私自身、自閉症スペクトラムとADHDの診断済みで、8歳の自閉症＋ADHD＋学習障害(LD ディスグラフィア)の息子と、
6歳の息子を育てるワーママです
学習支援業の事業主をやっています
私は毎月、
精神科に通っている。
ADHDの薬、
【ストラテラ】を処方してもらうためだ。
精神科へ通うようになったのは
長男が2歳の頃、
発達障害の診断がつき、
その後、
『もしかしたら自分も…
』と
思うようになったことがきっかけだった。
当時は
昼から酒を飲みながら
育児することをやめられず、
自分に似た特性を持つ息子へ
絶望しかなかった。
自分には黒歴史しかないし、
未来へ希望などないと
当時は
自分自身に絶望していたからである。
夫に良く似た次男に対しても
申し訳なさしかなかった。
『わたしがママでごめんね
』
次男は
生後4か月から
長男の療育に付き添わせていた毎日。
私は酔っ払いながら、
だけどそれを隠しながら過ごしていた。
酒を飲んだ自分でないと
人と関わるのが怖かったのだ。
おんぶ紐に次男を入れて、
毎日毎日
言葉が出ず、
他害も頭打ちも癇癪もひどい
長男の療育に付き添った。
私に似て夜寝ない長男を
【疲れさせるため】
夜の公園もはしごした。
昼間、
ほかの子がいる公園では、
トラブルが起きることに
疲れていたからだ。
所謂、
「普通の子」を育てている
お母さん方が眩しすぎて。
私に似てしまった息子へ
申し訳なさすぎて。
もう消えてしまいたかった。
あれから6年経ったかな…
いま、子供たちは、
精神科の先生方が大好きだ。
あの病院の空間も、
スタッフの方々も
子供たちは
とても好いている様子。
そんな様子を見て、
私は心の底から思うのです。
『もっとはやく
ここに来たかった』と…
私の母親は、
【精神科になんか行ったら終わりだ。
精神薬なんて飲んだら廃人になる】
というイメージを
固く持っていた人で、
このような言葉を
直接口に出す人だった。
だから私は、
大人になって、
よっぽど困るまで、
精神科に行けなかったんだ。
できれば私も
もっともっと小さな頃に
母親と精神科に通って、
診断を早期にもらって、
きちんとした療育を受けてみたかった。
おそらく私は
支援級に通っていただろうが、
もし、
そうなっていたら
私の人生は
どのように変わっていただろうか…
私の1番古い記憶は
妹が生まれる前、
1歳くらいの頃の記憶です。
生まれ落ちたときから
感覚過敏の世界で生きてきた私の記憶は
感覚の記憶がものすごく色濃く残っている。
外に出ればいつも白くて、
いろんな匂いが混じっていて、
寝るときは、
「このまま起きられなかったらどうしよう」
という死の恐怖を
生まれつき持っていた。
だから私はなかなか寝ない子供で、
母を苦しめていたんだった…
【つづく】
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