昨日の高市総理の解散表明演説から動いた相場、成長戦略でいいんだが現在の相場は既に高いところに位置している為に新たな資金流入というよりも、右から左への流れでした。

 

これまでの寄与率が大きい銘柄群から政策銘柄に流れた結果が今日の相場ということでしょう。今後もこの流れが続き日経平均という相場が下がるというわけではないが、今日一日を眺めてみると外から資金が入ってくるというわけにはいかないようです。

本日の市場見通し

全体的には軟調~薄商いの可能性が高いと複数のマーケット情報が示唆しています

◼️ 主要株価指数の動きと地合い

  • 米国株の軟調な動きや休場のため、海外からの強い材料は乏しい見込み。東京市場も横ばい〜やや弱含みの展開となる可能性が指摘されています。

  • ドル円がやや円高方向へ動いているため、輸出株などには重荷に。特に主力ハイテク株の上値は抑えられるとの見方。

  • 高市首相の会見を控え様子見ムードが強く、積極的な買いは手控えられるとの予想もあります。

◼️ 予想レンジ

フィスコの想定では、日経平均の予想レンジは 53,400円〜54,100円 程度とされ、前日安値圏での推移が意識される展開です。

◼️ 投資家センチメント

  • 様子見・利益確定売り優勢の可能性がある一方、衆院選絡みのイベントを控えて下値が大きく崩れにくいという見方もあります。

 

今後、注目業界は

・宇宙、防衛、ロボット
この分野はこれまでも注目されてきましたが、今後は一歩踏み込んだステージになるでしょう。

3Dマトリックスの企業価値の高まり

3Dマトリックスの企業価値が高まっている理由を、投資・事業の両面から整理します。


① 事業フェーズの転換(研究→収益化)

3Dマトリックスは長らく「技術評価・臨床検証フェーズ」にありましたが、
PuraStat(止血材)の世界展開が進み、明確に“販売拡大フェーズ”へ移行しています。

  • 欧州・米国・アジアでの販売実績が積み上がる

  • 一過性のライセンス収入ではなく継続収益型(消耗材ビジネス)

  • 売上の積み上げ=将来キャッシュフローの可視化

👉 企業価値算定が「夢」から「数字」で語れる段階に入った点が大きい。


② 営業黒字化が視野に入った意味

バイオベンチャーにおいて
「営業黒字が見える」=資本政策リスクが下がることを意味します。

  • 追加増資への依存度低下

  • 希薄化懸念の後退

  • PERではなくEV/売上、EV/FCFで評価可能

これは機関投資家・中長期資金が入れる条件が整い始めた状態です。


③ 住商ファーマとの戦略的提携効果

企業価値の再評価で最も重要なのがここです。

  • 販売力・信用力・交渉力の補完

  • 大手商社グループが関与することによる事業継続性の担保

  • 将来的な適応拡大(消化管以外、外科領域等)への布石

👉
「単独バイオ」から
「大手資本と組む医療プロダクト企業」へ格上げされた点は、
理論株価・M&A価値の両面で効いてきます。


④ 技術の横展開余地(オプション価値)

PuraStatは単一製品に見えますが、

  • 止血+創傷治癒

  • 内視鏡、外科、将来は再生医療領域

  • DDS(薬物送達)との親和性

と、“応用オプション”を内包したプラットフォーム技術です。
市場はこのオプション価値を、まだ十分に織り込んでいません。


⑤ 企業価値が高まる「決定的な瞬間」

今後、評価が一段切り上がるのは次のタイミングです。

  1. 四半期ベースでの安定した売上成長

  2. 営業黒字の明確化

  3. 住商ファーマ関与が数字に反映される局面

  4. 適応拡大 or 大手医療機器メーカーとの追加提携

このどれかが出た時、
「グロース市場の小型バイオ」→「実需を伴う医療プロダクト企業」
として評価軸が変わります。


総括

3Dマトリックスの企業価値上昇の本質は、

技術 × 実売 × 大手パートナー × 黒字化

が同時に見え始めたことです。
これは多くのバイオが到達できない地点であり、
「時間を味方につけた企業価値の上昇局面」に入ったと考えられます。

3Dマトリックスのピュアスタットが内視鏡手術の標準仕様になるか?

現状(2025~2026年時点)では、3Dマトリックスの吸収性局所止血材「ピュアスタット(PuraStat)」が内視鏡手術(特に消化管内視鏡治療)の“標準仕様”(standard of care)として完全に確立した、あるいは公式なガイドラインで標準化された、という明確な宣言や規定には至っていません。しかし、次のような重要な動き・状況があります:

✅ ピュアスタットの現状と臨床での位置づけ

  • ピュアスタットは、自己組織化ペプチドを基盤とした新しい吸収性局所止血材で、出血点にゲル状被覆物を形成して止血を行う素材です。透明で術中の視認性を損なわず、感染リスクが低いなどの利点があります。

  • 日本では消化器内視鏡治療の漏出性出血に対する止血材として薬事承認・販売されており、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などで止血手段の一つとして用いられています。

⚙️ 医学的な導入・臨床評価

  • 日本国内や欧州を含む海外でも、様々な研究例や症例報告が出ており、止血効果の有用性が多く報告されています。例えば、消化管出血における臨床研究では高率の初期止血成功や再出血率の低さが報告されています。

  • 国際的な臨床研究やレジストリー研究でも使用例が増えており、欧州のガイドライン文書にも、止血ならびに術後出血予防における有用性の蓄積が示唆されています

  • 日本でも学会(日本消化器内視鏡学会)が適正使用指針を示しており、適応・使用方法について整理されています。

❗️“標準仕様”といえる段階にはまだ到達していない理由

  • 現時点では、公式な国際/国内ガイドラインで「すべての内視鏡手術に必ず使う標準装備」と明示されているわけではありません。ピュアスタットは「選択肢として推奨される止血材」あるいは「有効な補助手段」として存在感を増している段階です。

  • 標準仕様といえるには、さらに大規模なランダム化比較試験や確立された比較データ、術式ごとの明文化されたガイドラインが必要ですが、それらは現在進行中・蓄積中の段階です。

🔄 普及の傾向

  • 臨床現場では術中止血や後出血予防の手段として使う医療機関が増えている傾向があります。特に技術的に難易度の高いESD領域などで、止血鉗子の使用回数削減や術後合併症低減のために導入例が増えています。

  • また、臨床研究や学会発表、保険適用の進展などを通じて、普及率は今後さらに高まる可能性があります。


🧠 まとめ(結論)

  • ピュアスタットは現在、内視鏡手術における“実用的で有効な止血材”として広まりつつある。

  • ただし、国際的/国内の公式な“標準仕様(standard of care)”として完全に確立したわけではない段階です。

  • 今後の大規模試験とガイドラインでの位置づけ次第では、将来的に“標準仕様”として広く認められていく可能性があります。

内視鏡手術の世界の伸び

内視鏡手術および内視鏡関連市場は、世界的に急成長している分野です。これは、患者・医療機関ともに低侵襲治療へのニーズが高まっていること、技術革新が続いていることが主な背景です。以下は最新の伸び(市場規模・成長率)やトレンドのまとめです。


📈 世界の内視鏡/内視鏡手術市場の成長

🔹 市場規模の拡大

  • 内視鏡機器・デバイス市場全体(世界)

    • 2023年:約148.7億USD(約1.6兆円)

    • 2030年予測:約279.3億USDまで成長(年平均成長率CAGR 約9.4%)

  • 内視鏡手術機器市場(手術用途含む)

    • 2020年には約80億USD規模で、2021〜2028年でCAGR約5.1%成長予想の報告あり(機器に限る)

  • 検査・体液管理システムなど周辺機器

    • 2024年9億USD → 2030年13億USDまで増加予想(CAGR約6.4%)


📊 伸びのペース(CAGR:年平均成長率)

分野 予測期間 CAGR
内視鏡機器・手術機器 2021–2028 約5.1%(手術機器)
内視鏡装置全般 2024–2030 約7.6%(市場全体)
内視鏡デバイス市場 2024–2030 約9.4%(全デバイス)
内視鏡検査体液管理 2024–2030 約6.4%(周辺機器)
特定用途例(婦人科内視鏡など) 2025 約7%前後が散見

平均的には年率6〜9%程度で伸びていると考えられます。


🩺 世界で伸びている背景(要因)

🧠 1) 低侵襲治療へのシフト

低侵襲手術(手術創が小さい治療)は、術後の回復時間が短い・合併症のリスクが低い・コスト削減効果があり、患者・医療機関双方に歓迎されています。これが内視鏡手術の需要増につながっています。

👵 2) 高齢化と慢性疾患の増加

世界的に高齢者人口が増え、消化器疾患・癌の診断・治療が増加しています。内視鏡はこれらの包括的な対応ができるため、利用が拡大しています。

🔬 3) 技術革新

4K/AI内視鏡映像、使い捨て内視鏡、ロボット支援など技術進化が市場成長に寄与しています。

🌍 4) 地域別の需要

先進国では既に広く普及していますが、中国・インド・アジア太平洋地域などで医療インフラの拡充とともに高い成長が見込まれています。


📉 備考:実施件数(Procedures)の伸び

市場規模だけでなく、実際の内視鏡手術・検査件数も増加傾向です。例えば、2024年には約1.9億件(世界)と推定され、2030年に2.07億件まで増える予測もあります(年率1〜2%程度の緩やかな増加)。


🧾 まとめ

内視鏡手術・機器市場は世界的に成長中
・年平均約6〜9%成長の予測が複数報告あり

2030年頃までに市場規模は約2倍近く拡大との予想もあり

✅ 技術革新・低侵襲治療へのニーズ・高齢化が主要な成長ドライバー