十日町市笹山遺跡 | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

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十日町市の笹山遺跡へ。道々にオレンジ色ののぼりが立っているなあと思ったら、この日は”笹山じょうもん市”でした。

 

よい時に来たわ~と楽しみに向かったのですが、雨のためお昼前に終了となったようでした。

 

駐車場に着いた時には片付けであわただしく、ゆっくり見学できる状態ではありませんでした。雨も降っているしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笹山遺跡

 

縄文時代中~後期の集落跡と、鎌倉時代から戦国時代の居館跡が検出される

 

 

縄文時代

 

5,500年前頃に土地利用が始まる

 

5,300年前から4,500年前に居住の最盛期を迎え、現在の笹山縄文館付近を中心とする環状ないし馬蹄形状の集落を形成

 

約4,300年前頃の土地利用が最後となった

 

 

 

 

 

 

竪穴住居跡13基(炉跡を伴う)

 

炉跡105基

 

配石遺構1基

 

土坑10基

 

埋設土器(埋甕)30基以上

 

 

 

炉跡は直径130mほどの環状ないし馬蹄形状に配列

 

中央広場、廃棄場、墓などの施設跡はまだ発見されてなく、集落の全体像はよく分かっていない

 

 

 

 

 

土器・石器・原石(ベンガラ塊)

 

 

石器は狩猟具よりも土堀り具(打製石斧)や磨潰し・粉砕具(磨石など)が多く、植物資源を利用することに比重を置いた生活を営んでいたと推測される

 

 

 また、アズキ属の種子やクルミの核が出土したほか、土器にアズキ、ダイズ、エゴマ等の種子圧痕が見つかっており、なかでもダイズは栽培していたものと推測されている

 

 

 

 

 

 

 

 

復元住居は2棟あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの竪穴式住居では、お祭り用のアユが焼かれていました。せっかく焼いたのに、お客さんはいなくなっちゃいましたけど。

 

 

 

 

 

 

 

縄文館

 

 

スタッフの方々があわただしく片付けをしています。雨がひどくなってきたので、私たちも引き上げるk歩とにしました。

 

 

 

 

 

 

十日町市博物館へ。

 

13時半から企画展の解説があるので、それまでに展示見学とお買い物を済ませます。

 

 

 

 

 

土器ドキ最中・縄文サブレ・縄文風菓。これは移動中の車の中で食べちゃいました。

 

 

 

 

 

 

お約束のクリアファイル、2種類買いました。

 

 

 

 

 

 

そして、”岡本太郎が見て撮った縄文”。この展示見たかったのよね~。

 

 

 

 

この後は常設展へ。