仕事なんてしたくない!!という人がいる一方で、
実は「仕事をしてないと落ち着かない!!」という人もいます。
朝から夜まで働いて
家に帰ってからもずっと仕事のことを考えて
休日になっても「職場から連絡が来るかも」と思うとスマホを手放せない。
とにかく仕事が最優先になるので、息抜きや誰かと約束していた用事をキャンセルしてでも仕事をしようとしたりもします。
で、そういう生活が理想なのかと聞かれると
そうでもなかったりするのですが、
なにせ仕事のことが気になって気になって仕方ないので
人から言われなくても、ほとんど自発的に「ずっと仕事をしている(もしくは仕事について考えている)」状態になってしまうんですよね。
こういう状態を、「ワーカホリック(仕事中毒)」と言います。
仕事を「したいかどうか」はさておき、
ワーカホリックの人は仕事が自分の存在意義に直結しているような感覚になってしまいがちで、
■仕事からの連絡にすぐ対応できないとものすごく後悔(もしくは焦り)を感じる
■頑張っている自分じゃないと認められない
■仕事で認められたり褒められるともっと頑張らないとと感じる(逆に注意されたりがっかりされそうな場面でかなりダメージを受ける)
…など、仕事が仕事以上の価値と重みをもっているように感じます。
仕事熱心なことは良いことだし、
仕事が自己評価に影響を与えるのも当然です。
でも、家族や健康を損ねてまで
追い詰められるような気持ちで過剰に働いている場合は
少し足をとめて、
「この生活を10年後も出来るかな?」と
考えてみるのもいいかもしれませんね。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。