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The 2024 Guideline for the Management of Lower Extremity Peripheral Artery Disease

『2024年末梢動脈疾患ガイドライン』
意外と多いっすからね。

「悪化する要因を取り除く」

同様の戦略は、すべての血管のアテローム性動脈硬化症のリスクを軽減するために使用されます。下肢の血管は、心臓や脳の血管と変わりません。

「禁煙を支援する。」

「慢性的な血糖値の上昇を減らすために糖尿病を管理する。」

「130/80 mm Hg未満の血圧目標で高血圧を積極的に治療する」

「上昇した脂質を管理する。」

「うつ病を治療する。」
鬱関係あんの⁈

「高度に加工された食品の回避を強く奨励する。」
いやあ、、、、ウインナーとかナゲットとか、ハムとかもか?楽チンな食事には、、、、大腸癌も増えるしねえ、、、控えないと。

「診断をする」

病歴と身体検査が診断を導き、足首-上腕指数で確認されます。ABIっすね。これは、上腕(上腕)の収縮期血圧と足首(dorsalis pedis)の収縮期血圧の違いを測定します。高い指数は良好であり、低い指数は足首の脈拍が低いことを示唆し、足への血流が悪いことを示唆しています。これには、ハンドヘルドドップラーマシン(ほとんどのプライマリケアクリニックが胎児の心音を聞くためにオフィスに持っている)と血圧カフのみが必要です。

PADの管理

段階的な運動プログラムは、下肢への血液供給の改善を促進するだけでなく、静脈リターンも改善します。歩行を伴う定期的な運動は、利益の最も強い証拠を持っています。

主要な心臓有害事象および主要な有害肢事象のリスクを減らすために、抗血栓剤(例えば、リバロキサバン2.5mg日2回)と高用量スタチン(例えば、ロスバスタチン10-20mg)と単一の抗血小板剤(81mgアスピリン)を使用することを検討してください。
3剤って事っすかね?

抵抗性閉塞については、四肢保存介入のための再血管化療法を参照してください。
カテとバイパス、っすね。



Association between weekend catch-up sleep and depressive symptoms in American adults: Finding from NHANES 2017-2020.

週末、寝溜め。。。。幸せっすよね〜。

ま、有意差は全然ないんすけど、
鬱病を減らす、傾向。
OR 0.746(95%[CI]:0.462~1.204、p=0.218)
ま、、、
そんなん関係なく、寝ちゃうんすけどね‼︎

関係ないね⁈ By 柴田恭兵っす。


Association of sugary drinks, carbonated beverages, vegetable and fruit juices, sweetened and black coffee, and green tea with subsequent depression: A five-year cohort study.

飲みもの、と、鬱病。
8万人超を5年Follow。
15%位が鬱病になったそうな。

で、飲み物の影響。

加糖飲料 3.6%(95%[CI]:2.8~4.3)
炭酸飲料 3.5%(95%CI:2.1~4.7)
野菜ジュース 2.3%(95%CI:1.3~3.4)
果汁100%フルーツジュース 2.4%(95%CI:1.1~3.6)
加糖コーヒー 2.6%(95%CI:1.9~3.5)
ブラックコーヒー -1.7%(95%CI:-2.6~-0.7)
緑茶は、有意差なし

マジっすかあ〜。
甘いもの🟰鬱病因子、みたいな?
コーヒーもブラックじゃないと、いかんのですかあ。
甘すぎるコーヒーは苦手だけれど、ブラックっすかあ、ミルクは、、、オケっすかね?



Post-trial monitoring of a randomised controlled trial of intensive glycaemic control in type 2 diabetes extended from 10 years to 24 years (UKPDS 91).

ほお。
DM診断直後、の強化血糖値コントロール。

なるほどねえ、
最初は食事運動療法っすけど。
そこから、積極的に強化コントロール。
14年Follow。

で。
死亡、血管イベントの減少を認めたと。

ん、結局、食事運動で、、、、ダメな人が多いって事なんすかね?
最初が肝心って事なんすか?
ま、
そういう時代になってくかもね、
執行猶予なし、即執行。
メトフォルミン時代から、SGLT2時代へ変わりつつある中、方針も変わるのかもね。
ってか、、、、医療費はまだまだあがりますなあ〜。


Antihypertensive Medications and Eczematous Dermatitis in Older Adults.

へー。
湿疹性皮膚炎と関連が大きい降圧剤は、
利尿剤とCa拮抗薬。
へー。
利尿剤はわかるけど、Ca拮抗薬もなんすね。
困った人は、変更すべきって事っすか。



Interventions to Prevent Falls in Community-Dwelling Older Adults
US Preventive Services Task Force Recommendation Statement

65歳以上が、転倒するリスクは、、、、
一年で27%‼︎
怪我をするのは10%〜、
と、相当高い。
転倒による死亡も、結構な数に登ると。。。。

いや、そうっすよねえ。
もっと高齢者に絞れば、lもっと顕著でしょうけど。
転倒、大腿骨骨折、肺炎、死亡、
の必殺コースへ誘う感じっすよね。

なので、転倒しない!!のが一番。
多因子介入が必要だけど、
一番は、、、、運動‼︎だそうです。
動きましょう。
健康に、過ごすために、座りっぱなしはいかんです。


Prevalence of Cardiovascular-Kidney-Metabolic Syndrome Stages in US Adults, 2011-2020

心臓、腎、代謝症候群。
多分、ちょっと前のメタボリックシンドロームの代替えっすかね?もう、今時誰も使わん名前と化しましたな。
Majorになったら、、、、詳しく見ますか。
ま、この症候群は数多くいて、
時間と共に増えて行ってるっちゅう話し。



Effects of balanced versus saline-based solutions on acute kidney injury in off-pump coronary artery bypass surgery: A randomized controlled trial

Off CABGとAKI。
で、生理食塩水vsバランスリンゲル。

で、
AKI頻度は
7%vs4%。
両方、、、、低っつ。立派っすね。
Off CABGってそんなもんだっけ、
もう、忘れちまった。。。。
有意差はない。

術中のPHが低め、Clが高め、
ではあった、とさ。

ま、そこまでこの状況じゃ差は出ないわな。