思春期を経て「ここにいていい感覚」を掴んでいく | 仙台駅前にあるカウンセリング ルーム まきび

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開設から16年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

この前までのさらにさらに続きです。

 

エリク・H・エリクソンというアメリカの発達心理学者は、人生を8段階に分けて考えました。

 

それがこんな感じです。

 

①乳幼児期(~1歳半)

②幼児前期(1歳半~3歳)

③幼児後期(3~6歳)

④学童期(6~13歳)

⑤青年期(13~22歳)

⑥成人期(22~40歳)

⑦壮年期(40~65歳)

⑧老年期(65歳~)

 

それぞれの段階には「課題」があります。

そしてどうやらこの課題をうまく克服できるとイイものが手に入るらしいのです。

 

前回は④の学童期について触れました。

今日は⑤の青年期です。

 

青年期は13歳~22歳頃のことで、だいたい中学生頃から大学卒業くらいまでの時期ですね。

 

この10年前後の期間は、いわゆる「私とは?」というアイデンティティに関わる問題に直面すると言われています。

 

関わる人が増え、

見える世界も広がり、

勉強や部活を通して様々な経験を積んだり役割を担ったりする中で、

人はだんだん自分について考える時間が増えていきます。

 

「私ってなんだろう」

「私の存在意義ってなんだろう」

「私にはどういう役割があるんだろう」

 

そんなことを考えながら、少しずつ人は自分を確立していきます(これがアイデンティティ)。

 

ここで、自分という存在と向き合いながらアイデンティティがしっかり確立していくことで、人は帰属感とか忠誠心をゲットしていきます。

 

自分がここにいていい感覚をもち、所属した中で役割をまっとうする力を得ることで、社会人として生活する準備が整います。

 

 

 

 

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