スヌーピーに出てくる「ライナス」という子が
いつも同じ水色のブランケットを持ち歩いているのは結構有名ですね。
(ライナスの安心毛布、なんて呼んだりします)
特定のものを肌身離さず持ち歩こうとする行動や
特定の物を触っていると安心できるという心理は
小さい子供に起こりやすいと言われます。
心のお守りといいますか。
それがあると安心できたり、時には苦手な場所に行く勇気につながったり、とにかく子供のメンタルを支えてくれる材料になりうるわけです。
でも、この心の安心材料を、大人になっても持っている人って意外とたくさんいる気がするんです。
ライナスと同じように「この毛布じゃないと安心できない」という人とか、
不安になるとつい触ってしまう物がある人とか。
なんとなく柔らかい布やふわふわした素材にこだわる人が多いのは、
触ったときの柔らかい感触が愛着を呼ぶからかもしれません。
この、特定の物で安心を得ようとすることを
「ブランケット症候群」
なんて言ったりします。
症候群という名前がついているものの
生活に支障がなければ「直さなきゃ」と思う必要もないような気がしますね。
ただ、物はいずれ壊れてしまったりボロボロになってしまうので、「なくなったら不安!!」という気持ちが強い場合は
対処を考えてもいいのかも。
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