子供の時の夢 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

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「大きくなったら何になりたいですか」と聞かれると

子供はその時素敵だと思っている職業を答えます。

 

小さい時は、その夢が現実的かどうかなんておかまいなしに、

ただ憧れたものを、深く考えることもなく答えることが出来ていました。

 

今はどうだろう?と思ってみます。

 

大人になった私達が、何になりたいかと考える時、

「もしなんでもなれるんだったら…」といちいち前置きしなくてはならない気分になります。

 

もしくは現実的に実現可能な夢をさがしたり、

特にないけど、休みが欲しいな、とか今の不満を解消できる「何か」を望んだりします。

 

でも、大人になって「なりたい」と感じているものよりも、

子供の頃に「なりたい!」と思っていたものの中に、

 

自分の本当の姿があったりするかもしれない。

 

おもちゃ屋さんの店長になりたかった子の中に、

その子の自由が詰まっていて、

 

ピアノの先生になりたかった子の中に、

その子の願いがあったかもしれない。

 

かっこいいから、○○が出来るから、と子供はなりたい理由を簡潔に述べるけど、

それだけじゃないかもしれない。

 

そんな風に思ってみると、ちょっと面白い。

 

子供のままでいることはできないけれど、

自分の中の子供をちょっと遊ばせてみたほうが、人は生きやすいです。