春ですね~。
あいち朝日遺跡ミュージアムを出て、復元住居などがある”弥生のムラ”へ。
朝日遺跡からはたくさんの竪穴住居跡見つかりましたが、平面が円形と方形の形があり、これは円形の竪穴住居を復元したものです。
円形の竪穴住居には中央に大きな穴があり、その両脇に2つの小さな穴を伴っています。これは朝鮮半島で始まり、北九州から東日本へととたわったものです。
高床倉庫
朝日遺跡の南西部に位置し、この大集落に最初に人々が住みはじめ、朝日遺跡の出発点となった場所。
こちらの復元竪穴住居は1枚目と同じ建物で、方形の竪穴住居を復元したものです。
昭和26年に岩倉市大地遺跡で発掘された弥生時代中期の遺構がモデル。
貝塚山貝塚が史跡に指定された当時、まだこの遺跡住居跡が見つかっていなかったため、大地遺跡の竪穴住居をモデルとして復元された。
右手に、あいち朝日遺跡ミュージアムが見えます。
右のこんもりした場所は、第1貝塚です。
第1貝塚(貝殻山)
カキ・ハマグリ・シジミ
貝殻山式土器
弥生初期
あいち朝日遺跡ミュージアムと第1貝塚
こんもりした第1貝塚の手前に第2貝塚があります。
第2貝塚
カキ・ハマグリ・シジミ
弥生前期の土器・石器
弥生前期(BC6~BC4)
第3貝塚
弥生前期(BC6~BC4)・弥生中期(BC4~BC1)・弥生中期(BC1~AC3)の3つの貝層
最初はシジミを主とする層が堆積、その上にカキ・ハマグリを主とする層が堆積。
この貝塚の北西部分から弥生時代の人骨2体が発見された。
弥生前期の環濠推定復元
弥生時代前期の環濠と貝層
幅約4.5mで緩やかに弧を描いており、集合をめぐる環濠の一部
カキ・ハマグリなどの貝が埋まっていた
弥生前期から中期初めにかけての土器が出土
弥生時代前期の環濠と貝層
史跡貝殻山貝塚交流館
受け付けで「ご来館ごとにスタンプを・・・」と説明されたのですが、「千葉から来たので、スタンプは集められません」とお断りしました。
すると、受付の方が「以前千葉県に住んでいたことがある」と。千葉話に花が咲きました。
環濠出土の土器(弥生前期~中期中葉)
弥生中期の土器
弥生後期・終末期の土器
条痕系土器(前期~中期前葉)
削痕系土器(前期)
遠賀川系土器(前期)
条痕文系土器(弥生前期~中期前葉)
第3貝塚貝層断面剥ぎ取り
1号人骨(男・壮年)
2号人骨(男・壮年)
あいち朝日遺跡ミュージアムと比べると否めませんが、こちらの博物館もいいですよ。
なんてったって、人骨の展示がありますからね。私、人骨好きなんです・・・