私自身、自閉症スペクトラムとADHDの診断済みで、9歳の自閉症+ADHD+学習障害(LD ディスグラフィア)の息子と、
7歳の息子を育てるワーママです![]()
学習支援業の事業主をやっています
この連載を、最後まで読んでくださったみなさんへ
今日は「その後の話」として…
トラウマ治療の最終段階と、
主治医との対話から私が受け取った言葉を、
ありのまま綴ります。
主治医に、すべてを話しました
トラウマ治療の過程で、
封じていた感情や記憶が戻ってきたこと。
それがあまりに苦しくて、
私は「反対の行動」に出ました。
…つまり、“トラウマを与えた当事者に会いに行く”という選択です。
だけど彼は、
謝るどころか私を責め、人格否定までし、
発達障害のことまで「未来を否定する材料」に
使ってきました。
最終的に、私はそれらすべてを、
夫に話してしまいました。
私に起きた、性的なことも含め
トラウマの内容も全部、
包み隠さずに。
しかし、私の予想とは反して、
夫は、私や過去の私を否定することなく、
ただ静かに私を受け止め、支えてくれました。
そのことも、全部、主治医に伝えたんですね
医師がくれた言葉
主治医(女性)は、私の選択に対して
こう言ってくれました。
「あなたの選択は、すごくよかったですよ」
「トラウマを身近な人に話すことは、
治療として非常に効果的なんです」
と…
私は、これまでずっと、
「こんなトラウマの話をするのは
相手に負担をかける」と
思い込んでいました。
でも医師は、はっきり言いました。
「信頼関係は、痛みを共有してこそ深まるのです」
「あなたは、回復のプロセスを“自分の力”で進めたんですよ」
絶対に謝らない人のこと
元彼のことを話すと、医師はこう続けました。
「〇〇さん(私の苗字)、世の中には“絶対に謝らない人”って必ずいます。
きっと、その彼もそうだったし、
あなたのご両親もそうかもしれません」
「でもそれは、あなたの価値とは無関係で、“その人たちの限界”だから。」
「あなたが罪悪感を抱く必要なんて、
まったくないからね」
そして、主治医はこう続けていました。
「だけどね、彼は“あなたにしたこと”を覚えていると思いますよ〜![]()
人は罪悪感を感じているからこそ、
必死に否定するんです。
あなたに会いたかった気持ちは確実に
あったと思うし![]()
だから、ノコノコ現れたのでしょうね。」
医師のこの言葉で、私はようやく
「私が軽んじられたわけではなかった」と、
納得することができました。
「忘れること」への考え方が変わった
医師はこうも言いました。
「今は、解離していた感情や記憶が戻ってきて、
辛いでしょうね。
きっと、今まで忘れていたことが、
たくさん思い出されたでしょう。
生き抜くために、
忘れたふりをしていたんだよね。」
「でも大丈夫。
このあと、“忘却の時期”が必ずやってきます。
それは“なかったことにする”のではなくて、
“もう追いかけられずに済む場所へ、過去が静かに帰っていく”ということなんです」
「それは逃避ではなく、
回復の最終段階なんですよ」
この言葉に、私は救われました。
「私が感じてきたこの変化は、
お医者さんからみても、
ちゃんと“回復の道”だったんだ」と
安心できたのですね![]()
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「過去を消す」のではなく、「正しい位置に戻す」
私はこれまで、
「忘れてしまったら終わりになる」
「嫌な思い出を忘れられない自分は未熟だ」
──そんなふうに思っていました。
でもそうじゃないとわかりました。
過去は、無理に消すものじゃなくて、
“私の人生の正しい位置”に戻してあげればよかっただけだったんです。
夫の言葉に救われたこと
「あなたには、
過去の自分ごと、愛してあげてほしいな。
だって、あんなに頑張ってきたんだから」
これは、夫が私に言ってくれた言葉です。
この言葉を受け取り、
私はようやく気づけました。
必要だったのは、
過去を憎むことでも、
封じ込めることでもなくて、
不恰好だった過去の私ごと、
“自分が自分を愛せるかどうか”だったのかなと。
自分が一番、
自分を愛せていなかったことは、
きっと確実にそう…。
そして…、
「終わりは、誰かの言葉や諦めで
やってくるものではなく、
“静かに、自分の中に訪れるもの”なんだ」
と気づけたことが、
何よりの癒しになりました。
トラウマを「物語」に変えるということ
この連載で書いた出来事は、
私にとって“ただの傷”ではありません。
過去を「なかったこと」にすることはできない。
でも、「語ること」で、
自分の人生の一部に変えることはできるんですね。
それが、私が受けてきた
Stairs Narrative Therapy
(ステアーズ・ナラティブ・セラピー)の
本質なのかもしれません。
最後に
この連載を、最後まで読んでくれた皆さんへ
あなたがいてくれたから、
私はこの話を書けました。
過去は“ただの痛み”ではなく、
“意味のある物語”になったんです。
本当は、ここまでリアルに出すことには
迷いもありました。
だけど、どこまでフェイクを混ぜていいか
難しいし、
リアルに出さないと伝わらない感じもしていたし、
しかし、リアルに出せば出すほど、
身バレのリスクもあるし、
そもそも今だって、これを
「身内が読んだらどうしよう
」という
恐怖感もあります。
そして、
「こんな話、誰も知りたいわけじゃないかも。
誰にも求められていないのに
こちらのバレリスクだけ増えるなら
やる意味あるんだろうか…」と、
こちらも
怖くなることもありました。
でも…
トラウマ治療のリアルな情報って、
あまりにも少ない。
だってやってみたらすごくわかりましたが、
トラウマ治療の話を
書き綴ることはすごく大変です。
だからこそ、
今の私だから伝えられることが
あると思ったんですよね。
これで、この連載はいったん終わります![]()
サロンでは引き続き、
コメント欄開放していますが、
こちらのコメント欄は数日で
閉じる予定です。
みなさんから届いた言葉たちは、
私の未来を支えてくれる宝物です。
本当にありがとうございました。
これからの私は…
私は、もう「トラウマを抱えた自分」ではなく、
「いまを生き、未来を創る、私自身」として、
人生を選び直していきます
苦しかった記憶が、
完全になくなるわけではありません。
今でも、フラッシュバックがないわけじゃない。
でも私は、何度でも自分にこう言います。
「だけど、あなたは一生懸命だったよね」
「あなたは頑張っていただけなんだよ」
「もう、怖い人はいないからね」
そして──
「私が、私をいちばんに愛しているよ」と…
✒ご精読ありがとうございました
「終わり」は、終わりではありません。
それはきっと、新しい章の始まりで。
ここまで読んでくださったあなたの時間に、
心から感謝をこめて。
私のサポートデスク、
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良かったものだけ、
少しずつ載せていってます。
いつもありがとうございます![]()






