Crazy Ken Band(CKB)の25枚目のアルバム『華麗』が9月3日にリリースされます。25枚という枚数もさることながら、どのアルバムも高いクオリティで、シングル以外にアルバム曲がまた素晴らしいのがCKBです。
ということで、華麗なるCKB25枚目のアルバム発売を記念して、当サイトの管理人が選ぶCKBソング100曲を紹介したいと思います。音源は基本的に公式のものを張っていますが、ないものについては検索ページを出しています。
3回目は2003年に発売された5枚目のアルバム『777』(オリコン14位)、2004年に発売された6枚目のアルバム『Brown Metalic』(オリコン13位)、2005年に発売された7枚目のアルバム『Soul Punch』(オリコン9位)までになります。世間にCKBの存在が知られるようになり、2005年にはヒット曲「タイガー&ドラゴン」をタイトルとしたドラマが放送されて、主題歌となった「タイガー&ドラゴン」が再発売されています。
横顔 2003
アルバム『777』に収録されている曲。実は私がCKBの全ての曲の中で最も好きな曲がこの「横顔」。女性が主人公で、年が離れた若い彼と別れる曲ですが、その歌詞、メロディ、構成がとにかく完璧。歌詞が切なすぎて泣けます。
金龍酒家 2003
こちらもアルバム『777』に収録されている曲。CKBはホーム横浜に横浜中華街があることもあって中華街や中華料理屋をテーマにした曲が多いですが、その代表的な曲。中華っぽいアレンジが入ってはいるものの、全体は軽快なAORなロックサウンドで、ストーリー性のある歌詞に合わせて、曲は複雑に展開します。
あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。 2003
アルバム『777』に収録されている曲で、7枚目のシングルとして矢沢永吉さんのカバー「甘い日々」とカップリングされていた曲で、オリコンでは24位を記録。タイトル通りにエンパワーな曲で、歌詞の中の「努力なんて言葉はカッコ悪いけど、努力なしでそれはなしえぬものだよ」という部分が特に心に響きます。
☆☆☆☆☆ 2004
6枚目のアルバム『Brown Metalic』に収録されている曲。Earth Wind & Fireのようなグルーブ感ただようソウルナンバーですが、地元横浜への愛情を込めて5つ星(☆☆☆☆☆)というタイトルが付けられてます。なんといっても、間奏の花火のくだりがロマンチックです。
レコード 2004
同じく『Brown Metalic』アルバムに収録されている曲。レコード、今で言えばビニールレコードになるのでしょうが、そんなレコードの愛情と男女の感情のもつれについて歌った歌で、70年代シカゴのようなメロディが端々に織り込まれているのが素晴らしい。
あぶく 2004
『Brown Metalic』に収録されている曲で、8枚目のシングルとしてカットされてオリコン35位を記録しています。映画「約30の嘘」に使われていることもあって、CKBらしくないクセが少なめの王道ポップソングで、伸びやかなサビメロが魅力。
シングル「あぶく」にカップリングされている曲で、m-floと野宮真貴をフューチャリングしています。M-floのアルバムに収録されている曲の方はお洒落なボッサな感じですが、CKBのシングルは「満漢全席仕様」となっていて、こちらは西アジア風メロディのループに合わせたヒップホップナンバーになっています。まるで洋楽のヒップホップのようなカッコイイサウンド。
木彫りの龍 2004
アルバム『Brown Metalic』に収録されている曲。日本のテレビで一世風靡したザ・ドリフターズの番組「8時だよ全員集合」のエンディングで流れた「いい湯だな」を思わせるズンタタのリズムで、タイトルの木彫りの龍を見ながら若い頃の昔の時代に思いをはせてタイムスリップするという曲。途中の怪しい展開はCKBでしか作れない独特の世界です。
男の滑走路 2005
アルバム『Soul Punch』のオープニング曲。まるで映画のようなゴージャスなスコアサウンドに横山剣さんが思う男の生き方、世界が歌われます。歌詞一つ一つが心に刺さりまくって、最後に映画のエンディングのようなきれいな終わり方も素晴らしい。
流星ドライヴ 2005
アルバム『Soul Punch』に収録されている曲。エンディング手前の曲という位置づけながら、歌詞メロディとともにカップルの楽しかった時の終わりとライブの終わりが重なって、ライブ終わりに演奏される曲。躍動感あるリズムに美メロの競演という感じで、流星ドライブというロマンチックなタイトルもうなずけます。