二月もざっくざく〜。 | 犬好き麻酔科医ブログ

犬好き麻酔科医ブログ

海外臨床留学麻酔Dog、カブリオレのお送りする、
最新論文から、医療の未来像まで。
日々精進。

久々に、少し、l時間が取れます‼︎




残飯をできるだけ、処理しますー。



Suvorexant with or without ramelteon to prevent delirium: a systematic review and meta-analysis.

えっと、
ICUで、眠剤出すなら、
メラトニン、
ベルソムラ、
にしようかなー、
と思いますー。


Early assessment of the clinical severity of the SARS-CoV-2 omicron variant in South Africa: a data linkage study.

2021年10月1日~11月30日の南アフリカ。
入院は、
オミクロン 2.4%(256/1万547例)
非オミクロン 12.8%(121/948例)。
OR 0.2、95%[CI]:0.1~0.3)
ま、
オミクロンは、だいぶマシなんすね。

重症化は、
オミクロン 21%(42/204例)
非オミクロン 40%(45/113例)
OR 0.7(95%CI:0.3~1.4)
重症化しないわけでは、、、、ないんすな。

因みに、違う時期情報のデルタさんの
重症化は、62.5%[496/793例]。
やっぱ、アイツはヤバかった。

とはいえ、、、、、、
ワクチンも打ってない、
透析患者、とかは、
呼吸不全にもなるし、
多分、タスからなさそう。
でも、、、、、
ワクチン打たなかった自分の、
自己責任ですわな。
僕は、人工呼吸も要らんと思うんですがねえ。。。。



Homologous and Heterologous Covid-19 Booster Vaccinations

458 名。
ワクチン2回後、12週以降。
154 mRNA-1273,
150 Ad26.COV2.S,
153 BNT162b2 。
の、ブースターを受ける。

全てで、
中和抗体は、 4 to 73, へ増加。
Binding Titers は、5 to 55. へ増加。

同じワクチン種類では、
中和抗体は、 4 to 20, の増加だったが、
異種ワクチンでは、6 to 73. の増加。

Spike-specific T-cell responses は、
ゼネカ、ゼネカブースト、以外、
の組み合わせ、全てで増加した。

CD8+ T-cell levels は、
ゼネカ2回、か、ゼネカブースト、
で、上昇。

ふうむ。
ゼネカの2回うちは、mRNAをブーストすべき。
mRNA系ワクチン者は、、、、
理論的には、ゼネカを打つべき。
理論的には、、、、ですよ。
気持ち的に、があるでしょうし、ね。



Early Remdesivir to Prevent Progression to Severe Covid-19 in Outpatients

非入院患者、重症化リスク。
7日以内の人に、
レムデシベル3日間 vs プラセボ。
28日の、
死亡は、ゼロ。
入院、となるリスクは、
レムデシベルで下がる。
HR 0.2位。
ううん、、、、
レムデシベルねえ、、、、。
どーなんすかね?、、、




Concomitant Tricuspid Repair in Patients with Degenerative Mitral Regurgitation

MR手術患者の、TRに対する、対応。

で、、、、
TAPも、同時にやった方が、
その後2年、のリオぺやTR進行の頻度が下がると。
(3.9% vs. 10.2%)
(RR, 0.37; 95% [CI], 0.16 to 0.86; P=0.02).

2年死亡は、
3.2% vs 4.5%
RR, 0.69; 95% CI, 0.25 to 1.88
差はない。

TRの進行は、0.6% vs. 6.1%;
RR 0.09; 95% CI, 0.01 to 0.69

ただ、、、、
ペースメーカー挿入頻度が増えた。
14.1% vs. 2.5%;
RR, 5.75; 95% CI, 2.27 to 14.60

うーん、、、、
あなたなら、どっちを選びますか⁈

難しい、、、、っすよね。


Duration of Protection against Mild and Severe Disease by Covid-19 Vaccines

デルタ。
有症状コロナに対する効果は、
2回目摂取後早い週から出てきて、
20 weeksで、
ゼネカ  44.3% (95% [CI], 43.2 to 45.4)
ファイザー 66.3% (95% CI, 65.7 to 66.9)

20Weeks以降、
入院抑制
ゼネカ  80.0% (95% CI, 76.8 to 82.7)
ファイザー  91.7% (95% CI, 90.2 to 93.0)

死亡抑制
ゼネカ  84.8% (95% CI, 76.2 to 90.3)
ファイザー  91.9% (95% CI, 88.5 to 94.3),

高齢者、合併症あり、
では、効果はもっと落ちる。



Association of Child Masking With COVID-19–Related Closures in US Childcare Programs

子供マスク。
学校のイベント中止率が10数%下がるそうな、
、、、、
大人の都合、、、、でね。


Association of Convalescent Plasma Treatment With Clinical Status in Patients Hospitalized With COVID-19
A Meta-analysis

回復血漿、メタ解析。
はい、ー差はないっす。