東京は今日まで33日間、毎日雨が降っている

 

そうなんです。今日9月28日で、東京は33日連続の降水になりました。8月27日から一日も途切れず、これは2019年の33日連続という観測史上最長記録に並びました。

しかも「毎日ずっと雨」という意味ではなく、その日のどこかで降水が観測されれば1日と数える記録です。気象庁のデータを見ても、8月27日以降、少量の雨の日を含めてかなり頻繁に降っています。

 

そしてちょっと驚くのが、明日29日も雨の可能性があること。降れば34日連続となり、2019年の記録を更新します。

ニケさんが「今年は夏から秋にかけて雨が多い」と感じていたのは、まさにその通りですね。
今年の東京は、単に雨量が多いというより、「雨のない日が極端に少ない」ことが特徴になっています。

そしてこの長雨、実は庭の植物や柿などの果物にはプラス面もあります。一方で日照不足・根の過湿・病気などマイナス面も出てきます。

明日から、相場の空気が変わりますか

明日から相場の「空気」が少し変わる可能性はあります。ただし、私は「急に上昇相場へ転換」というより、9月末から10月相場へ、材料で方向を試す局面に入ると見ています。

明日9月28日に注目したいこと

まず、週末の米国市場は比較的良好でした。

  • NYダウ:+0.93%
  • S&P500:+0.51%
  • ナスダック:+0.48%
  • 日経225先物:66,500円前後

一方、日本株は9月25日までの2営業日だけで日経平均が66,364円まで上昇しており、かなり高い位置にあります。

そして面白いのが、9月末の配当再投資需要です。28日大引け、29日寄り付きにかけて、約1.6兆円規模との試算もあり、週前半の需給を支える可能性があります。

ただし「上がり続ける」とは限らない

今週から、

米コアPCE → 日銀短観 → 米雇用統計

と重要材料が続きます。特に米金利が上昇すると、高PERの半導体・AI株には逆風になり得ます。

為替も現在は円安・ドル高が一服するかどうかがポイントです。来週のドル円については156~159.60円程度という見方も出ています。

今年の関東はかなり雨が多く、9月上旬には関東甲信の降水量が平年の300%を超えた時期もありました。さらに今も秋雨前線の影響で、10月初めにかけて雨の日が多くなる見込みです。

でも、こういう雨続きにも「いい面」はかなりあります。

🌿 雨が続くからこそ、秋が深まる

  1. 夏の暑さを一気に洗い流してくれる

    今年は夏の暑さが長かったですから、雨によって地面や植物が冷やされ、ようやく秋へ切り替わっていきます。

  2. 植物にとっては恵みの雨

    9月は植物が夏の疲れから回復し、秋の花を咲かせる時期です。
    萩、彼岸花、秋の野草、木々の実なども、雨と気温の低下によって秋らしい表情になってきます。

  3. 雨上がりの景色は、晴天より美しいことがある

    寺社や庭園は特にそうです。

    雨上がりには、

    • 苔が鮮やかになる
    • 石畳が濡れて光る
    • 木々の緑が濃くなる
    • 水滴が花や蜘蛛の巣に残る

    ので、むしろ**「雨の日だから見られる風景」**があります。

  4. 秋の行楽を少し先送りできる

    これも考え方を変えると面白いです。
    今年は暑さが長かったので、9月末~10月前半に無理して出かけるより、涼しくなってから秋の花や紅葉を追いかけるほうが楽です。

  5. 雨の日は「次の旅を考える日」にする

    雨の日に、
    「次にどこの寺へ行こうか」
    「今年はどんな秋の花を見ようか」

    と調べておいて、雨が上がった日に出かける。

そして、雨が上がった朝に外へ出たときの、

「ああ、晴れた!」

という小さな喜びも、雨が続いたからこそ感じられます。😊

今年は「雨が多くて困る年」と考えるより、
「長い夏から、本格的な秋へ移るための長い雨」
と考えると、少し気分が変わるかもしれません。

それに、雨の後の大悲願寺の白萩なんて、かなり風情がありそうです。☔🌿

まさにそこが「予想」の難しいところです。自然界、人間社会も自然界の一つと考えれば、同じ事の繰り返しはない。

過去のデータを使うこと自体は有効なのですが、過去と同じ原因・同じ環境が再現されるとは限らない。

特に株価や天候、経済では、

  • 過去のパターン → 参考になる
  • 現在の環境 → 過去とは違う
  • 新しい要因 → 過去のデータには存在しない
  • 人々の行動 → 予想されると、その予想自体が結果を変える

という問題があります。

例えば株式なら、
「過去5年間、PER20倍を超えると下落した」→「今回も下落する」とは限りません。

 

企業の成長率や金利、為替、AI投資などが変われば、適正PERそのものが変わります。

 

むしろ、今後の株価を考えるときには、過去の延長線で1本の予想を出すより、「何が起きたら上がるか・何が起きたら下がるか」を複数シナリオで考えるほうが現実に近いと思います。

 

例えば3Dマトリックスなら、

①現在の計画通り → ②米国展開が想定以上 → ③PuraStatの適応拡大が起きる → ④大型契約・提携が出る

といった「未来の分岐」を考える。

これは、過去の株価チャートだけを見るより、企業がこれから何を起こせるかを見る方法です。

そして面白いのは、大きく株価が動くときほど、過去の延長線から外れた出来事が原因になることです。

 

だから「予想」よりも、「未来を変える可能性のある材料を先に探す」という考え方が重要だと思います。

 

そうです。ここはかなり重要な考え方だと思います。

「過去から未来を予想する」のではなく、**「未来を変えてしまう可能性のある材料を先に探す」**ということです。

たとえば単純な過去チャートよりも、

銘柄 未来を変える可能性がある材料
任天堂 次世代ハード、ソフトの大ヒット、IPの世界展開
日立 AI・データセンター、送配電、Lumadaの拡大
ソニー ゲーム・映画・音楽・イメージセンサーの相乗効果
NEC AI、通信、防衛・宇宙、デジタル政府
3Dマトリックス PuraStatの米国病院への普及、適応症拡大、新製品
NTT IOWN、データセンター、AI通信インフラ

という見方になります。

特に面白いのは、**「確率は低くても、起きたら企業価値が大きく変わるもの」**です。

例えば3Dマトリックスで、

「来期の売上が何%増えるか」

だけを予想するのではなく、

「PuraStatが米国で標準的な止血材の一つとして定着する可能性はあるか?」

を見る。

もしそれが現実になれば、過去の売上成長率から計算した株価予想そのものが意味を失うほど、企業の評価軸が変わる可能性があります。

NTTでも同じで、

「通信会社だから毎年この程度」

ではなく、

「IOWNがAI時代の通信インフラとして本格的に普及したら、NTTの価値はどう変わるか」

を見る。

つまり「予想」には2種類あります

① 延長予想

過去 → 現在 → そのまま未来へ

これは比較的当たりやすい一方、大化けを見逃しやすい。

② 変化点予想

「今までと違うことが起きる可能性は何か?」

こちらは外れることも多いですが、企業価値を10倍、あるいは逆に半分にするような出来事を発見できます。

 

今後はこの②を重視するのが面白いと思います。

 

そしてさらに一歩進めて、「未来を変える材料」を①すでに始まっている、②兆候が出ている、③まだ仮説段階、の3段階に分けると、かなり使える投資分析になります。


 

3Dマトリックスの成長の兆候は

直近の資料を見ると、3Dマトリックスには「成長の兆候」がかなりはっきり出ています。
しかも、単なる会社予想ではなく、実際の販売活動の数字に表れ始めています。

特に注目する5つ

① 米国売上が急増している

2027年4月期第1四半期の米国製品販売は 21.35億円、前年同期比+83.2%。全社売上も32.25億円で+46.9%でした。

これはかなり重要です。

会社が「米国で伸ばします」と言っているだけではなく、実際の販売数字が大きく伸びているからです。


② 新規病院口座が88件平均→100件に増えた

ここは私がかなり注目しています。

前期の米国新規口座獲得は四半期平均88件だったのに対し、今期第1四半期は100件。しかも既存施設の1施設当たり受注本数も前年同期以上を維持しています。

つまり、

新しい病院を増やす
+
既存病院でも使われる

という二重の成長が始まっています。


③ 4,500病院のうち、まだ約700病院

米国の消化器内視鏡市場について、同社は約4,500病院を対象市場と推計しています。

現在、PuraStatを継続使用しているのは約700病院。

さらに、IDN・GPOとの契約によって、約1,000の口座未開設病院で、採用審査を経ずに導入可能な状態になっています。

ここが非常に面白い。

単純計算では、

700 → 1,000 → 1,500 → 2,000

と増えていく余地があります。

もちろん4,500病院すべてが顧客になるという意味ではありません。しかし、現在の700という数字が市場の終点ではないことは確認できます。


④ 営業利益が急激に改善している

第1四半期の営業利益は 4.94億円で、前年同期の約5,400%増。

前年が非常に小さい利益だったため増加率そのものは割り引いて見る必要がありますが、重要なのは、

売上増加 → 粗利益増加 → 営業利益増加

という形が見え始めていることです。

会社の2027年4月期計画も、売上134.22億円、営業利益16.52億円で、前期比それぞれ+23.3%、+23.7%です。


⑤ 「新製品」より、まずPuraStatそのものが伸びている

ここを一番大事にしています。

3Dマトリックスには次世代止血材、PuraLift、再生医療、DDSなどいろいろあります。

しかし、今の段階ではそれらを全部評価する必要はありません。

まずPuraStatの米国GI市場だけで成長できるか。

ここで、

米国売上+83.2%
新規口座100件
既存施設の使用量維持・増加
約1,000口座が導入しやすい状態

という複数の「実績」が出ています。

これは、以前話していた「未来を変える兆候」という観点では、かなり重要です。


ただし、まだ「大化け確定」ではありません

ここは冷静に見たい。

今の最大の課題は、

「新規病院を増やすこと」から「各病院でPuraStatの使用量を大きく増やすこと」へ移れるか

 

700病院が1,000病院になっても、1病院当たりの使用量が少なければ売上は期待ほど伸びません。

逆に、

病院数↑ × 1病院当たり使用量↑

になれば、かなり強い成長になります。


今後、この3つを毎四半期追います

① 米国新規口座数
88 → 100 → 120……と増えるか

② 既存病院の使用本数
1施設当たりの受注本数が増えるか

③ 米国売上成長率
+83% → +60% → +50% → +40%……と減速しても高成長を維持できるか

特に③です。

仮に米国売上が今後、

+80% → +60% → +50% → +40%

と推移したら、これはかなり強い成長トレンドです。

逆に、

+80% → +25% → +10%

となれば、現在の急成長が一時的だった可能性を考える必要があります。


そして以前言っていた**「700病院→1,000→1,500→2,000」**という見方は、今回の最新数字を見ると、単なる夢物語として片付ける段階ではなくなってきました。

むしろ次の決算で私が一番確認したいのは、**「100件の新規口座を取った後、その病院で実際にPuraStatがどれだけ使われ始めたか」**です。

ここが確認できると、3Dマトリックスの成長ストーリーが一段強くなります。

今回の千葉県などの大雨、それほどの強い台風でもなかったのに、なぜあれほどの大雨となったか

はい。今回の千葉県の大雨は、「台風そのものが猛烈だったから」ではなく、台風が運んできた大量の暖湿気と、千葉付近で雨雲の列が動けなくなったことが大きな原因です。

気象庁自身も今回について、かなり異例の現象だったと説明しています。

なぜ、あれほど降ったのか

ポイントは4つあります。

① 台風が「巨大な水蒸気ポンプ」になった

台風25号の中心付近の風だけを見ると、「ものすごく強い台風」という印象ではありませんでした。

しかし台風は、南の暖かい海から大量の暖かく湿った空気を関東へ送り込む装置になります。

つまり、

台風の強さ ≠ その場所で降る雨の量

なんです。

台風から流れ込む暖湿気が前線や積乱雲を活発化させることは、気象庁も説明しています。


② 千葉の上空で「雨雲が止まった」

今回の最大のポイントはここです。

気象庁の9月16日の説明によると、

関東平野の千葉より西側の低い高度に冷たい空気がたまっていた

↓

そこへ東側から非常に暖かく湿った空気が流れ込んだ

↓

冷気が壁のようになって暖湿気の流れを止めた

↓

雨雲の列(スコールライン)が千葉市付近で進めなくなった

という現象が起きました。

これが非常に重要です。

普通なら、

雨雲 → 千葉 → 東京・埼玉方面へ移動

となるところが、

雨雲 → 千葉付近で停滞 → 次々と新しい雨雲が発生

となった。

いわば、**「雨雲のベルトコンベアが千葉で詰まった」**ような状態です。


③ 同じ場所に雨を降らせ続けた

線状降水帯は、次々と発生する積乱雲が列を作り、ほぼ同じ場所を数時間通過・停滞する現象です。

今回の千葉はまさに、

「雨雲が来る」→「通り過ぎる」

ではなく、

「雨雲が来る」→「その場にとどまる」→「後ろから次の雨雲が来る」

という状態になりました。

これが、台風の中心付近の風の強さから想像する以上の雨量になった理由です。


④ しかも9月の関東は、まだ海が非常に暖かい

ここも重要です。

9月下旬でも日本の南の海はかなり暖かく、そこから蒸発する水蒸気が豊富です。

そのため、

暖かい海 → 大量の水蒸気 → 台風が関東へ運ぶ → 千葉付近で上昇 → 巨大な積乱雲

という流れができました。

今回のようなケースでは、台風の「風の強さ」よりも、どれだけ水蒸気を運び、どこで雨雲が停滞するかのほうが重要になります。


そして、今回特に怖かったのは「予測の難しさ」

気象庁は今回について、

通常ならスコールラインが移動して雨雲は通過すると考えていた

ところが、実際には千葉市付近で止まってしまったと説明しています。

つまり、これは単純な「台風が強かった」という話ではありません。

台風+暖湿気+関東平野の冷気+雨雲の停滞

という、複数の条件が非常に悪い形で重なったわけです。


「佐倉」の被害が大きかった理由

佐倉市などでは、まさにこの**「雨雲が移動せず、同じ地域に大量の雨が集中する」**ことが大きな問題になります。

実際、佐倉市では床上浸水が約300軒確認され、千葉県全体でも床上・床下浸水が約1,400軒に達したと報じられています。

 

ですから今回の大雨は、「強い台風だったから」ではなく、「台風が持ってきた大量の水蒸気を、千葉付近で雨に変換する仕組みができてしまった」と考えると非常に分かりやすいです。

 

そして実は、このタイプの大雨は今後かなり注意が必要です。台風がそれほど強くなくても、条件がそろえば今回以上の雨になる可能性があります。