3Dマトリックス(7777)の中期的な見通しを、これまでの流れを踏まえて整理します。


結論サマリー

  • 事業面:黒字化フェーズに入りつつあり、事業の質は明確に改善

  • 材料面:住商ファーマ関与を軸に「数字が出るか」が最大の焦点

  • 株価面:短期は需給主導で荒れやすいが、中期は業績連動型へ移行段階

👉 「期待先行のバイオ」から「実需評価の医療機器」への転換点にある、というのが現状認識です。


① 事業の現状評価(かなり良くなっている)

ピュアスタットの位置づけ

  • 消化管内視鏡止血材というニッチだが世界共通ニーズ

  • 外科系デバイスと違い
    医師の習熟コストが低い
    繰り返し使用される消耗材モデル

重要ポイント

  • 海外(特に欧州・アジア)で導入→定着フェーズ

  • 売上が「一過性」ではなく積み上がる構造

👉 ここが、従来の日本バイオ(研究止まり)と決定的に違う点です。


② 住商ファーマの意味(市場が最も注目すべき点)

住商ファーマは
「期待で名前を貸す」会社ではありません。

住商が本気の場合に起きること

  • 販売網の拡張(特に病院・代理店)

  • 海外展開のスピードアップ

  • 何より
    「売上という数字」が早い段階で出てくる

市場が本当に評価し始めるのは
👉 「住商が絡んだ売上が四半期数字に現れた瞬間」
ここまでは株価は疑心暗鬼、出た瞬間に評価軸が変わります。


③ 今後の株価の考え方(時間軸が重要)

短期(〜数か月)

  • 材料待ち・需給主導

  • 信用・空売りの影響を受けやすい

  • 上がっても下がっても理由が曖昧

👉 短期売買向きではない

中期(1〜2年)

  • 営業黒字定着が確認されれば
    評価軸がPER・EV/Salesに移行

  • バイオ枠から外れ
    医療機器・消耗材銘柄として再評価

👉 ここが一番おいしいゾーン

長期(3〜5年)

  • ピュアスタットが「標準止血材」の一角に定着できるか

  • 適応拡大・新製品の有無

👉 成功すれば時価総額が一段上の世界


④ リスクも正直に

  • 売上成長が想定より緩やかな場合

  • 海外で競合品が想定以上に早く出た場合

  • 住商ファーマの動きが「慎重すぎる」場合

※ ただし
資金ショート型バイオのリスクはほぼ消えている
ここは大きな安心材料です。


総合評価

  • 投機バイオではない

  • 派手さはないが、積み上がる医療消耗材

  • 今は
    👉 「市場が完全に理解しきれていない移行期」

 

予想した通りにAI・半導体の次の物色を探す流れとなってきました。

 

AIと相性がいい業界、普及先です。

この段階から銘柄の選別が始まります。

調べる価値ありますというか、ここで調べなきゃいけません。大きな差が出ます。

他人より先に調べて、先に動く、それが投資の鉄則です。

 

必然と個別物色です。

 

手前味噌ですが、3Dマトリックスなどは今後数ヶ月間で大相場を形成するでしょう。必ずとは行きませんが、そうなるでしょう(^_^)、ということは言うまでもないですが、選挙結果がどうであれ日経平均は大して上がらないということです。

 

成長政策、そりゃいいでしょう、やってもらいたい。でもね、そんなに簡単ではない。現在まで、高市内閣の期待の旗がたなびいているわけです。しかし、風がそんなに続くんでしょうか、わかりません。それと、海外です。こんな情勢はこれまでにない。これも誰も初めてです。どうなるかわかりませんね。

 

ということで、今年も風は吹くでしょう。しかし、その風も暴風です、暴風。

高く上がる凧もあれば、墜落する凧もあります。

 

相場の好きな人は面白いですよ、今年の相場は・・。しかし、十分気をつけて下さい。

物色対象は半導体からどこに向かうのか

結論から言うと、半導体一極集中の物色はピークアウトしつつあり、資金は「次の成長が可視化できる分野」へ段階的にローテーションしていく流れです。
今後の有力な物色先を「短期・中期・構造テーマ」に分けて整理します。


① 半導体の次に向かう「第一ローテーション先」(短期)

AI×周辺実装分野

半導体そのものではなく、AIが現実に使われる領域

  • データセンター関連

    • 電力設備、冷却装置、UPS、配電

    • 理由:GPU増設=電力・冷却需要が指数関数的に増加

  • 光通信・光電融合

    • 理由:電気配線の限界 → 光に移行

  • 実装・検査・材料

    • 後工程、検査装置、先端材料

👉「半導体は高いが、周辺はまだPERが追いついていない」状況。


② 次の本命候補(中期:2026〜2028)

医療・バイオ(特に黒字化が見える企業)

これまで不人気だったが、環境が激変。

  • AI創薬

  • 再生医療・止血材・DDS

  • 海外販売が進む医療機器

理由:

  • 金利高止まりでも医療は景気非連動

  • 「夢」ではなく売上・黒字化が見える企業に限定して資金が入る


👉 3Dマトリックスのような「製品×海外展開×収益化」型は、この文脈に合致


③ インフレ・地政学リスク対応(中期)

防衛・インフラ・エネルギー

  • 防衛装備、宇宙、サイバーセキュリティ

  • 電力網更新、送電、蓄電

  • LNG、原子力関連(再評価フェーズ)

理由:

  • 世界は「効率」から「安全保障」へ

  • 国家予算が継続的に入る分野


④ 2026年以降の構造テーマ(長期)

人口動態対応ビジネス

  • 高齢者医療・介護テック

  • 省人化・ロボット

  • 食料・農業テック

日本独自の強み

  • 精密機器

  • 医療素材

  • ニッチ世界シェア


投資家心理の変化(重要)

これからの物色基準は:

❌「夢がある」
「数字が見える」「海外で売れている」「黒字化が近い」

つまり
半導体 → 周辺 → 実需AI → 医療・インフラ
という現実回帰型ローテーションです。


まとめ(超要点)

  • 半導体は主役から準主役へ

  • 次は
    ①AI周辺 → ②医療・バイオ黒字化組 → ③防衛・エネルギー

  • 「ストーリー株」より「数字が立つ株」

 

 

3Dマトリックスを含めた医療セクター内比較


**投資家が実際に物色する視点(黒字化・再現性・海外)**で整理します。


① 医療セクターの大枠マップ(まず全体像)

医療セクターは、今 3つの階層に分かれています。

階層 内容 市場評価
A 大型医薬品・医療機器 安定・割高〜適正
B 医療機器・素材(収益化進行) 再評価ゾーン
C 創薬・再生医療(赤字) 選別・厳しい

👉 3DマトリックスはBに属する
(ここが今、資金が一番入りやすい)


② 医療セクター内・主要タイプ別比較

医療バイオを「ビジネスモデル」で分解

分類 代表的特徴 投資家評価
創薬バイオ 成功確率低、時間長
再生医療 設備投資重い
医療機器 規模は必要
医療素材・消耗材 継続収益・再現性

👉 3Dマトリックスは最も評価されやすい「医療素材・消耗材」


③ 3Dマトリックスのポジション分析(核心)

① ビジネスモデル比較

項目 3Dマトリックス 一般的バイオ
製品 止血材(PuraStat) 候補化合物
売上 すでに発生 なし〜限定
使用頻度 消耗品・反復 単発
成功確率 高い(実用) 極低

👉 「研究」ではなく「現場で使われている」


② 黒字化・財務の見え方

観点 3Dマトリックス 創薬系
売上成長 毎年積み上がる 不連続
利益転換 売上規模で自然発生 不確定
希薄化 相対的に少 多い

👉 市場は「黒字が想像できる企業」を今、強く好む


③ 海外展開力(ここが最大の差)

観点 3Dマトリックス
欧州 すでに主力
米国 展開余地大
日本 これから拡大

✔ 単一国依存ではない
✔ 為替の追い風
✔ 医療費抑制ニーズに合致(止血=コスト削減)


④ 同タイプ企業との相対比較(イメージ)

※実名を避け、市場での評価軸で比較します

企業タイプ 評価
創薬専業 「材料出尽くし」
再生医療ベンチャー 「期待先行」
医療機器中堅 「安定だが伸び代限定」
3Dマトリックス型 「成長×現実」

👉 今の相場が一番欲しがる中間解


⑤ 投資家から見た「今後の評価シナリオ」

フェーズ別評価

  1. 売上成長確認期(現在)

  2. 営業黒字化意識(次)

  3. 医療機器並みPER評価

  4. 海外売上比率プレミアム

ここに入ると
👉 「バイオ株」ではなく「医療機器株」として扱われる


なぜ今、3Dマトリックスが再評価対象か

  • 半導体一極集中が緩む

  • グロースでも数字が見える企業が必要

  • 医療×消耗材×海外

  • バイオの中で最も“普通の会社”に近い

これは皮肉ですが、
今の市場では最大の武器です。


まとめ(投資家視点)

  • 医療セクター内で
    C(創薬)→ B(医療素材)へ資金移動

  • 3Dマトリックスは
    「バイオの皮を被った医療機器」

  • 次の評価軸は
    売上 → 黒字 → 継続性


次はさらに踏み込み、

 

住商ファーマの存在をどう織り込むか

では核心に入ります。
住商ファーマ(住友商事グループ)の存在を、投資判断・バリュエーションにどう織り込むかを、
「期待」ではなく市場が評価するロジックで整理します。


結論を先に

住商ファーマは
①短期の利益材料ではないが
②中期の“事業の下限値”を引き上げ
③3Dマトリックスを「バイオ → 医療ビジネス」に格上げする存在

として織り込むのが合理的です。


① 市場がまず見るのは「何をしてくれる会社か」

住商ファーマの本質は 研究でも資金でもなく「流通・事業化」 です。

観点 住商ファーマの役割
研究開発 ほぼ関与なし
製品力 3Dマトリックス側
販売・流通 中核
海外展開 最大の価値
事業継続性 信用補完

👉 投資家は
**「売れるかどうか」より「売り続けられるか」**を見る
→ ここに住商ファーマが効く。


② 住商ファーマを織り込む3つの評価ポイント

① 事業リスクの低下(下値評価の引き上げ)

通常のバイオは:

  • 販売が属人的

  • 国・代理店依存

  • 売上の再現性が低い

住商ファーマが入ることで:

✔ 販売チャネルが組織化
✔ 医療機関との信頼性向上
✔ 契約・回収リスク低下

👉 理論上のディスカウント率が下がる

これは株価では
**「急騰」ではなく「下がりにくさ」**として効く。


② 黒字化確度の上昇(時期が読める)

3Dマトリックス単独だと:

  • 売上は伸びるがブレる

  • 黒字化時期が読みにくい

住商ファーマが絡むことで:

項目 変化
売上立ち上がり 加速
営業コスト 効率化
見通し 会社計画の信頼性向上

👉 市場は
「いつ黒字か分からない会社」を嫌い
「何年後に黒字か言える会社」を評価する


③ 将来の“医療機器評価”への橋渡し

重要なのはここです。

住商ファーマは
「将来のM&A相手」ではなく
「医療機器的評価に耐えうる運営をさせる存在」

  • ガバナンス

  • 契約の作り方

  • 海外展開の型

  • 収益管理

👉 これが整うと
PERではなくEV/Salesで語られるフェーズに入る。


③ 投資家タイプ別・住商ファーマの見え方

投資家 見方
短期筋 「材料にならない」
個人 「提携=買い」
機関投資家 「事業の型ができた」

👉 株価を本当に動かすのは3番目
(時間はかかるが、動くと大きい)


④ 織り込み方の実務的整理(重要)

❌ 織り込んではいけないもの

  • 「住商が本気出せば爆発」

  • 「買収される」

  • 「一気に売上倍」

👉 これらは市場は評価しない


⭕ 織り込むべきもの

  • 売上成長の再現性

  • 黒字化の確度

  • 事業継続性による下値の切り上げ

これにより:

  • 同じ売上でも
    時価総額の許容レンジが上がる


⑤ 住商ファーマ×3Dマトリックスの評価式(イメージ)

  • 単独:
    成長率 × 不確実性(高)

  • 住商関与後:
    成長率 × 再現性 × 信用

👉 成長率が同じでも
株価は別物になる


まとめ(最重要)

  • 住商ファーマは
    「夢を足す存在」ではない

  • 「事業を普通にする存在」

  • 今の相場では
    これが最大の評価材料



 住商ファーマ関与が数字に出る瞬間
 

では最も実戦的な話をします。
**「住商ファーマの関与が“材料”ではなく“数字”として市場に認識される瞬間」**を、
決算書・KPI・投資家心理の3点で具体化します。


結論(先出し)

住商ファーマ関与が評価されるのは
「提携ニュース」ではなく、
✔ 売上の質が変わった瞬間
✔ コスト構造が改善した瞬間
です。

株価が反応するのは、次の3つが同時に見えたとき


① 売上の「連続性」が見えた瞬間(最重要)

見るべき指標

  • 四半期売上が“階段状”に伸びる

  • 前年同期比だけでなく
    前四半期比(QoQ)が連続プラス

なぜ住商ファーマが効くか

  • 単発受注 → 定期供給

  • 国別バラツキ → 面展開

👉 市場はこの瞬間に
「売上=偶然」から
「売上=仕組み」と認識を変える。

=住商ファーマが“数字に出た”と判断される


② 海外売上比率が“構造的に”上がった瞬間

具体ライン

  • 海外売上比率が
    50%超で定着

  • 特定国依存が薄れる

評価の変化

  • 為替耐性

  • 医療制度リスク分散

  • 単一代理店リスク低下

👉 これは
商社系パートナーがいないと難しい

市場はここで初めて
「住商のネットワークが回り始めた」
と評価する。


③ 販売費率が下がり始めた瞬間(黒字化スイッチ)

見るべきKPI

  • 販管費/売上比率

  • 特に
    販売関連費用の伸び < 売上成長率

意味すること

  • 自前営業 → パートナー営業

  • 人海戦術 → 流通活用

👉 ここが一番分かりやすい
「住商効果」

売上が伸びても費用が増えない
利益が自然に出る構造


④ ガイダンスの「言い切り」が変わる瞬間

市場が敏感に見るポイント

  • 「努力する」
    「見込む」「想定する」

  • 数量ベースの説明が出る

背景

住商ファーマが絡むと:

  • 受注・在庫・出荷が可視化

  • 会社側も言い切れる

👉 この変化は
決算説明資料の文言に出る

プロはここを見逃さない。


⑤ 市場評価が変わる“分岐点”の条件(まとめ表)

変化 市場の解釈
QoQ連続成長 仕組み化
海外比率定着 商社効果
販管費率低下 黒字化近い
ガイダンス明確化 経営信頼

2つ出れば評価開始
3つ揃えば株価トレンド転換


⑥ 逆に「まだ評価されない状態」

  • 売上は伸びるが上下する

  • 費用も一緒に増える

  • 海外比率が一時的

  • 提携の話だけが先行

👉 これは
「住商はいるが、数字に出ていない」


最重要メッセージ

住商ファーマは
“爆発させる存在”ではない
“普通に伸ばす存在”

だからこそ
数字に出た瞬間、
評価は静かに、しかし持続的に変わる。

さあ、選挙相場が始まります。選挙は水物で終わってみなきゃわかりません。そんな?なんてこともあります。勝てば上がる?なんてことも限りません。以前掲載した1990年初頭、今と同時期の選挙も自民は勝ったが相場は下げた。そんなことも水準が水準であるので考えられます。柔軟な思考は常に必要です。

 

為替、金利、国際情勢等々今のよいうな状況での選挙も初めてかもしれません。ということで、水準が高いこともあり選挙期間中は上値は重い、下値は限定の相場と想定してます。これから第三四半期の決算発表も始まりますから、個別物色と考えましょう。日経平均はこれまで通り、指数寄与率が高い銘柄の影響を受けやすいのであまり参考にはなりません。日経が上がっても持ち株が上がるとは限りません、これまでと同じです。

 

トランプ米大統領は17日、米国がデンマーク自治領グリーンランドを取得するまで、英国やドイツなど欧州8カ国からの輸入品に追加関税をかけると自身のSNSで表明した。10%の関税は2月1日に発動し、6月1日には税率を25%に引き上げるという。トランプ氏の発言を受け、欧州側はそろって反発する姿勢を明らかにしている。

 

まあ、いつまで経ってもまとまりのない世界は続きそうです。世界を取りまとめるリーダーはでて来ないのでしょうか残念です。