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「大きくなったら何になりたいですか」と聞かれると
子供はその時素敵だと思っている職業を答えます。
小さい時は、その夢が現実的かどうかなんておかまいなしに、
ただ憧れたものを、深く考えることもなく答えることが出来ていました。
今はどうだろう?と思ってみます。
大人になった私達が、何になりたいかと考える時、
「もしなんでもなれるんだったら…」といちいち前置きしなくてはならない気分になります。
もしくは現実的に実現可能な夢をさがしたり、
特にないけど、休みが欲しいな、とか今の不満を解消できる「何か」を望んだりします。
でも、大人になって「なりたい」と感じているものよりも、
子供の頃に「なりたい!」と思っていたものの中に、
自分の本当の姿があったりするかもしれない。
おもちゃ屋さんの店長になりたかった子の中に、
その子の自由が詰まっていて、
ピアノの先生になりたかった子の中に、
その子の願いがあったかもしれない。
かっこいいから、○○が出来るから、と子供はなりたい理由を簡潔に述べるけど、
それだけじゃないかもしれない。
そんな風に思ってみると、ちょっと面白い。
子供のままでいることはできないけれど、
自分の中の子供をちょっと遊ばせてみたほうが、人は生きやすいです。