自分の不安感の強さや傷つきやすさを「生まれつき」のものだと思っていると、
「もともとの性格だからどうしようもないんだな」
と生きづらさを諦めてしまう事があります。
もちろん、生まれ持った性格というものはあるし、
もう少し言うと遺伝的な性格傾向として説明できる部分もあるので、持って生まれた気質ゆえの生きづらさは存在するかもしれません。
昨今よく使われている「HSP」なんて言葉も、
あくまで気質(生まれ持ったもの)のことなので
私はHSPかも?と思ったら、基本的には「その気質を持ちながらどう生きていくか」が課題になります。
でも、その性格が「持って生まれたものかどうか」はどうやって判断すればいいのかな?と考えると、これがなかなか難しい。
だから、「まずは心の傷を癒してみよう」となります。
不安がちな性格、怠惰な性格、ビクビクしてしまう性格。
そのどれもが、持って生まれた性格じゃなくて、心の傷が作った性格(症状)かもしれない。
心の傷が癒えた、本来のフラットな自分に戻る経験ってすごく貴重なんじゃないかと思います。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。