知的障害と療育手帳

私は自閉症スペクトラムとADHDの診断済み
6歳の自閉症＋ADHDの息子と、
3歳の息子を育てるワーママです

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知的障害と療育手帳の有無

うちの長男は、

知的障害有りの自閉症です。

IQ等の詳しい値については、

様々な理由を考慮し、

現在は公開を避けますが、

療育手帳に該当する値になります。

3歳から毎年受けている新版K式、

そして今年の春ごろに、

田中ビネーを児童相談所で受け、

療育手帳を発行して頂く流れになりました。

ずっと、ぼんやりとしていた息子の知的障害でしたが、

やはり証書として手帳が来た時は複雑な心境になりました。

【この子の知的障害が公的に認められてしまった。】

という重たさがあったのです。

そして、我が子にとって、

初めての身分証が、

障害者手帳になったことが

すごく、すごく苦しかった。

また、

この写真の息子の笑顔がとても可愛くて、

それもまた、胸を締め付けました。

障害児の母親として

色々葛藤はありましたが、

私は、これが彼のアイデンティティなのだと親が認めてあげないと、1番苦しいのは本人になってしまうと考えています。

発達障害当事者の私自身、

(長男出産後、病院にて診断済み　手帳所持)

ずっと『普通の人』に当てはめようと

親や時代にねじ込まれて、

すごく苦しかったので…

そして私は、

【知的障害があるけど、良い大学に行かせたいとか、高収入を望みたい】

とか、そういうことは全く思わないんです

(もし、本人が望むなら別ですが…)

私はただただ、

『息子達が、周りから愛されて、納税できる暮らしを送る男性』になってもらいたい。

本人が幸せで、

自立していける道なら、

それに高学歴も、

高収入も伴わなくて良いと思っています。

この考えは

ずっと変わりません。

(高学歴で高収入の方を否定しているわけではないのであしからず…)

そのために、

家庭学習、家庭内療育…

我が子のダメなところにも目を背けずに、

家庭でできることは取り組んでやろうと思ってます。

息子の収入見込みが少ないなら、

それを見越したお金の使い方や暮らし方を教えていけたらと、今勉強中です…

ということで、今日は、
うちの子の知的障害について書いてみました

実は、療育手帳が届いたのは夏前でしたが、
なかなかこれについてのブログは書く気になれないでいたのです

しかし、
最近、私がアスペルガー(知的無しのASD)と
公言しているからか、
息子もアスペルガーや高機能自閉症と思われているのかな？と感じるようなメッセージやコメントを頻繁に見かけるようになっていたので、
今日は勇気を出して、書いてみました。

知的障害有りの場合の独特な困り感は、
日常的にたくさんありますし、
知的障害の世界は、私にはない世界なので、彼の思考は、
私には非常に想像しづらいところも
ありますが、
なんとか仲良くやっていきたいと思ってます。

家での学習の取り組みについて、
ちょこちょこ載せていますが、
あくまでも【知的障害有り】の発達障害児の家庭学習です。

よくメッセージでもいただきますが…
私は普段仕事では、
お受験に関わる立場ではありますが、
対息子への家庭学習においては、
受験を全く意識していません。

なので、ご期待に添えないところもあるかもしれませんが、
温かい目でみてくださるとありがたいです

ちなみに…
知的障害有りの息子ですが、
家庭学習を工夫して、

二桁同士の暗算
分数の理解
100ます計算
ＰＣ使用でscratchで命令
お金とおつり
時計と時間
英語で日常的な要求

は結構できるようになってきてます。

しかし、

音読、
全てのひらがなを書くこと、
ストーリーの理解、

は、すごく苦手で課題が沢山あります…

絵本も苦手で、
本を読む楽しみを知らずに来ているので、
当面はこの辺りが課題ですが頑張ります