決めることが多すぎると、人は動けなくなる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

例えばレストランにランチを食べに行った時、

メイン料理が数種類から選べたりすると

一番気分にあったものが食べられます。

 

ノートを一冊買うのにも

カラーバリエーションがいくつかあると

「この色がいいな」なんて思ったりします。

 

「選べる」って、楽しいですよね。

 

でも、「選ぶ」があまりにもたくさんあると、

人はちょっと疲れてきてしまいます。

 

さっきのランチメニューもそうです。

メイン料理や飲み物を選ぶだけなら楽しいですが、

 

飲み物を5種類の中から1つ、

前菜を3種類の中から1つ、

メインも3種類の中から1つ選んで、

そこにかけるソースも4種類の中からご自由に。

ついでに「パスタとリゾットどちらがいいですか」なんて言われて、

最後にはずらりと並んだデザートを見せられて「どれかおひとつどうぞ、食後のお飲み物は…」

 

いや~、疲れる疲れる。

もちろん楽しめる人もいるでしょうが、

私は考えるだけでグッタリしそうです(笑)

 

もしそのあとにスーパーで食料を買おうなんて思ったら

何を買ったらいいのか分からなくなるかもしれません。

 

選ぶ自由があるのは良いことだけど、

あまりにも選択肢が多いと、人は疲れたり選べなくなったりするんですよね。

 

これを「決定麻痺」なんていったりします。

 

1日の終わりにネットショッピングをしちゃうと買いすぎちゃうのも、決定麻痺のあらわれかも。

 

もうすでにいろんなことを選択してきた「お疲れ様」な脳で商品ページなんかを見ていれば、頭は正常に働かないので「買っちゃえ」となるんですよね~。

 

ということは、

大事な選択は午前に行うようにすることで、決定麻痺の影響を少なく出来るかもしれません。

 

そして、「そんなに選ぶ必要がないもの」は型を作ってその通りに動くようにすると、決定疲れも起きにくいかも。

 

生活って、実は選択と決定の繰り返しですからね。

 

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