周りの環境に合わせようとしすぎてしまう【過剰適応】 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

 

 

【お盆閉室のご案内】

8月13日~16日までカウンセリングルームが閉室となります。

ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願いいたします

 

会社にいる時の自分、

家族と一緒にいる時の自分、

友達と遊んでいる時の自分、

1人でいる時の自分。

 

人には多かれ少なかれ複数の顔を持っていて、

環境や周囲の人に合わせてさまざまな顔を使い分けて過ごしています。

 

誰とどこにいても自分は全く変わらないよ!という方もいるでしょうが、それはどちらかというと少数派です(笑)

 

だいたいの人は、いくつかの顔を使い分けることで

環境と自分をマッチ(適応)させて、

その場にいやすい状態を作ろうとします。

これは通常「ごく普通」な心の動きです。

 

 

でも、この「適応させよう」をあまりにもやりすぎてしまうと

【過剰適応】という状態になるんですね。

 

過剰適応というのは、言葉の通り「過剰に適応しようとしすぎている状態」のことを指します。

 

何事もやりすぎは良くない、とよく言いますが

適応も、やりすぎると心に大きな負担がかかります。

 

 

例えば、ハードワークで体がボロボロなのに

「まだまだ元気!みんなも深夜まで残業してるし」

と思いこんでしまって、ある日突然体を壊してしまったり、

 

会社でなんでもバリバリこなしている自分と

1人でメソメソしている自分のギャップが

だんだん苦しくなってきたり、

 

周りの空気を読もうとしすぎて、

いつも緊張していたり、誰かのちょっとした言動に

敏感になってしまったり…。

 

そう、過剰適応って、「適応できている」わけじゃないんです。

 

キャパを越えてやりすぎているのに

自分では「適応しなくちゃ」を止めることが出来ない状態。

 

そして、頭の中の「私はこうあらねば」が強まって

実際に必要な「適応」を通り越して頑張りすぎる状態。

 

それが過剰適応なんです。

 

なんかしんどいな、と感じたら

早めに対処をしたいですね。

 

 

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