米国、欧州ではピュアスタットが内視鏡使用時に標準仕様になりつつある | 茅場町への小さな旅

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米国、欧州では3Dマトリックスのピュアスタットが内視鏡使用時に標準仕様になりつつある

その見方には一定の根拠がありますが、「標準仕様になりつつある」と表現する場合は少し慎重に考える必要があります。

3Dマトリックスの止血材であるPuraStatは、米国・欧州で内視鏡治療時の止血材として採用が広がっています。

背景としては、

  • 消化管内視鏡での止血性能が高く評価されている
  • 透明なゲルなので術野が見えやすい
  • カテーテルを通して容易に散布できる
  • 組織へのダメージが少ない
  • 遅発性出血の抑制効果を示す臨床データが蓄積されている

ことが挙げられます。

特に欧州では、多くの主要施設で日常的に使用されるようになり、医師の認知度も大きく向上しています。米国でも販売開始後、採用施設数が着実に増えている段階です。

一方で、「標準仕様(スタンダード・オブ・ケア)」という言葉は医学的にはかなり重い意味があります。

現時点では、

  • 一部の病院や専門施設では事実上の標準的な選択肢になっている
  • ガイドラインへの掲載やエビデンスの蓄積により使用頻度は増えている
  • しかし、欧米すべての病院で第一選択として定着したとまでは言えない

という表現が、より正確だと思います。

投資家として注目すべき点

3Dマトリックスの価値は**「売れる製品かどうか」**です。

もしPuraStatが、

  • 欧州で標準的な止血材として定着し、
  • 米国でも採用施設が毎年増加し、
  • ガイドラインでの位置づけがさらに強化されれば、

消耗品ビジネスであるため、売上は積み上がりやすくなります。これは継続的な収益につながる可能性があり、会社の成長を支える大きな要因になり得ます。

以前お話ししたように、同社は米国市場での成長を重要な柱と位置づけています。もし米国で採用施設の拡大が続けば、中期計画の達成にも大きく寄与する可能性があります。

今後の株価を考えるうえでは、**「何施設で採用されているか」よりも、「どれだけ使用量(症例数)が増えているか」**が、より重要な指標になるでしょう。これは消耗品ビジネスのため、一度採用されて継続使用されると、売上が積み上がっていく特徴があるためです。