いつも恋愛がうまくいかない、
違う人と付き合うのに同じようなパターンで失敗する、
そもそも好きな人とは付き合えない、
好きになってもすぐ嫌になってしまう…
カウンセリングでよく聞く恋愛のお悩みです。
でも、恋愛がうまくいかない人が取り組むべきなのは
恋愛じゃなくて「幼少期の親子関係」だったりします。
なぜなら、恋愛と家族関係はものすごくつながりが深いから。
幼い頃、私たちは家族の中で「愛され方」や「人との距離感」を学びます。
そしてその参考書をもって、社会に出ていきます。
例えば親が気分によって態度をコロコロ変えるような環境で育った人は、大人になってからも「愛されるには努力しなければならない」と思っていたりします。
もちろん、誰かに愛されたいと思って努力するのはある程度当たり前。
でも、こういう親の元で育った人の努力というのは、基本的に「不安定な相手に愛される努力」になりがちなので
良い恋愛が出来るかと言われるとそうでもなかったり。
あるいは、「親の背中を見て育つ」パターンで、自分が恋愛相手に対して不安定で気分屋になってしまうケースもあります。
こうなると、自分から関係を壊しにいってしまうので、関係が長続きしないだけじゃなく、苦しい終わり方をすることもしばしば。
さっき
人は幼少期の家族との関わりで「参考書」をGETして
それを社会に持っていく、と書きましたが、
恋愛関係は社会的な人間関係の中で最も親密なコミュニティなので、
ある意味最も「家族」という原型が再現されやすいシチュエーションなんです。
続きます
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