疲れやすさとトラウマ | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

突然ですが、

 

カウンセリングに初めていらっしゃって、

 

「最近体が疲れやすいので来てみました」

 

と言う方はまずいません。

 

 

 

身体が重い、だるい、胃が痛い、肌が荒れる…など、

 

身体的な症状や感覚がある場合、多くの人はまず真っ先に病院に行くと思います。

 

私でもそうします。(笑)

 

 

 

なのでこれは、あくまで体に異常がない場合の話ですが、

 

トラウマと「疲れやすさ」には実は関連性があると言われています。

 

ざっくり言うと、

 

トラウマを経験すると体のエネルギーが奪われる

 

みたいな感じです。

 

 

 

だから、トラウマのあるクライアントさんから話を聞いていると、

 

好きなことを楽しむ熱量がなくなった、とか

 

やらなきゃと思っても体が重い、とか

 

すぐ気力や体力が尽きてしまうようになった、とか

 

そういったことをわりと頻繁に耳にします。

 

 

 

そういう方にカウンセリングを続けてもらうと、

 

どこかの時点で

 

やりたいこと、やるべきことは描けるようになったけど、いまいち力が出ない、

 

という時期が来たりするんですね。

 

 

それは、トラウマは癒されつつあるものの、

 

失われた活力のようなものがまだ湧いてこないという状況なので、

 

今度はその活力を取り戻すためのカウンセリングに入ります。

 

 

そうすると、例えば

 

・ショッピング出来る時間が長くなった(疲れにくくなった)

 

・「もうひと踏ん張り」が効くようになった

 

・仕事から帰宅した後に、少し家事が出来るようになった

 

・3日坊主癖が消えた

 

など、内容はさまざまではありますが、

 

案外現実的な場面で効果を感じられることも多いようです。

 

 

ちいさな変化だと、本人が自覚しにくいものもありますが、

 

せっかくなら自分の「良い変化」には敏感でいたいですね。

 

自分は良くなっていっているぞ、という気持ちはとてもうれしいものですから。

 

いまトラウマの心理療法を受けている方は、ぜひご自分の疲れやすさにも注目してみてください。

 

 

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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。