「休む」と「疲れが取れる」は全く別物!② | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日の続きです。

 

疲れは、休んだら取れるとは限りません。

むしろ休むことでもっと疲れてしまった…なんてことがあるくらいです。

 

例えば、私たちはあまりにも時間に余裕があると

過去のつらかったことや将来に起きそうなマイナスな出来事を考えて、落ち込みやすくなってしまいます。

 

 

「忙しい」とか「やることがたくさんある」のをあまり良いことではないと感じる人もたくさんいますが、

 

かといって時間が余分にあると、逆に「いま考えなくてもいいこと」を考える余裕が出てきてしまうので、むしろネガティブになりやすかったりするんですよね。

 

ゴールデンウィークなどの長期休暇明けに仕事に行けなくなる人が多いのは、こういう側面もあったりします。

 

そして、単純な身体の不調なら「たくさん寝てゆっくり休む」が有効な場合も多いのですが、メンタル的な不調からくる疲労感の場合は、その中身によっても疲れの取り方は変わってきます。

 

たとえば仕事に対して

 

・やっつけ仕事感でやっている

・自分はたいした仕事が出来てないと感じる

・目の前の仕事をこなすだけで変化出来てないと感じる

 

こんな気持ちでずっと働いているのは、身体は平気でもメンタルがすごく疲れるんですよね。

 

 

自分の無力感・停滞感に疲れている時に「休む」という選択をとっても、その人の停滞感はあまり変わらないかもしれません。

 

反対に、「今日も頑張ったな!」「いい仕事が出来たかも!」という気持ちを持つことが出来ると、

休んだり寝たりしても取れない疲労感がふっと軽くなります。

 

 

疲れを取る、っていうのは

必ずしも「休めばいい」というものではありません。

 

だからこそ、自分が一体何に疲れているのか

そこからどうやって回復したらいいのかを

一緒に考えていきたいですね。

 

 

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