この前までのさらにさらに続きです。
ちょっと数日空いてしまいましたが(-_-;)
さて、エリク・H・エリクソンというアメリカの発達心理学者は、人生を8段階に分けて考えました。
それがこんな感じです。
①乳幼児期(~1歳半)
②幼児前期(1歳半~3歳)
③幼児後期(3~6歳)
④学童期(6~13歳)
⑤青年期(13~22歳)
⑥成人期(22~40歳)
⑦壮年期(40~65歳)
⑧老年期(65歳~)
それぞれの段階には「課題」があります。
そしてどうやらこの課題をうまく克服できるとイイものが手に入るらしいのです。
前回は⑤の青年期について書きました。
今日は⑥成人期についてです。年齢的には22歳頃からを指しますが、発達段階的にはもう8段階中の6段階目に突入です。
22歳というと、大学や専門学校に通っていた人がそろそろ社会人になるくらいの年齢ですね。
学校を卒業して社会に出ることで、これまでとはまたがらっと生活が変わります。
やることも、人間関係も、自分の暮らし方も。
制限もあるけれど自由にもなって、いよいよ自分の人生を自分の責任で生きていくという感じが増えていきます。
さて、意外かもしれませんが、この22歳~40歳の間に私たちの中に生まれる課題は「親密」なんです。
社会性とか自立じゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、
発達段階的には、実は恋人をはじめとした他人との関係を親密に作っていくのがテーマだとされています。
職場の信頼できる人との関係や
恋愛から結婚に発展する親密な関係を経験することで
人は「幸福感」とか「愛」といった感覚をはっきり得ていくのかもしれません。
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