昨日は、
にゃんこ大戦争を手放したら午前2時就寝が0時就寝になったという話をしていました。
ゲームをやめたらいつもより早く眠れて、仕事もはかどります。
(当たり前か)
問題は離脱症状です。
中毒や依存状態になっていると、
依存対象から本人が切り離された時に
離脱症状(禁断症状)というものがでてきます。
例えば、
アルコール中毒→アルコール離脱
カフェイン中毒→カフェイン離脱
大麻中毒→大麻離脱
〇〇薬中毒→〇〇薬離脱(〇〇の中に入る薬物がいくつかあるので割愛)
タバコ使用障害→タバコ離脱
などがありまして
これらの物質を大量の長期にわたる使用のあとに中断すると
その物質にあわせた離脱症状(例えば、うつに近い症状など)がでてきます。
参考文献
『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』(医学書院)
で、こういう話って
「中毒とか依存って、よっぽどのことを言うんでしょ?」
と思われがちなんですが
いやいや、意外と身近なもんですよ、と。
スマホが触れないとそわそわする、とか
甘いものをやめるともっと食べたくなる、とか
恋愛をしてないと落ち着かない、とか。
依存症には満たなくても、それに近い経験を持っている人は結構います。
私のにゃんこ大戦争も、
やめてみるとたしかにもやもやします。
なんとなく物足りないような。
タバコが吸いたいのに、吸えない人もこんな感じなのかもしれません。
ただ時間とともにこの気分が薄らいでいくと言われているので
とりあえず、目の前のことをやりながら、過ごしていきますかね。
ちなみに恋愛依存も相手がいなくなると離脱症状に近いものが出る人もいますよね。
A:時間がたてば、B:次の相手ができれば、という解決方法はつまりは
離脱症状と同じ、A:時間の経過が症状が薄まっていく。B:また依存対象を得る、ということでおさまっていきますよね。
恋愛は脳内物質のPEA依存だとおっしゃってる先生もいます。
ならばゲーム中毒も報酬系の脳内物質依存である(ドーパミンかな)
と思うと人間、なんでも中毒になれそうでなんだかな、です。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。