。
このように、学資保険ではなく終身保険を利用することで積立をするという方法もおすすめです。