人間関係を、あきらめる② | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

昨日の続きです。

 

人間関係やコミュニケーションが苦手で

自信がない人はどうするといいのでしょうか。

 

 

 悩みを軽減したい場合

 

カウンセリングで人間関係やコミュニケーションの苦手意識を減らしたり、不安を取り除きたい時は、まず悩みのルーツや状況を一度整理します。

 

ここをしっかり確認することで、その人にとっての「悩みの意味」が見えてきます。

 

その人がその悩みを持っている意味が見えてくると、

 

・コミュニケーションのトレーニングをしたほうがいいのか

・不安感を軽減するワークをしたほうがいいのか

・そもそもトラウマの軽減を目指したほうがいいのか

 

…なんてことも少しずつ見えてきますよね。

 

方法はもちろんひとつとは限らないけれど、

こういう方法を普段のカウンセリングの中に取り入れていって

お悩みの軽減を目指します。

 

でも、実はもうひとつ

「あきらめる」

という選択肢もあるんです。

 

 

 人間関係をあきらめる?

 

「あきらめる」という言葉を使うと

なんかすごくネガティブに思えるかもしれませんが、

私にとってはむしろ前向きで、小ざっぱりした選択肢です。

 

人間関係やコミュニケーションに悩んでいる方の中には

 

「よくよく考えると、別に自分は他人とコミュニケーションをそんなにとりたくないし、人間関係も多くなくていい。むしろ飲み会とか行きたくない!」

 

なんて方も一定数いらっしゃいます。

 

そう、人間関係やコミュニケーションがうまく出来ずに悩むことが嫌なだけで、「人間関係やコミュニケーションをとりたいか?」と聞かれると、意外と「NO!」な人もいるんですよね。

 

 

こういう方の場合は、悩みや不安は軽減しつつも

「人間関係やコミュニケーションをうまくやるのはあきらめるか~」みたいな割り切り感を持った方が、案外生きやすくなったりもするんです。

 

だって、その人が生きやすくなるのなら、別に人間関係やコミュニケーションが得意だろうが不得意だろうが、本当はどっちでもいい

 

人間関係やコミュニケーションがうまく出来ないと自分は生きづらいはずだ、という固定観念の方が、むしろその人を生きづらくさせている可能性だってあるんです。

 

だから、悩みはいつでも解決しなきゃいけないわけじゃない。

 

「あ、この悩みを持つこと自体、自分にはそんなに必要ないじゃん!」と気づくことの方がよっぽど大事な時も、実はあったりします。

 

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