延岡市天下神社・南方古墳群1 | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

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南方古墳群は、延岡市街地の西方、五ヶ瀬川を望む南方地区の低い台地に分布し、円墳33基、前方後円墳6基、横穴墓2基が指定されている。


 

天下(あもり)支群は、五ヶ瀬川が大きく蛇行する地点に分布し、見晴らしの良い台地(上ノ原台地)上に展開する9基の古墳と、北側の丘陵に存在する10号、約700メートル北西にある40号で構成されている。

 

 

 

まずは1号墳から。墳頂には大日堂がたっています。

 

 

 

 

 

1号墳

 

全長約70mの前方後円墳

 

後円部:直径35m、高さ:5.1m

 

4世紀

 

 

 

後円部

 

南から回っていきました。

 

 

 

 後円部

 

 

 

 

 

 くびれ部

 

 

 

 

 くびれ部には四方を縄で囲んだ場所がありました。「ササノ命」と書かれていました。

 

この1号墳の被葬者は大正のころから、「ササノ命」と言われるようになったそうです。この「ササノ命」はなんでもニニギの奥さんらしいんですよね。

 

 

 

 

 

 

南西から 前方部

 

 

 

 

 

北西から

 

 

 

 

 墳丘に上って、前方部から後円部

 

 

 

 

 

 

 くびれ部から前方部

 

 

 

 

 

 

 くびれ部から後円部

 

 

 

 

 

北側に下りて、 くびれ部

 

 

 

 

 

 

 サクラの木がけっこうあったのですが、雨のためあんまり綺麗に見えませんね。

 

 

 

 

1度墳丘をおりて、大日堂のある後円部へ階段を上がりました。お堂の横には「国指定」の文字が。

 

 

 

 

 

 後円部から前方部

 

 後円部から見ると前方部先端の幅が狭いなあと感じますね。

 

 

 

 

 社殿の脇に石がゴロゴロ。

 

 

 

前方部の斜面にも、こぶしよりも少し大きいくらいの石が。葺石があったのかしら?

 

 

 

 

発掘されていないので詳細はわかっていませんが、発掘調査がされている10号墳が1号墳と相似形をしておりているため、埋葬部は10号墳と同様に粘土槨ではないかと考えられています。

 

目視では道路を隔てた向こうに、10号墳のある山が見えたんですけど。

 

 

境内にもう3つ古墳がsルの出、明日ご紹介しますね。